新規参戦チームに「コスワース必須」は不当と提訴へ
Williams Cosworth FW28 (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)によって行われた2010年のF1エントリー選考は、結局カンポス、マノー、そしてUSF1ら新規参戦の3チームが新たに加わることで落ち着いたが、これに異を唱える動きがあることが表面化した。
これは『Nテクノロジー』チームの母体であるMSCオーガニゼーションが明らかにしたもので、それによれば新規F1参戦についてはコスワース・エンジンを使用することが内密に前提条件とされたため、これ以外の計画を出したチームが不当に権利を制限されたというもの。
同社にこれについてFIAを相手にした提訴を準備中であるということだ。
事実、実績から参戦が有力とみられたプロドライブ社(メルセデス・エンジン?)などが落選した一方で、認められた3チームはすべてコスワース・エンジン搭載となっていて疑惑を呼んでいた。
密約については以前からささやかれていたものだが、法廷闘争になればこれが初ということになる。
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