メルセデス首脳、FIAの「再考する姿勢」を評価
Norbert Haug (C)Mercedes Motorsport
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当初今週行われるヨーロッパGP(バレンシア)への出場を禁じられたルノー・チームに対し、このペナルティを覆して参加を認めたFIA(国際自動車連盟)国際控訴審の裁定について、メルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ代表は「再考する姿勢を評価する」と歓迎するコメントを明らかにした。
「私はハンガリーGPで起きた事故に対するスチュワードの姿勢が、過剰に反応し過ぎたものと思っていた。
確かにあの時は、F2ではサーティーズの死亡事故があったし、マッサも大きな事故に見舞われたばかりだったから、そうした時、人間はしばしば厳しい処分の方向に流れてしまうものなんだけどね。
でも、今回FIAはあらためてそれを考え直す姿勢をみせた。
レースは競技だから、罰則はなくてはならないものだが、それを見直すことができるというのは良いことなんだよ」
かつてマクラーレンと共にFIAから厳罰を受けた当事者の言葉だけに、ことさら重く響くようだ。
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