マクラーレン、メルセデスから段階的に距離
Mercedes 100year Win (C)Mercedes Motorsport
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マクラーレン・チームはこれまでメルセデスからの資本参加も受け入れるなど強力なパートナーシップを築いていたが、今回メルセデスがブラウンGPを買収して独自チームを持ったことから、今後段階的にその資本関係を解消していく方向だ。
現在メルセデスはマクラーレンの株式のうち40%を、バーレーンのキャピタルが30%、ロン・デニス氏とサウジアラビアのマンスール・オジェ氏がそれぞれ15%ずつを保有しているが、今後マクラーレン側がメルセデスの保有する株を2011年までに漸次買い戻していくという。
ただ、両者の関係は今後も密接なもので、事実上今後のメルセデスGPで代表に就くとみられるメルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ氏も、「われわれはお互いにウィン・ウィンの関係。
コース上ではライバルだが、共にこのスポーツの発展のために手を携えて協力していく」と、語っている。
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