最少周回数のベッテル(レッドブル)、「苦しい」
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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28日(金)行われたフリー走行で最多の周回数だったトロ・ロッソのブエミ(38周)に対し、25周の周回に留まったレッドブルのセバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)は、「止むを得ない」と、苦しい状況に置かれていることを吐露した。
「もちろんこうした状況はドライバーにとって全然うれしくないこと。
ましてや今シーズンは初めてタイトル争いにも加わっているんだからね。
当然、本心は存分に走り込んで、マシンのセットアップを最良のものにしたいということだよ」と語るベッテル。
ベッテルのマシンはこのところ相次いだエンジントラブルで交換を余儀なくされていて、今季ここまですでに6基目のエンジンを搭載。
レギュレーションではシーズンを通じて全8基のエンジンで戦うことが決められているが、ベルギーGPを含めまだ6戦を残していることを考えると、今後予選グリッド10番降格のペナルティを受けても9基目以降のエンジンを投入せざるを得ないのは必至だ。
加えてこのエンジントラブルによりポイントを獲得できなかったベッテルは、ドイツGP終了時点で2位だったランキングが目下4位にまで後退してしまっている。
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