ブラウンGP、「バトンのマクラーレン訪問契約違反」
ドライバーズ、コンストラクターズ・チャンピオンシップ双方をチームにもたらしながら、来季はマクラーレン・チーム移籍を決めたジェンソン・バトン(29歳:イギリス)に対し、ブラウンGPの首脳は「今年末までの契約満了までバトンをフリーにしない」との強硬姿勢を取っているが、その原因について英『ガーディアン』は次のように報じている。
McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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それによれば、ドライバーがチームの了解なしに他チームを訪ねることは契約で禁止されていたにも関わらず、バトンはマネージャーと共に無断でイギリス・サリー州ワーキングにあるマクラーレン・チームのファクトリーを訪問していて、このことが首脳陣には気に入らなかったようだ。
同チームのニック・フライ/CEOは、「年内にバトンができることには契約上制約がある」と牽制するが、一方マクラーレン・チームのスポークスマンの方は、「われわれは別にバトンの早期解放を要請している訳でもなく、活動に何も支障はない」と、涼しい顔だ。
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