不振バドエル(フェラーリ)、ベルギーGPが最後?
Luca Badoer (C)Ferrari S.p.A
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怪我で欠場中のマッサに代わり、前戦ヨーロッパGPから起用されたフェラーリ・チームのルカ・バドエルだが、さすがに10年ぶりの実戦、F1に乗るのもほぼ10か月ぶりというブランクで、マッサの穴を埋めるのにはほど遠いパフォーマンスに留まった。
バドエルはマッサの復帰まで起用されると伝えられていたが、こうしたことからここに来て早くも交代説がささやかれている。
それによれば、今週のベルギーGPの結果次第では、バドエルも更迭、後任には現状、もう一人のテストドライバーであるマルク・ジェネの起用というのが有力とされるが、フィジケーラ(現フォース・インディア)やデビッドソン(前スーパー・アグリ)、さらには近頃シートを失ったボーデ(前トロ・ロッソ)やピケ(前ルノー)らの名前、さらには再びミハエル・シューマッハというビッグネームも浮上しているようだ。
地元イタリア紙の中には、「バドエルを使っている間、フェラーリは巨額の逸失利益を被る」と指摘するものがあり、それによれば今回僚友ライコネンが3位入賞で6ポイントを獲得したことから、もしマッサが出場していれば同等程度の結果は残していた筈だとして、その分の損害を算出しているものだ。
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