ダイムラー社の決断に労組から批判の声も
Erich Klemm (C)Daimler Chrysler Media
日本のホンダやトヨタ、そして同じドイツでもBMWらがF1撤退を決める中、逆にブラウンGP買収という積極的な手に出たメルセデス・モータースポーツの母体であるダイムラー社の決断に対し、メルセデスの労組からは批判の声が挙がっている。
これは、ダイムラー社の世界従業員委員会のエーリッヒ・クレム会長が主張しているもので、「世界の自動車メーカーが置かれた困難な状況を考えれば、今回のマクラーレン・チームとの関係解消は、F1から撤退するいいチャンスだった。
それなのになぜダイムラー社のトップがF1活動のさらなる拡大を決めたのか、まったく理解できない。
いまは会社のリソースを市販車(乗用車)にこそ集中すべき時なのに」と、独『DPA』通信に指摘している。
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