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2009/10/17

トヨタ ブラジルGPフリー走行の模様

第16戦ブラジルGP フリー走行初日
小林可夢偉、初日を順調にこなす

パナソニック・トヨタ・レーシングは16日、サンパウロのインテルラゴスで、今シーズンラスト2戦目となる、ブラジルGPのフリー走行を行い、幸先の良いスタートを切った。
日本GPで2位を獲得したヤルノ・トゥルーリと、鈴鹿で背中を痛めたティモ・グロックに代わり起用された小林可夢偉が走行した。

フリー走行1回目のインスタレーションラップを終えた小林は、その22分後、ガレージを出て、インテルラゴスのコースを攻めた。
彼はまず、ビデオゲームとスクーターでしか体験したことがないトラックを走行し、体感することに集中した。
トゥルーリは、セッションの途中で30分間の雨に見舞われるまで、空力のセッティングを評価し、一方、小林は確実にラップタイムを上げて行った。
セッションの終盤の小雨にも関わらず、両ドライバーとも、ブリヂストンのミディアムタイヤを履き続けた1回目のセッションを、順調に終えた。

午後のフリー走行2回目で小林は、1回目に引き続きレースの手順に慣れることに焦点をあてるとともに、トゥルーリとともにセットアップの評価を実施し、スーパーソフトとミディアムのタイヤの比較走行を行った。
灰色の雲が立ち込めたが、セッションの残り20分までドライコンディションが続いた。
小林は着実なパフォーマンスを示しセッションを終了、そしてトゥルーリも今週末の予選と決勝に向け、力強いポテンシャルを見せた。

Toyota Duo (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9 シャシー:TF109/06
フリー走行1回目:11番手 1分13秒326(トップと0.863秒差) 26周
フリー走行2回目:6番手 1分12秒605(トップと0.291秒差) 37周

「今日は全てうまく行き、通常の金曜日の作業を行った。
フリー走行1回目、2回目とも、雨に見舞われ、普通より難しいセッションになり、特に午前中は、グリップが全く感じられなかった。
しかし、天候が不安定の中、違うセットアップをいくつか試し、私たちは正しい方向に進んでいると思う。
このトラックではクルマの調子は極めて良く、大きな問題はなかったので、残りの週もこの調子を維持できればと願う。
前戦の鈴鹿で好成績を収めたので、モチベーションがあがっていて、その調子を維持できると思う」

小林可夢偉:カー・ナンバー10 シャシー:TF109/04
フリー走行1回目:18番手 1分14秒029(トップと1.566秒差) 27周
フリー走行2回目:13番手 1分12秒869(トップと0.555秒差) 40周

「今日は初めてF1を走行する週末を迎え、素晴らしい経験をすることができた。
また、ブラジルで走行するのも初めてだ。
このトラックはドライバーにとって面白く、とてもチャレンジングだ。
今日の作業はうまく行った。
にわか雨のために完璧な天候ではなく、トラックの表面の状態は不安定だった。
セッション中もコンディションが変わったので、セットアップの判断を適切にすることや、各コーナーの特徴を詳しく知るのが難しかった。
最後には、良いリズムを見つけ、クルマの競争力を示せたので、良い1日だった。
まだまだできることがあるので、エンジニアと一緒に、私にとって初めての予選に向けて、懸命に準備を続けたい。
予選を楽しみにしていて、自信を持って臨みたい」

ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「終日、難しいコンディションにも関わらず、私たちは良いスタートを切ることができた。
両セッションでのにわか雨は理想的とは言えないが、それでも、やりたかった多くの作業をこなすことができた。
ただ、少しだけ、天候に合わせてプログラムを変えなければならなかった。
2種類のコンパウンドのタイヤは、ほぼ期待どおりで、とても良い感触だ。
また、スーパーソフトタイヤのほうが、予想したよりもロングラン走行で少し良いことがわかった。
特に、難しいコンディションのことを考慮すれば、可夢偉が初めて走るコースで、彼の今日のパフォーマンスは、素晴らしかった。
今日の彼の走行は、喜ばしい限りだ。
いつものように、注意深く、データを見て、残りの週末に、クルマの性能を最大に引き出せるように、適切にセットアップをしなければならない」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「時折、雨が降る難しいコンディションだったが、トラブルも無く順調にプログラムを進めることができた。
また可夢偉は初めて走るコースながら、きっちりと、与えられた役割を果してくれた。
ヤルノはベテランらしくコーナーの続く難しいセクター2のベストタイムをマークするなどクルマのセットアップをリードしてくれた。
ティモが走れないのは残念だが、その分をカバーするつもりで、しっかりと予選の準備を進める」

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         「緊張はしていない。でも、とても興奮している」        [続きを読む]

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