バリチェッロ(ブラウン)、ヨーロッパGPで5年ぶり勝利
Rubens Barrichello (C)Brawn GP F1
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バレンシアの市街地特設コースで行われたヨーロッパGP決勝レースは、予選3位からスタートしたブラウンGPのルーベンス・バリチェッロ(36歳:ブラジル)が、マクラーレン勢をかわしてトップでチェッカーフラッグ。
2004年の中国GP(当時:フェラーリ)以来、実に5年ぶりとなる優勝を飾った。
バリチェッロはこれでランキング4位から一気に2位へと躍進、同僚バトンに続いた。
2位はポールポジションからスタートしたマクラーレンのハミルトン、3位フェラーリのライコネンで、この二人は前戦ハンガリーGPに続いての連続表彰台ということになった。
4位マクラーレンのコバライネン、5位ウィリアムズのロズベルグ、6位ルノーのアロンソ、7位ブラウンGPのバトン、8位BMWザウバーのクビサでここまでが入賞。
以下、9位レッドブルのウェバー、10位フォース・インディアのスーティル、11位BMWザウバーのハイドフェルド、12位フォース・インディアのフィジケーラ、13-14位にトヨタのトゥルーリ&グロック、15位ルノーの新人グロージャン、16位トロ・ロッソのアルグエルスアリ、17位フェラーリのバドエル、そして18位ウィリアムズの中嶋一貴までが完走となった。
予選でマシントラブルに泣いた中嶋一貴は決勝レースでもタイヤがバーストするという悲運に見舞われて最後尾に落ちた。
またトロ・ロッソのブエミとレッドブルのベッテルは共にマシントラブルでリタイヤ。
ランキング2位だったベッテルにとってはチャンピオンシップ争いで大きなノーポイントになりそうだ。
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