シンガポールGPはハミルトンがポールTOウィン
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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今年も唯一のナイトレースとして行われたシンガポールGPは、ポールポジションからスタートしたマクラーレンのルイス・ハミルトンが逃げ切って優勝した。
レースは7番手のハイドフェルド(BMWザウバー)がピットスタート。
このため中嶋一貴ら奇数組だったマシンがグリップのない側でのスタートを強いられ出遅れる。
20周目、フォース・インディアのスーティルがBMWザウバーのニック・ハイドフェルドと接触して路面にパーツを撒いたためセーフティカーが導入される。
一斉にピットインした中で、トロ・ロッソのアルグエルスアリが給油ホースが装着されたままで発進するアクシデント。
ウィリアムズのロズベルグはピットレーンの白線を越えたためドライブスルー・ペナルティーが科せられた。
2位を走行していたレッドブルのベッテルがピットレーン速度違反でドライブスルー・ペナルティー。
46周目にはブレーキにトラブルを抱えていたとみられるレッドブルのウェバーがクラッシュしてイエローコーションに。
ラストはペースを落とす余裕をみせ優勝したハミルトンは今季ハンガリーに続く2勝目、自身通算11回目の優勝を飾った。
2位はトヨタのグロック。
残念ながら悲願の優勝はならなかったが、トヨタの2位は2008年のハンガリーGP以来(グロック)となる4回目。
表彰台獲得は通算12回目ということになる。
3位はルノーのアロンソ、4位レッドブルのベッテル、5-6位ブラウンGPのバトン&バリチェッロ、7位マクラーレンのコバライネン、8位BMWザウバーのクビサでここまでが入賞。
以下、9位ウィリアムズの中嶋一貴、10位フェラーリのライコネン、11位ウィリアムズのロズベルグ、12位トヨタのトゥルーリ、13位フェラーリ・チームのフィジケーラ、そして14位フォース・インディアのリウッツィとここまでが完走。
表彰台を獲得するペースだったロズベルグには痛恨のペナルティとなった。
リタイヤを余儀なくされたのはトロ・ロッソのアルグエルスアリ&ブエミ、レッドブルのウェバー、フォース・インディアのスーティル、BMWザウバーのハイドフェルド、そしてルノーのグロージャンとなった。
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