フェラーリ社長、「アロンソ欲しいが来季はない」
L.Montezemolo & K.Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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イタリアGPの会場に姿を現したフィアット/フェラーリ・グループの総帥ルカ・モンテツェモロ社長は『サンタンデル』との契約に伴い再三噂に上がる『アロンソ獲り』について、「欲しい選手の一人であることは間違いないが、来季はない」と、スペイン紙の取材に語った。
「アロンソには実はミナルディにいる頃から注目していたんだ。
素晴らしい選手だし、彼も加入を希望するなら実現させたいと思っているし、きっといつかはそうなることだろう。
しかしいまウチにはライコネン&マッサという有力ドライバーがいて、彼らとの契約は2010年も有効なもの。
したがって、言われているような来季の加入ということは残念ながらないよ」
一時、今季で引退確実とみられたライコネンは前戦ベルギーで復活の優勝をみせるなどいまやすっかり跳ね馬の屋台骨を背負う大黒柱。
いまのところ2010年アロンソ加入の余地はないが、モンテツェモロ社長が描く秘策は1チーム3台エントリーの実現というところにあるようだ。
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