ルノー、F1施設をプロドライブ社に売却か
いまだ2010年の体制が明確でないルノー・チームだが、これについて現在ルノー社の執行委員会がパリで検討中であると伝えられている。
同社のカルロス・ゴーン/CEOは、F1活動がその投資に見合ったものかどうか、他の役員に諮っているとされ、チームの行方には不安を持つ向きも多い。
Renault Factory (C)Renault F1 UK
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このところ有力になっている噂では、イギリス・エンストンにあるシャシー工場はプロドライブ社に売却、フランス・ヴィリーにあるエンジン工場だけを残し今後はエンジン・サプライヤーとしてのみF1に関わっていくというもの。
プロドライブ社は単独でもF1参戦するだけの能力があるとみられるが、ルノーの施設を加えることによりさらに規模を拡大し、今後弱小メーカーがF1に参戦する際の支援に当たるのでは、というもの。
デビッド・リチャーズ氏率いるプロドライブ社は、かつてスバルの下請けとしてWRC(世界ラリー選手権)で成功を収めた経験も持つ。
なお、同チームには小林可夢偉がパナソニックの支援を受け加入する、という噂もあるが撤退となればこれもご破算ということになりかねない。
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