「ルノー・チーム、2010年は参戦継続」との観測
Carlos Ghosn (C)Renault F1 UK
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ルノー社のカルロス・ゴーン/CEOがルノー・チームのF1参戦について今年末に決定するとしたことについて、すなわち2010年についてはこれまでとおり参戦するものだ、との楽観的な見方が行われている。
これはフランスの有力紙『レキップ』らが報じたもので、年末になってからの撤退決定はすでに2010年ドライバー(ロバート・クビサ)との契約も完了している中で時期的に困難であり、事実上2010年は参戦継続になるだろうとの見方をしているためだ。
また早期に撤退表明して結果的にチーム存続の道を得たBMWザウバーに対し、日本のホンダやトヨタらによる突発的な撤退の仕方がFIAから厳しい糾弾を受けているという事情もあるとみられる。
また同チームは先のいわゆるクラッシュ・ゲート事件により主要スポンサーの『ING』を失うなど資金的に苦境に陥っていることから、今から年末までにスポンサーを探せ、というゴーン氏独特の督励であるとも受け止められているようだ。
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