エクレストン氏FOMから離脱、商標権持ってFOTA側へ?
S.Vettel & B.Ecclestone (C)Redbull Racing
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F1の商業権を持つFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表としてF1興行権やとりわけ金銭面で絶大の権力を行使してきたバーニー・エクレストン氏だが、そのポジションが危うくなってきたとの推測が流れている。
それによれば、ナチス問題についてこれを擁護するかのような偏った発言をしたとされるエクレストン氏について、FOMの運営会社であるCVCのいずれもユダヤ系である首脳が強く反発、エクレストン氏の追放を図っているというもの。
一方こうした動きを受け、エクレストン氏は自身の企業であるエプシロン社を通じて『Formula Grand Prix(フォーミュラ・グランプリ)』や『Formula GP(フォーミュラGP)』などの商標を申請したと英『サンデー・エキスプレス』紙は報じている。
(同氏は別途すでに『GP1』を所有しているとされている)
エクレストン氏がこれら商標権を持ってF1チームの集まりであるFOTA側につけば、再びFIA(国際自動車連盟)との間に強い緊張関係が生まれるのは必至だ。
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