FIA、後任会長にジャン・トッド氏の名前も
Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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今回のF1分裂騒動でFIA(国際自動車連盟)はマックス・モズレー会長の今季限りでの引退を明らかにしたが、その後任に元フェラーリ・チーム監督であるジャン・トッド氏の名前が上がっているようだ。
会長の辞任により、順当であれば副会長が昇格が考えられるが、ヘルマン・トムチェク現副会長は「私は会長職に関心はない」として立候補しない考えをみせているという。
そうした中、以前にもモズレー会長の対抗馬として名前の上がったことのあるトッド氏が、今回再び有力候補としてささやかれているもの。
しかし明らかにFOTA側の代弁者となりそうなトッド氏について、モズレー会長は「FOTAに会長を決める権利はない。候補者が出て来れば、私は推薦する後任候補を明確にするだろう」と、禅譲があり得ることも示唆している。
これだけ辣腕を振るったモズレー会長が、今後もさらに影響力を行使し続けるのか注目される。
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