10年ぶり復帰バドエルに、F1は罰金の洗礼
Luca Badoer (C)Ferrari S.p.A
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1999年の日本GP以来のF1となったフェラーリ・チームのルカ・バドエルだったが、皮肉にも彼がスピードを見せつけたのは残念ながらコースではなくピットレーンにおいてだった。
これは21日(金)行われたフリー走行で、バドエルがピットレーン速度違反を繰り返したとして同グランプリのレーススチュワードが相次いで罰金を科したもの。
それによればバドエルは、気が揺るんだかフリー走行2回目のセッションのわずか30分の間において、62.7キロ、66.0キロ、そして65.9キロと3回のピットレーン速度違反を繰り返し、トータル5,400ユーロ(約73万円)の罰金を言い渡されたという。
フリー走行、公式予選時にはピットレーンの制限速度は60キロ(決勝レース時は80キロ)となっている。
なおフリー走行1回目にはトップとの差が3.380秒あったバドエルだが、午後の2回目ではこれを2.613秒まで縮めている。
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