チーム予算制限でドライバー報酬は上がる?下がる?
FIA(国際自動車連盟)は来シーズンからのF1チーム予算について厳しい減額となる制限案を示しているが、しかしこれにはドライバーに対する報酬は含まれていない。
果たしてドライバーへ支払われる契約金は上がるのか、それとも下がるのか。
7日(木)行われた恒例のFIA記者会見では、ドライバーによってその見解がまったく分かれて注目された。
Giancarlo Fisichella (C)Force India F1
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かなりの高給をもらっていると推定されるフェルナンド・アロンソ(ルノー)が「チームとの話し合いになるが、経済危機を反映して下がるかも知れない」と控え目に語ったのに対し、おそらくかなり低い金額とみられるフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケーラは、「マシンに掛けるコストが少なくなるのだから、その分がドライバーに廻ってもっと上がることだってある」と、強気の反論。
一方、現チャンピオンのルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、「自分が求める金額を受け取るだけ」と、相変わらず他人事のような回答をして記者を煙に巻いた。
しかし全体の流れを考えれば、ドライバーの報酬がさらに高騰する背景にはないようだ。
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