マクラーレン入りバトン、「伝統あるチームへの加入、名誉」
McLaren Trophies Display (C)McLaren Group
拡大します
晴れてマクラーレン・チームへの移籍が決まった2009年チャンピオン、ジェンソン・バトン(29歳:イギリス)は、この決定について次のように語っている。
「(B.A.R・ホンダ時代の2003年から)通算7年という長い時間を過ごしたチームを後にするのだから、それが容易な決断だった筈がない。
けれども自分自身のモーターレーシング人生において、正しい挑戦をすることは最も重要なことだと思ったんだ。
僕はこのブラウンGPでタイトル獲得したことを決して忘れないけれど、それでも新たなチャレンジに向かうことを望んだということ」
「このマクラーレンというチームは、この世界で誰もが認める目を見張るような実績を残している。
このチームでチャンピオンになったドライバーのリストを見れば、まるでF1紳士録のようじゃないか。
エマーソン・フィティパルディ、ジェームス・ハント、ニキ・ラウダ、アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、そして僕の新しいチームメイトとなるルイス・ハミルトンらだからね。
このチームは小さい頃からの僕の憧れだったし、いま現実にその一員となったことにはほんとうに感慨を感じているよ」
バトンの加入によりチームを去ることになったヘイキ・コバライネン(27歳:フィンランド)のほうは、しかしまだその行き先が決まっていない。
| 固定リンク
最近のコメント