トヨタ、「富士SWのF1開催問題は検討中」
Fuji Speedway (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
富士スピードウェイでのF1日本GP開催について、内外のメディアが来年以降の開催を断念と報じているが、これについて親会社であるトヨタ自動車では、「まだ検討中」であるとしている。
これは『AP通信社』が伝えたもので、それによれば「撤退も含め、あらゆる可能性を検討中であることは事実だが、まだ結論には至っていない」というもの。
トヨタは2000年に同スピードウェイを買収、その後約200億円を掛けて全面的に改修しF1日本GPを誘致したが、開催初年度は悪天候にたたられるなどして観客から提訴を受け、その後も年間20-30億円もの開催経費がかさんでいたという。
しかしホンダのF1撤退に続く日本を代表する自動車メーカーの相次ぐこうした「後退」劇に、海外からはさらに厳しい目が注がれそうだ。
| 固定リンク