ウィリアムズ首脳、「オーバーテイク改善されてない」
Race Battle (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームのサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは、「オーバーテイクは2009年になっても改善されてない」と、現在のレギュレーションに不満を示した。
同チームでは、先のイギリスGPでニコ・ロズベルグが終盤4位のマッサ(フェラーリ)を追い詰めながらも、ついに交わすことなく1秒に満たないタイム差でチェッカーフラッグを受けている。
同ディレクターはこの状況について、「今年、F1はオーバーテイクのチャンスを増やすようさまざまなレギュレーション対策を講じてきたが、Wディフューザーの承認もあって一向にその目的は果たされていないのが現実だ。
イギリスGPでは、ロズベルグは前車より毎ラップ0.5秒もあったのにまったくオーバーテイクすることは叶わなかった。
今後、この件についてはさらに改善がなされなければならない」
イギリスGPでは、そのロズベルグの後方でブラウンGPのバトンが肉薄。
こちらも追い詰めながら結局最後までオーバーテイクすることは叶わず、わずか0.37秒の僅差でレースを終えている。
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