ルノーの方針転換はFIAが「証拠」をつかんだため?
2008 Singapore GP Scene (C)Renault F1 UK
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WMSC(世界モータースポーツ評議会)の公聴会を前に突然示したルノーの恭順姿勢は、おそらくFIA(国際自動車連盟)がピケのクラッシュについて明確な証拠をつかんだためだろうと、報じられている。
それによれば、ピケがマシンのコントロールを失ってクラッシュする直前に、アクセルを踏んでいたことが押収したデータロガーの分析からわかったこと。
また、『司法取引』により免責となったピケが、「チームからクラッシュを命じられた」と証言したことなどによるとされている。
こうしたことからルノー・チームは処分の軽減化を狙い、先んじて首脳陣の離脱を行ったとみられるが、これが具体的にどのような影響を及ぼすかは不明。
最も厳しければ長期の出場停止処分なども考えられるが、その場合にはルノー本社がF1撤退を決断するとも言われ、FIAにとっても『両刃の剣』と言える。
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