ヒュルケンバーグ、GP2王者獲得でF1シート狙う
Nico Hulkenberg (C)GP2 Series Media Service
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F1イタリアGPと合わせて行われたGP2シリーズでは、このレース3位に入ったニコ・ヒュルケンバーグ(22歳:ドイツ)が最終戦を残して今年のシリーズ・チャンピオン獲得を決めた。
過去のGP2チャンピオンは2005年のロズベルグを始めとしてハミルトン、グロックなどいずれも直後にF1ドライバーになっていて、ヒュルケンバーグの場合も当然次の目標はFステップアップということになるだろう。
現在ウィリアムズ・チームの第3ドライバー&テストドライバーを務めるヒュルケンバーグとしては来季そのままレギュラードライバーへの昇格というのが一番考えられる筋道だ。
その場合、能力が高く評価される同チームのニコ・ロズベルグについてはすでにマクラーレンなどと絡めて再三名前が上がっていて、もし移籍となればすんなりヒュルケンバーグが昇格する可能性は高い。
もう一方の中嶋一貴については、トヨタとの関係が継続される場合には残留が有力とみられるが、もし噂にあるようなエンジン・パートナーが変更された場合には白紙になりかねない。
いろいろ事情はあったにせよ、今季同チームが獲得した30.5ポイントのすべてがロズベルグのものというのは中嶋にとって厳しいものだ。
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