バリチェッロ(ブラウン)、「勝利を失う見本のレース」
Rubens Barrichello (C)Brawn GP F1
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ドイツGP決勝レースをフロントロウからスタート。
いきなり隣のウェバーからマシンサイドをヒットされるというプレッシャー受けながらもオープニングラップを首位で通過。
以下14周目にピットインするまでレースをリードしたブラウンGPのベテラン、ルーベンス・バリチェッロ(36歳:ブラジル)は、レース後「勝利を失うための見本になるレースだった」と、暗にチームの戦略を批判した。
「素晴らしいスタートを切って、トップで1コーナーに飛び込んだ時はほんとうにエキサイトした。
ところが終わってみれば僕の順位は6番手というものだった。
これはもちろん僕が事前に期待したようなものじゃない。
僕は自分がするべきことはすべてやり遂げたと思うし、このようなことが続くのであればこの後チャンピオンシップは戦えない。
次のハンガリーではレッドブルを必ず捉えなくては……。
とはいえ、初勝利を記録したウェバーには心からおめでとうを言いたいね」
チームを率いるロス・ブラウン代表は、今回のレースでタイヤ戦略に誤りがあったこと、また燃料補給の際にも機器にトラブルがあったことを認めている。
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