モズレー会長、FOTAによるF1規約変更に高いハードル
Image (C)Brawn GP F1
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FIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAによる2010年のF1を巡る争いは、表面的には和解が成立した形になっているが、肝心のレギュレーションの合意についてはまだ難関が残ったままだ。
しかしこれについてFIAのマックス・モズレー会長は、「F1規約を変更するには、全参加者の同意が必要になる」との見解を示し、FOTAチームによるリードを牽制した。
これは、FOTAイコール全参加者であったこれまでとは異なり、新規参戦が許可されたカンポス、マノー、USF1ら3チームに加え、FOTAメンバーとしての資格を取り上げられたウィリアムズ&フォース・インディア両チームの立場もFOTA勢と対等であることを指摘したもの。
事実上、FOTAによる規約変更に高いハードルを示した形だ。
またこれら5チームに対してはFIAがかなりの影響力を持つと考えられることから、依然としてモズレー会長とFOTA勢との厳しい対立の図式は収まりそうにない。
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