ピケ、「ブリアトーレは死刑執行人」
Nelson Angelo Piquet (C)Renault F1 UK
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ルノー・チームから解雇通知を受けたネルソン・アンジェロ・ピケ(24歳:ブラジル)は、次のように強い調子で反発するコメントを述べた。
「チームは僕との契約にあたり、シーズン中間点でアロンソの獲得ポイントの40%を挙げるようサインさせられたんだ。
相手は2度もチャンピオンを獲得した偉大なドライバーだけど、それでも同じ条件ならばこれを達成する自信はあったよ。
ところが残念ながら、チームは終始僕にアロンソと同じ、平等な待遇を受けることはなかったね。
シーズン前のテストでは僕はアロンソの半分しか走行の機会を与えられなかった。
それでも僕はいちチームプレーヤーであって、これまで多くの人々と共に働いてきた。
今年のF1は1番手と15番手がわずか1秒以内にひしめくことだってあるダンゴ状態。
たった0.2か0.3秒違えば、順位は8つほども違ってしまうんだ。
そうしたことを考えれば、僕は決して遅かったとは思っていない。
マネージング・ディレクターというのは同じ目標を持つチームの一員であって、ドライバーのパートナーだと思ったけれど、でもブリアトーレは僕にとってまさに死刑執行人だったということ。
今回下した行為はとても不当なものだけど、これによって僕の不運な時期が終わり、正しいキャリアが前進することは喜ばしいと、むしろ安堵しているくらいさ」
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