エクレストン氏の過激発言、英国内で反感買う
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表がイギリスの政治家について発言、しかしこれがナチスを肯定するものではないか、としてイギリス国内で反感を買っている。
これは英『タイムズ』紙でのインタビューに答えたものだが、その中でエクレストン氏は、「イギリスには強いリーダーが必要である」として『鉄の女』と称せられたサッチャー元首相をなどを賞讃した上で、現FIA会長であるマックス・モズレー氏の名前をイギリスの指導者にふさわしいとして挙げた。
ただ、その裏には旧ドイツを制したナチス賞讃という同氏の姿勢があるとして、メディアから批判を呼んでいるもの。
モズレー会長の父親であるオズワルド・モズレー氏はイギリスのファシスト団体のリーダーで、かねてその関係が議論を招いていた経緯がある。
批判を浴びたエクレストン氏は、その後「ジョークだった」と釈明しているが、騒動はまだ収まりそうにない。
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