伊紙、跳ね馬の若手育成プログラム不備を指摘
Ferrari F2007 Parade (C)Ferrari S.p.A
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ヨーロッパGPでのフェリッペ・マッサに代わるドライバーについて、フェラーリ・チームは復帰を断念したミハエル・シューマッハから同チームの長いテストドライバーであるルカ・バドエルの起用を決めたが、こうしたドタバタについて地元イタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙らが苦言を呈している。
それによれば、フェラーリには他の多くのチームのような若手育成プログラムがなく、万一の時のリザーブになるテストドライバーもバドエル(38歳)やマルク・ジェネ(35歳)といずれも『高齢』で、ここ数年その顔ぶれに変化はないままだからという。
今回の交代劇でもシューマッハの40歳からバドエルの38歳に変わっただけで、シューマッハなら3年ぶり、バドエルに至っては実に10年ぶりの本番だったということになる。
一方、ルノーやトヨタ、レッドブルらはいずれも活性したジュニア・ドライバーの育成プログラムを持ち常に期待の若手を抱えていて、万一の時はもちろん将来に向けても準備が整っているのに対し、フェラーリには事実上若手ドライバーがいないのが実情だ。
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