満員のシルバーストーン、イギリスGPの存在感示す
British GP Image (C)Williams F1
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前戦トルコGPが、13万人収容の観客席を擁しながらも決勝日の入場者数がわずか3万人にも満たず空席が目立ったのに対し、これが最後の開催とされるシルバーストーンでのイギリスGPは連日満員の大盛況。
3日間合わせて28万人以上もの観客が集結したとみられ、モータースポーツ発祥の地でのイギリスGP継続開催を願う英国のファンの熱意が世界に発信された形となった。
こうした状況を受け、これまで「ドニントンパークが駄目でもシルバーストーンで行われることはない」と明言していたバーニー・エクレストン氏も、同地が開催地のリザーブとして認めざるを得ないことをメディアに対し明らかにした。
観客の入りは直接エクレストン氏の収支に関係はないものの、巨額のテレビ放映権を得ていることからテレビ写りは最大の関心事。
トルコではガラガラの観客席をシートで覆って隠し、関係者らの失笑を買っていた。
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