勝利逸したフィジケーラ、「自分の方が速かった」
Giancarlo Fisichella (C)Force India F1
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最後までライコネンを追い詰めながら、わずか0.919秒という僅差でフォース・インディアでの初勝利を逃がしたジャンカルロ・フィジケーラ(36歳:イタリア)は、レース後次のように語っている。
「これまで入賞することさえ難しかったことを考えれば、この2位という結果がどれほど素晴らしいものかは十分にわかっているつもりだよ。
これは僕自身だけでなく、チームにとっても実にグレートな結果だ。
だけど、実際のところ僕のほうがライコネンよりもペースは速かったんだ。
だからそれを思うと悔しい気持ちがある。
彼がオープニングラップ中にトップに立てたのは、彼のマシンにKERSが搭載されていたため、そのためなんだよ」
3列目というグリッドからスタートしたライコネン(フェラーリ)だったが、上位陣の中で唯一「KERS」(運動エネルギー回収システム)搭載車であるメリットを如何なく発揮。
1周目にアクシデントによりセーフティカーが導入された時点ではすでに首位に立っていた。
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