FOTA、KERSの使用継続に否定的見解
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
拡大します
F1の技術的革新の象徴として、今シーズン鳴り物入りで投入された「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)だが、チームからの評判は芳しくないもののようだ。
それによれば、その技術的意義は認めながらも、現状で開発にかなりのコストが掛かること、またマシン搭載にはかなりの重量増を強いられることなど不利な問題点も多い。
その一方で、KERS搭載に適したサーキットと目されながら、イスタンブールのレースでもKERS搭載車は最高がマッサ(フェラーリ)の6位に留まる残念な結果となった。
こうした報告を受け、FOTAではFIA(国際自動車連盟)に対しKERS搭載について再考を求めることになる模様だ。
予定ではKERSは2009年シーズンは任意の、しかし2010年からは全チーム搭載を義務付ける規定になっている。
| 固定リンク
最近のコメント