トヨタ、富士でF1カーファイナルラン
Toyota Motorsports Festival 2009 (C)Toyota Motorsports
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今季限りでF1撤退を表明したトヨタ・チームだが、22日(日)富士スピードウェイを舞台に『モータースポーツ・フェスティバル2009』を開催、ヤルノ・トゥルーリ、中嶋一貴、そして小林可夢偉らがF1ラストランを行った。
会見では中嶋・小林いずれもが来季のF1残留希望を表明したが、具体的な展開はまだ見えていないようだ。
ドライバー ヤルノ・トゥルーリ:
「非常に多くのファンが集まってくれて、本当にうれしい。
ずっと応援してくれた全ての人々に、本当に感謝している。
日本のチーム、トヨタに長期間にわたって加わっていたというのは非常に素晴らしい経験だった。
今回の走行は、トヨタF1カーでの思い出に残るラストランとなった」
TDPドライバー 中嶋一貴:
「寒い中で多くのファンが最後まで見てくれて、素晴らしいイベントだった。
初めてトヨタF1カーに乗ることになり、僕自身、非常に興味深い体験ができ、その他の競技も大変楽しめた。
来年のことは、まだはっきり言えることは何もないが、精一杯、前向きに頑張って、来年もF1でレースができるように頑張っていくので、応援して欲しい」
TDPドライバー 小林可夢偉:
「14歳でFTRS(フォーミュラトヨタ・レーシング・スクール)に入って以来、常にF1という目標を目指して来た僕が、ラストランを担当するというのは複雑な気持ちだが、光栄にも感じる。
ヤルノと僕との2人が、最後のアブダビGPでしっかりダブルポイントを取って終えることができたのは、本当に良かったと思う。
来季については、TMGの方々が一生懸命、他のF1チームと交渉してくれているので、ドライバーとしての準備を怠らずに待ちたい」
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