マクラーレン、ライコネン断念でハイドフェルドか
トヨタ・チーム移籍の線も消え、マクラーレン・チーム移籍が唯一の選択とみられるフェラーリのキミ・ライコネン(30歳:フィンランド)だが、どうやらこちらも実現は困難になっているようだ。
独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が報じるところによれば、フェラーリから契約を解除されたライコネンには他チームでF1を戦う場合には1,000万ユーロ(約13億4千万円)、F1を戦わない場合には1,700万ユーロ(約22億8千万円)の『補償』を受け取ることで合意したという。
しかしマクラーレン・チームから示された契約金は500万ユーロ(約6億7千万円)ということで、これだと合算しても1,500万ユーロにしかならず、1年間休んだ方が高収入という皮肉なことになってしまうことになる。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1 Team
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こうしたことからライコネンのマネージャーは調印に難を示しているとされ、マクラーレン・チームではすでにライコネン獲得を断念、ベテランのニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)に関心を示しているというもの。
マクラーレン・チームのマーティン・ウィットマーシュ代表が、「ハイドフェルドはF1でもっとも過小評価されてきたドライバー」と語ったということもこの噂を後押ししているようだ。
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