フェラーリ関係者、一様に強硬姿勢支持
フィアット/フェラーリ・グループを率いるルカ・モンテツェモロ社長は、FIAが示したチーム予算制限案に反発、2010年シーズンのF1撤退も辞さずとの強い態度をみせているが、これにフェラーリ関係者は一様に支持する姿勢をみせている。
L.Montezemolo & M.Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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跳ね馬の創業者・故エンツォ・フェラーリ氏の子息で、現在フェラーリ副社長を務めるピエロ・フェラーリ氏は、「フェラーリが愛するモータースポーツとのイメージは、社の草創期に父であるエンツォが示した情熱そのもの。
それはいまも連綿と続いているものだが、だがF1だけに限られたものではない。
F1がスポーツとしての節度を失うのであれば、われわれはルマン24時間レースやGTシリーズなど他の分野で活動を行なっていくだけ」と、英『ガーディアン』紙に語った。
また、もしF1撤退となればシートを失うことになる同チームのキミ・ライコネンやフェリッペ・マッサも、「モンテツェモロの主張はわれわれとまったく一致するもの。
もしF1がフェアでないものになるのなら、それは参加するに値しない」と、モンテツェモロ社長に同調している。
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