決め手を欠いたFOTA勢、FIAの軍門に下るか
Image (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)とのレギュレーション調整が進まない中、いわば数の論理で妥協を迫る姿勢のFOTA勢だが、モズレー会長のほうにはさらさら譲歩する考えはないようだ。
こうした強硬姿勢をみせるモズレー会長に対しFOTA側は、「最悪の場合、現行のF1とは別のシリーズを立ち上げることも辞さない」と、再び古証文を持ち出す構えもみせているものの、これに対してもモズレー会長は「別のシリーズで戦いたいなら勝手にやればいい。
しかしF1という名の世界選手権はこちらの手にある」と、一笑に付している。
期日までに2010年のエントリー手続きを済ませたチームはさらに増えていると伝えられていて、たとえFOTAの9チーム(おそらくはもっと減少する)が離脱したとしても、(質については疑問があるにせよ)FIAはシリーズを強行できそうな情勢になりつつある。
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