シンガポール政府高官、「クラッシュ・ゲート」の影響憂慮
Rubens Barrichello (C)Ex.Honda Racing
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シンガポール政府の高官は、いまF1を襲う大きな政治問題になりつつあるルノー・チームによる故意のアクシデント事件、いわゆる「クラッシュ・ゲート」が来週に迫ったシンガポールGPに悪い影響を及ぼすことを憂慮する発言を行った。
これはシンガポール政府でF1レースを担当しているイスワラン貿易産業担当大臣が当地の『チャネル・アジア』で語ったもので、「この問題はF1にとって深刻なものだと思うが、しかしそれは専門的なことであり、われわれが手出しする範中のことではない。
われわれはただこうしたスキャンダルがグランプリの開催に影響を及ぼさないことを念じるばかりだ」と、不安の姿勢をみせている。
同大臣によれば、これまでのところシンガポールGPのチケット販売は順調で、予定のほぼ90%に達しているということだ。
ただ来週行われる世界モータースポーツ評議会の結論次第ではルノー・チームのシンガポールGP欠場という事態も考えられ、そうした場合には影響は免れないだろう。
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