バレンシア当局、ルノー出場禁止の撤回を熱望
Fernando Alonso Fans(C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は、ハンガリーGP決勝レースで起きたフェルナンド・アロンソ(ルノー・チーム)のタイヤ脱落事件を重視、同チームに対して次戦ヨーロッパGP(バレンシア)の出場を禁止する厳しい処分を下したが、これについてヨーロッパGPの主催者であるバレンシア市バルモア・スポーツのフェルナンド・ロイグ社長は、処分の撤回を熱望する声明を通信社『EEE』に明らかにした。
「われわれはレースの安全性について万全の体制を整えている。
言うまでもなく地元スペインの英雄であるアロンソがスペインのレースに出場できないとなれば、それはこのバレンシアでのグランプリを根底から否定するものに他ならない。
アロンソを否定することは、スペインのすべてのファンをも否定することなのだ。
従ってわれわれはFIAがなんとかこの処分について再考してくれることを願っている」
スペインのグランプリでアロンソを欠くことは、大詰めに迫ったヨーロッパGPのチケット販売に大打撃を与えるのは確実とみられる。
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