ヒル氏、シューマッハ復帰でFIAに公正さ要求
Damon Hill & Tony Blair (C)Renault F1 UK
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1996年のF1チャンピオンで、現在はBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)会長としてモータースポーツ界に貢献するデイモン・ヒル氏(39歳:イギリス)が、ミハエル・シューマッハのF1復帰を受け、次のようにFIA(国際自動車連盟)を牽制した。
「一度引退したドライバーにとって、再びF1にチャレンジするというのはそんなに簡単なことじゃない。
たとえそれがあのミハエル・シューマッハであったとしても、ね。
僕らはただ彼がどの程度やれるのか、見守っていくしかないだろう」
「シューマッハの復帰はファンにとって大きな関心事だから、来年は視聴者が増大するかも知れないね。
でもここで大事なのは、FIAがこのスポーツで公正な立場を貫くことだ。
今度のFIA会長はジャン・トッド。
彼がフェラーリ時代どれだけシューマッハと近い立場にあったかは誰もが知っていることだ。
それだけに、いささかの疑念も抱かれることのないようFIAは神経を使う必要があるよ」
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