ブラジルGPフリー2回目、最速はアロンソ(ルノー)
ブラジルGPフリー走行2回目セッションは、なんとかドライでスタート。
天候の悪化を心配した各チームは、序盤から積極的な走行をみせた。
途中、わずかな雨はあったもののほぼ満足すべきコンディションで行われたこのセッションでは、トロ・ロッソのブエミが最速で終わるかと思われたが最後にルノーのアロンソがトップタイムを奪ってみせた。
ちなみにこのセッションでは出走全20台がトップから1秒以内という超接近戦を演じている。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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トップのアロンソのタイムは1'12.314で、午前のウェバーよりわずかに更新。
2番手になったブエミは1'12.357、アロンソとの差は0.043秒というわずかなものだった。
3番手ホームで好調なブラウンGPのバリチェッロ、4番手に午前のセッションで最速だったレッドブルのウェバー、5番手ブラウンGPのバトン、6番手トヨタのトゥルーリ、7番手レッドブルのベッテル、8番手ウィリアムズのロズベルグ、9番手フォース・インディアのスーティル、そして10番手がマクラーレンのハミルトンだった。
日本勢ではトヨタの小林可夢偉がタイムを上げ、午前より1.16秒短縮の1'12.869で13番手、チームメイトであるトゥルーリとのタイム差わずかに0.264秒まで迫ってみせた。
またウィリアムズの中嶋一貴のほうは1'12.929で14番手、こちらもロズベルグとのタイム差は0.296秒と順調な状態であることを窺わせた。
このセッションでは特にアクシデントや赤旗中断などはなく、唯一の出来事といえば20分過ぎに起きたララーニャ(7コーナー)でのリウッツィ(フォース・インディア)によるスピン劇だけだった。
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