中嶋一貴(ウィリアムズ)、「1周目の事故がすべて」
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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13番手からスタートしながら、オープニングラップで実質最後尾まで順位を落としたウィリアムズ・チームの中嶋一貴(24歳)は、「1周目の事故がすべてだった」とレースを振り返った。
「今日の僕のレースはオープニングラップですべてが決まってしまったね。
いきなりトゥルーリ(トヨタ)に追突されてほとんどコースアウトしそうになって、順位を最後尾まで落としてしまったんだ。
僕らの戦術はいいものだったし、レース中のペースも良かったけれど、結局これらは何の意味も持たなかったよ」
事実、中嶋のレース中のファステストラップは全体の5番手に位置する素晴らしいものだったが、ピットアウト後にはトラフィックに邪魔されるなど、終始フラストレーションの溜まる不完全燃焼のレースとなった。
一方、中嶋より後方の15位からスタートしたチームメイトのニコ・ロズベルグはチームの戦術も功を奏してみごと4位でフィニッシュ。
チームに貴重な5ポイントをもたらせた。
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