エクレストン氏、来季『3台エントリー』導入懐疑的
とりわけフェラーリ・チームのルカ・モンテツェモロ代表が導入に積極的とされるF1の『3台エントリー』だが、バーニー・エクレストン氏は「いまの状況では実現は難しい」と悲観的な見方を示した。
Ferrari Monza Demo (C)Ferrari S.p.A
拡大します
このアイデアは、人的・技術的に余裕のあるチームに対し3台目のマシンの出走を認めることにより、スポンサー関連や開催国の観客などに、よりエキサイティングなスペクタクルを提供できるというもの。
しかしながら、すでにウィリアムズ・チームのフランク・ウィリアムズ代表などは「1チーム3台が認められるなら、一部のマニュファクチャラーズ・チームだけがグリッド上位を独占することになり、プライベート・チームは駆逐されることになりかねない」と、否定的な考えを示している。
こうしたことを受けエクレストン氏は、「3台目の出走となればコンコルド協定の改定が必要となる。
いまはすべてのチームの考えがそろっているとは言えないだろう」と、モンツァで語った。
| 固定リンク
最近のコメント