日本GP観客数、前回を大幅に下回る
次代を担う新鋭、セバスチャン・ベッテル(22歳:ドイツ)がみごとなポールTOウィンを飾ってみせた2009年日本GPだったが、その観客数は2006年の前回より大幅に下回るものとなった。
Image (C)McLaren Group
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主催者の発表によれば、今回の日本GPでは初日の金曜日が3万1千人、公式予選が行われた土曜日が7万8千人、そして決勝レースの日曜日が10万1千人の計21万人。
今回は自由席なしのすべて指定席、そして世界的な経済不況ということを考えれば善戦したと言えそうだが、2006年の計36万1千人(日曜日は16万1千人)と比べればスタンドに空きが目立ったのも止むを得ないことか。
関係者によれば、鈴鹿サーキットの親会社であるホンダのF1撤退、そして現在唯一の日本人ドライバーである中嶋一貴(ウィリアムズ)の不振がF1人気に水を差したのでは、ということだ。
ただし総額200億円を掛けて改修されたパドックなど施設の評判はすこぶる良く、また今回もレース後の観客の感想は好ましいものが目立った。
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