エクレストン氏、チーム側を恫喝もルノーら反発
今日12日(金)発表される2010年のF1エントリーリストの行方によっては、シリーズが分裂する可能性もあると報じられているが、これを前にF1の商業権を持つFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、「もしも新シリーズ立ち上げということになれば、離脱したチーム側には巨額の賠償が要求される可能性がある」と警告した。
それによれば、F1チームが別途テレビ会社やスポンサー企業を新シリーズに誘致した場合、契約違反により数億ポンド(約数百億円)の損害賠償を突きつけられるというもの。
Carlos Ghosn (C)Renault F1 UK
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しかしこうしたエクレストン氏のやり方に対し、ルノーの/CEOらは「F1の収益配分は極めて不透明で不平等。
現在のシステムでは実際にF1を戦っているチームやドライバーに正当に還元されておらず、そのほとんどを商業権所有者(FOMのこと)が独占していて、その残りをみんなが分けている状態。
F1が健全なスポーツとして生き残るためには、こうした商業面の改革が不可欠だ」として、F1利益配分の明確化を要求した。
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