中嶋一貴(ウィリアムズ)、「いいとこなかった」
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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日本GPを15番グリッドからスタート、1ストップ作戦を採ったものの結局同じ15位でのフィニッシュとなったウィリアムズ・チームの中嶋一貴は、「いいとこがなかった」とホームグランプリとなる鈴鹿でのレースを振り返った。
「間違いなくとても難しいレースだった。
1ストップ作戦はある程度功を奏したとは思うけれど、コースでは終始トラフィックに悩まされてセーフティカー導入も僕にはメリットが生じなかった。
せっかくの母国グランプリなのに、いいとこがなかったね。
自己採点のしようもないよ」
また、一時セーフティカー導入時の減速が不十分だったと指摘されていたチームメイトのロズベルグはペナルティの難を逃れ、またポイント圏内の5位でフィニッシュした。
「今日は最初から最後まで全力を出し切ったね。
ここ鈴鹿でわれわれのマシンはそんなにスピードはなかったけれど、チームの戦略も良く、いい結果に結びついた。
この5位という結果には満足しているよ。
チームはこれまで34.5ポイントを獲得しているが、そのすべてはロズベルグによるもの。
今シーズンもあと2戦を残すのみ。
トヨタとの訣別も噂されるウィリアムズ・チームにおいて、いよいよ後がなくなってきた。
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