日本GPフリー走行1回目、中嶋一貴2番手タイム
Heikki Kovalainen (C)McLaren Group
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ウェット宣言がされる中、日本GPのフリー走行1回目がスタートした。
雨は徐々に上がったものの、路面は最後まで完全に乾くことはなく、各車ウェットタイヤ、そしてインターミディエイトタイヤを装着しての走行となった。
最終的に最後はマクラーレンのコバライネンが0.292秒差でトップに立ったものの、このセッションを盛り上げたのは2番手になったウィリアムズの中嶋一貴、そして3番手になったフォース・インディアのスーティルの二人だったろう。
共に全日本F3時代にこの鈴鹿サーキットを走り込んだ日本育ちの二人は、常にタイミングモニターの最上位を争ってみせた。
4番手には復調の兆しが見えたかフェラーリのフィジケーラが移籍後初めて上位に食い込んでみせた。
以下、5番手トロ・ロッソのブエミ、6番手マクラーレンのハミルトン、7番手ルノーのアロンソ、8番手フェラーリのライコネン、9番手ブラウンGPのバリチェッロ、そして10番手ウィリアムズのロズベルグというトップ10。
トヨタ・チームでグロックの代役として緊急参戦した日本の小林可夢偉は、最終的な順位こそ19番手に留まったものの、長い時間トップ10内に留まるなどそれなりのスピードを示してみせた。
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