« 10年ぶり復帰バドエルに、F1は罰金の洗礼 | トップページ | ハミルトン、「スペアパーツがないんだもの」 »

2009/08/22

2010年の『KERS』、依然合意に達せず

Brake Image (C)Williams F1
拡大します
今シーズン、鳴り物入りで導入された「KERS」(運動エネルギー回収システム)、実際に搭載したのはフェラーリ、マクラーレン、BMWザウバー、そしてルノーの上位4チームだけだった。
しかしそれも親会社BMWの意向を受け、最も先導的な役割を果たしたBMWザウバーは断念。
現在も積極的にトライしているのはほぼマクラーレンだけという始末となっている。

こうしたことを受け、F1チームの集まりであるFOTAは基本的に来シーズンのKERS搭載をしない方向で一致したものの、ここに来て新方式で開発を続けるウィリアムズ・チームが来季のKERS搭載に積極的な姿勢をみせていることから問題が複雑化している。

テクニカル・レギュレーションの改定には事実上全チームの合意が必要で、2010年のF1エントリーを巡りウィリアムズとフォース・インディアの両チームを除名するという強硬手段にFOTAが出たことが、ここに来て裏目に出ているようだ。

|

« 10年ぶり復帰バドエルに、F1は罰金の洗礼 | トップページ | ハミルトン、「スペアパーツがないんだもの」 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2010年の『KERS』、依然合意に達せず:

« 10年ぶり復帰バドエルに、F1は罰金の洗礼 | トップページ | ハミルトン、「スペアパーツがないんだもの」 »