ロウブ、ライセンス発給されずアブダビGP参戦断念
Sebastien Loeb/Redbull (C)Redbull Racing
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F1の今季最終戦アブダビGPへの参戦を計画していたWRC(世界ラリー選手権)チャンピオンのセバスチャン・ロウブ(35歳:フランス)だったが、FIA(国際自動車連盟)からF1参戦に不可欠のスーパーライセンスが発給される見通しが立たないことから、これを断念したことを明らかにした。
これは自身の公式サイトで明らかにしたもので、その中でロウブは「これは自分がF1に参戦する最大のチャンスだった。
今後、このような機会が再び訪れるとは到底思えない」として、事実上F1参戦の断念を示唆、さらに「今はGBラリーにすべての照準を合わせている」と、今日(23日)から始まるWRC最終戦への意欲をみせた。
以前にもトロ・ロッソやルノーでF1テストの経験を持っているロウブだが、今回の参戦計画もレッドブル・グループの支援によるもので、トロ・ロッソのシートが予定されていたとみられる。
なおWRCのほうでもロウブ(シトロエン)は目下ランキング首位のヒルボネン(フォード)とわずかに1点差と、6度目のタイトル獲得に向け正念場を迎えている。
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