俊足メルセデス・エンジンに感嘆の声
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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昨日モンツァで行われた公式予選では、コーナーが少なくシケインとストレートが目立つ高速サーキットであることからエンジン・パワーが重要な要素とあって、ほとんどのマシンがフレッシュ・エンジンで臨んだとみられる。
そうした予選で、なんと上位7台中6台をメルセデス・エンジン搭載車が占めるという驚きの結果となった。
これについてメルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ代表は「ハミルトンの最終ラップは劇的なもので感動した。
しかし2位となったスーティルとフォース・インディアにも勝算を贈りたい。
これは彼らがどれだけ素晴らしい仕事をしたかの証明だ」と、控え目なコメント。
しかし現在ルノー・エンジンのユーザーで、来季はメルセデス・エンジンに色気を見せているとされるレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「フォース・インディアの躍進にも驚いたが、ほんとうの衝撃はメルセデス・エンジンの戦闘力だ。
搭載した6台がすべてトップ7に入っているというのだから、これは偶然の結果などではない。
メルセデスがいかに素晴らしいエンジンを用意したということの証明に他ならない」と、独『RTLテレビ』に語っている。
今回、唯一メルセデスに割って入ったのはフェラーリ・エンジン(ライコネン)1台だけ。(3-14-19-20番手)
ルノー(4台)は最高がアロンソの8番手。(8-9-10-12番手)
トヨタはトゥルーリ(11番手)だけがQ2に進出したものの、残る3台はすべてQ1で敗退。(11-16-17-18番手)
BMWに至っては2台共にエンジントラブルでストップする有り様だった。(13-15番手)
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