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2009/08/24

ブリヂストン ヨーロッパGP決勝レースの模様

Nico Rosberg (C)Williams F1
拡大します
2009 FIA Formula One World Championship 第11戦 ヨーロッパGP
2009年F1世界選手権 ヨーロッパGP 決勝
開催場所 : バレンシア  開催日 : 8月21日 ~ 8月23日

ソフト・ソフト・スーパーソフトの戦略を使ったルーベンス・バリチェロ(ブラウンGPフォーミュラ1チーム)が、スリリングなヨーロッパGPでブリヂストン・ポテンザ・タイヤ装着ドライバーによる150回目のレース優勝を達成した。

バリチェロが通算10回目のレース優勝を果たした今回のレースは非常に戦略的なレースとなり、ブリヂストンのソフトとスーパーソフト・タイヤが接戦の戦いを見せた。
バリチェロに2.3秒差の2位でフィニッシュしたのは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)。
スクーデリア・フェラーリ・マルボロのキミ・ライコネンが3位だった。

安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「ブリヂストン・ポテンザF1タイヤ装着ドライバーによる150回目のレース優勝を達成したルーベンス、おめでとうございます。
過去13シーズンのF1世界選手権における大勢のドライバーの勝利を支えてくることができたことを、われわれは非常に誇りに思っていますが、1997年に我々がF1参戦を開始して以来、1シーズンを除く全シーズンをブリヂストン・タイヤで戦い続けたルーベンスが、今回の特別な勝利を手にしたのは喜ばしいことです。
ブリヂストンがF1にタイヤを供給し始めた当時は、スリックタイヤが使われていました。
それ以来、タイヤ技術及びスペックにも数々の進化がありましたが、一貫して、われわれはチーム、FIA及びFOMからの素晴らしいサポートを得ることができました。
また、弊社のブランドに対する認識も世界中で非常に大きく高まり、これは、われわれのF1関連活動によるところが大きいと考えています。
F1に携わる全ての関係者のサポートに対し心より感謝しています。
3年間の公式タイヤサプライヤーとしての2年目を迎え、われわれはさらに数多くのエキサイティングなバトルがブリヂストン・タイヤで展開されていくことを期待しています」

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「ルーベンスの優勝を非常にうれしく思います。
彼がわれわれのF1タイヤを初めて使ったのは1997年のことですから、彼がこの非常にコンペティティブなスポーツで優勝するだけの闘争心を持ち続けているというのは、素晴らしいことだと思います。
今日のソフト及びスーパーソフト・ブリヂストン・ポテンザタイヤのパフォーマンスには満足しています。
予想通り、サーキットのコンディションは急速に向上し、その結果、スタート直後の第1スティントでもドライバーはスーパーソフトでコンペティティブな走りを見せました。
しかし、ソフトの方がより安定した性能を発揮し、1ストップ戦略の選手もいたほどです。
中嶋一貴のタイヤに関してはパンクだと思いますが、これに関してはチームと調査中です」

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