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2009年5月

2009/05/31

フェラーリ首脳、「予算制限、受け入れてない」

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)が示したチーム予算制限案に対し、最も強力に反発の姿勢をみせていたフェラーリ・チームでは、結局29日までとされた2010年のエントリー手続きを終えたことを明らかにしたが、それでも「予算制限は受け入れてない」と、強硬な立場を変えてない。

これは同チームのステファーノ・ドメニカリ代表が英誌に語ったもので、同氏は「FOTAの9チーム(ウィリアムズを除く)がエントリーをしたのは、あくまでも新しい協定を結んだ上で、というもの。
われわれは決してFIAの予算制限案を受け入れた訳ではないし、交渉の出発点がまずFIAの案から、というものでもない。
ただわれわれも経費節減の必要性は理解しているし、F1という競技が技術面とそしてスポーツ性という意味で尊重されるためにこれからも働き続けていく」と、主張した。

FIAとフェラーリ・チームとのこうした騒動を他所に、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は「フェラーリがF1から撤退することはない」と、相変わらず泰然としている。

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名門マーチ、1992年以来のF1復活目指す

Hungary GP 1987 (C)Williams F1
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29日締め切られた2010年シーズンのF1エントリーの中で、ほとんど下馬評に上がらずにいたのがマーチだ。
今回新規参戦を目指すチームの中ではローラと並んで豊富なF1参戦経験を持つ名門の一つ。

かつてF1優勝3回、ポールポジション獲得5回を誇るマーチは、かつて日本人がオーナーとなりレイトンハウスと称した時代もあったが不祥事もあって消滅。
1992年からは英国人のアンドリュー・フィトン氏がブランドのオーナーとなっている。

なお、そもそも『March』の命名由来となった『M』は現FIA会長であるマックス・モズレー氏の頭文字でもあり、もしモズレー会長の後押しが得られるならば強力なコンテンダーになる可能性もある。

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2010年F1エントリーしたのは全部で16チーム

Image (C)Redbull Racing
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29日(金)に締め切られた2010年のF1エントリーについてFIA(国際自動車連盟)は6月12日(金)に発表するとしているが、関係者の証言から手続きを済ませたのはどうやら全部で16チームということになるようだ。

このうちFOTAに所属する現在参戦中の10チームを除くと、新たに参戦の意志をみせたのは6チームということになる。
伝えられるところでは、これらはUSF1、カンポス、ローラ、プロドライブ、ライトスピード、そしてマーチであるようだ。

なおFIAが先に示した2010年シーズンの参戦枠は最大で13チーム26台となっているため、今後チームの技術力や具体的な財政面の裏付けなどが審査され、ふるい落とされることになる。

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FOTA所属チームの2010年参戦は「条件付き」

Image (C)Brawn GP F1
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最後までF1撤退の姿勢をちらつかせながらも、結局エントリー最終日にはそろって2010年の参戦手続きを行ったFOTAに所属する現在の各チーム、それには以下のような条件がつけられていることがわかってきた。

それによると、2010年は先にFIA(国際自動車連盟)が呈示した改革案ではなく、FOTAが示す妥協策を受け入れた、基本的に現行の2009年の規則を踏襲したものにすること。
当然参加チームの間に異なる規則を設けることはせず、全チームが統一された同じ規則で戦われること。
FOTAは新しいコンコルド協定にサインし、2012年までの参戦を約束すること、などだ。

新たなコンコルド協定の具体的な内容については不明だが、これには当然新規参戦チームとの兼ね合い、さらには商業面(FOM:フォーミュラ・ワン・マネージメント)も関わることから早期の合意は難しそうだ。

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2009/05/30

フランス首相、フランスGP復活に尽力の姿勢

France GP Image (C)Ex.Honda Racing
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1950年近代F1グランプリ発祥時からの開催国でありながら、2008年を最後にカレンダーから消えてしまったフランスGPだが、同国のフランソワ・フィヨン首相が復活に意欲をみせた。

これは、地元フランスの『ラジオ・ヨーロッパ1』に語ったもので、その中でフィヨン首相は、「私にはフランスにF1グランプリがないという事実をを受け入れることができない。
もし政府にできることがあるならば、速やかにそれを行うことだろう」と延べ、財政支援の意志があるところを示した。

とはいえ、かつてメディアに「私は破産した国の首相になってしまった」と語ったフィヨン首相のこと、実際にどの程度の財政発動ができるのかは不透明。
なおフィヨン首相はルマン24時間レースで有名なサルテ県の出身だ。

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プロドライブ、結局2010年見切りエントリー

Prodrive Factory (C)Prodrive
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カスタマーシャシー問題や技術面の明快な解釈など、レギュレーションをクリアにすることを求め、2010年のエントリーには慎重な姿勢をみせていたプロドライブ社だが、結局2期日までに2010年のエントリーを済ませたとみられている。

同社の代表で、かつてB.A.R・ホンダ・チームを率いたデビッド・リチャーズ氏は、「まだF1の今後については明確でない部分もあるが、『Darキャピタル』の支援を受け、2010年のエントリーに並べたことに感謝している。
FIAやFOMらの努力を理解しているつもりだし、いまF1は正しい方向に向かっていると思っている。
しんかしわれわれはただF1の数を合わせるために参戦するのではなく、18か月後には十分コンペティティブな状態でグリッドに並んでいたいと思う」と、語っている。

プロドライブ社が使用するエンジンについてはまだ公表されていないが、他の多くの新規参戦チームがコスワースを登録しているのに対し、おそらくはメルセデスになるとみられている。
WRC(世界ラリー選手権)ではスバルをチャンピオンに、またアストンマーティンなどスポーツカーレースでの実績もあり、強力なコンテンダーになると期待される。

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トヨタ自動車、富士SWからのF1撤退報道を否定

Fuji Speedway (C)Panasonic Toyota Racing
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29日(金)、日本の朝日新聞が報じた富士スピードウェイからのF1開催撤退報道は直ちに世界を駆けめぐり、関係者に大きな衝撃を与えたが、同サーキットの親会社であるトヨタ自動車の広報部は問い合わせに対し、そうした事実はないとこれを全面否定した。

同部によれば、「トヨタは富士スピードウェイと共にすでに今契約で3度目となる2010年のF1開催に向け、予定通り準備に取り掛かることになっている」として、報道は事実でないことを強調した。

トヨタ自動車がF1チームの活躍を示すために富士スピードウェイに日本GPを誘致したのは明らかで、日本GP開催から撤退となればすなわちF1参戦からも撤退するものと周囲からはみられている。

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FOTA全チーム、ローラ、プロドライブもエントリー

Image (C)Brawn GP F1
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2010年シーズンのF1エントリーは予定通り5月29日(金)に締め切られたが、FIA(国際自動車連盟)によればFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)に属する10チームすべてが期日までにエントリー手続きを済ませたということだ。

ただし、FOTAとの間にはまだ条件面で合意とはいえず、今後6月12日(金)までにFIA、FOTA、そしてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)も含めた関係者の間で新しいコンコルド協定を成立させることが条件であるとされている。

また、すでに報じられた『USF1』らの他にローラやプロドライブ社など噂に挙がっていた新規参戦チームも最終的にエントリーしたと伝えられているが、2010年のF1は最大13チーム26台までとされていて、今後こちらはFIAにより選考作業が行われることになる。

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2009/05/29

トヨタ、富士スピードウェイでの日本GP撤退検討

Fuji Speedway (C)Panasonic Toyota Racing
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トヨタ自動車が、富士スピードウェイで行っているF1日本GPについて、開催辞退の検討を行っていることが報じられた。

トヨタは2000年に富士スピードウェイを買収、子会社化して施設を大改修。
2007年から念願のF1日本GPを開催しているが、2008年からは鈴鹿サーキットとの間での交互開催となっていて、今年は鈴鹿での開催が予定されている。

報道によれば、F1グランプリには巨額の開催費用が掛かるため、現在の経済不況からトヨタ自動車が撤退を検討しているというもの。
なおトヨタについてはF1チームにも撤退の可能性が海外で繰り返し伝えられているが、TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)のジョン・ハウェット社長はこれを否定している。

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事故から間もないウェバー、再び自転車レース参加へ

Mark Webber (C)Redbull Racing
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昨年11月、タスマニア島で行われた自身が主催の自転車レースで交通事故に遭ったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー(32歳:オーストラリア)だが、性凝りもなく(?)今週また自転車レースに参加する意向であることがわかった。

今回参加するのは、2010年イギリスGPの開催地として準備が進められているドニントンパーク近くに設定された全長160キロのコースで戦われる自転車レースであるという。

昨年の事故で右足を骨折する大怪我を負って入院を余儀なくされたウェバーは、結局オフテストの大部分の欠場する羽目となっている。

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BMWザウバー、トルコGPでWディフューザー投入へ

2008 TurkeyGP Scene (C)BMW Sauber F1
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今シーズン、思わぬスタートからのつまづきで現在コンストラクターズ・ランキング8位(昨年は3位)と低迷するBMWザウバーだが、来週行われるトルコGPには挽回を期しいよいよ新開発のWディフューザーを投入する予定であることがわかった。

これは同チームのマリオ・タイセン代表が明らかにしたもので、「これが戦闘力回復の第一歩になると確信している」と期待をみせたものの、もう一つの課題である「KERS」(運動エネルギー回収システム)搭載については具体的なコメントを避けた。

昨年のトルコGPで、BMWザウバー・デュオは4-5位でフィニッシュしている。

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王者ハミルトン、F1よりゴルフに関心移る?

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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昨シーズン、史上最年少チャンピオンに輝いたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(24歳:イギリス)だが、目下の関心事は思うようにならないF1よりも新たに見つけたゴルフのほうにあるのかも知れない。

今シーズン、思わぬ不振を続けるハミルトンだが、自身「まだあまり上手くはないんだ」と明かしながらも今週はロンドン近郊で行われるゴルフのプロアマ・トーナメント出場するということで、こちらではすっかり明るい表情を取り戻しているという。

一方F1のほうはその存続すら賭けて今週大きな動きがあるとみられるが、いちドライバーの立場では例えチャンピオンでも政治的には無力であるところを思い知らされている。

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ブラウンGP、バトンに新たな3年契約を呈示

N.Fry & J.Button (C)Brawn GP F1
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今季ここまで6戦中5勝と破竹の快進撃を続けるバトンに対し、ブラウンGPが新たな契約を呈示したことがわかった。

バトンとチームとの契約は、有効だった旧ホンダ・チームとの複数年契約をいったん解消、金額を減少させた上でブラウンGPとは単年契約プラス・オブションとしてスタートしたとされるが、新たに呈示されたものは3年契約で金額も相当程度増額されたものということだ。

ただこれについてチームのニック・フライ/CEOは、「われわれにはまだ十分なスポンサー契約がなく、資金に余裕がある訳ではない。
それはロス(ブラウン代表)や私が格安航空便を使って移動していることでもわかるだろう」と、チーム財政の内実を訴えた。

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2009/05/28

モナコGP惨敗でトヨタのF1撤退が確実に?

Toyota Team (C)Panasonic Toyota Racing
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今シーズン、開幕から高い戦闘力を示してきたトヨタ・チームだったが、先のモナコGPでは予選では19-20位とグリッド最後尾、決勝レースでも完走こそ果たしたもののグロック10位、トゥルーリ13位と遠くポイント圏内には届かない始末だった。

これを受け、TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)の地元であるドイツ・ケルンの『エキスプレス』紙は、「モナコGPの結果を踏まえ、トヨタはチーム予算制限案の結着にかかわらず現在の世界的不況の影響もあり2009年限りでのF1撤退を決めた」との衝撃的なニュースを報じた。

しかしこれに対しトヨタ・チームのジョン・ハウェット社長は直ちに、「ニュースのソースは承知していないが、明らかな誤報だ。
トヨタのような大企業がそんな短絡的な決断を下す筈はない。
それに、もしほんとうに今季限りでF1から撤退するのであれば、現在のこうした騒動に加わる必要がない。
もしもフェラーリやBMWがF1残留を決めたなら、むしろわれわれの立場はなくなってしまうではないか」と、英『デイリー・テレグラフ』で強調した。

しかしホンダの唐突なF1撤退が、この世界での日本企業に対する意識を変えてしまったとみられている。

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FOTA側の希望額は1億ユーロ(約132億円)!!

Image (C)Brawn GP F1
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いち早く2010年のエントリー手続きを済ませたウィリアムズ・チームに対し、ついに資格停止処分という内部対立を生んだFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)だが、FIA(国際自動車連盟)に対しチーム予算制限額の上限を変更することを要求していると、ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』は報じている。

それによれば、FOTA側の要求額は2011年シーズンに1億ユーロ(約132億円)というもの。
これはこれまでフェラーリやトヨタなど上位チームがつぎ込んできた数百億円規模と言われる予算に比べれば厳しいものだが、しかしFIAが示した4千万ポンド(約59億円)と比べ倍以上になるもので、到底マックス・モズレー会長が容易に受け入るとは考えにくいものだ。

ここに来てカスタマーシャシーを許すという妥協案も再びささやかれていて、こうした安定しないレギュレーションからプロドライブ社のデビッド・リチャーズ代表などはエントリーを控え、事態の行く末を見守る立場に徹しているようだ。

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フランク・ウィリアムズ代表、「FOTAの処分、止むを得ず」

Frank Williams (C)Williams F1
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F1チームの集まりであるFOTAがウィリアムズ・チームに対し資格停止処分を下したことについて、同チームのフランク・ウィリアムズ代表は次のようにコメントした。

「FOTAの決定は残念に思うが、一方で理解できることだとは思っている。
しかしながら、(メーカー系チームと違い)われわれのようなただモーターレーシングというビジネスだけを行う会社は、会社とその社員の雇用を守るため、F1からの撤退という選択肢はあり得ない。
また、われわれはすでにFIA(国際自動車連盟)やFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)との間に2012年まで参戦するという契約を結んでいて、これを破ることは法的にも許されないことなのだ」

今後、メーカー系チームと、ブラウンGPやフォース・インディア(例外的にマクラーレン・メルセデス)らプライベート・チームとの間で方針にひび割れが生じる懸念が憂慮されている。

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FOTA、ウィリアムズ・チームを資格停止処分に

FOTA (C) Formula One Teams Association
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F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、すでに2010年のF1エントリー手続きを済ませたウィリアムズ・チームに対し、その資格を停止する処分を行ったことを明らかにした。

FOTAは全体の意志として2010年エントリーを保留することを申し合わせていたものの、ウィリアムズ・チームはこれに反したためという。

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2009/05/27

ブラウンGP首脳、「ヴァージンなしでも問題ない」

一時は確定とまで言われたヴァージン・グループによるブラウンGPタイトル・スポンサー話だが、結局両者の話し合いは決裂になったと伝えられている。
しかしこれについて同チームのニック・フライ/CEOは、チームの活動には問題ないと英『ITV』で主張した。

「ヴァージンとの話はうまくまとまらなかったが、現在スポンサー候補は他にたくさんあるんだ。
従ってわれわれが資金面で苦労しているということは一つもない。
今後十分にスポンサー契約は進むことだろう」と、フライ/CEOは楽観的な見通しを示しているが、開幕からここまで6戦を終え、依然としてブラウンGPのマシンには空白部分が目立ったままだ。

Rubens Barrichello (C)Brawn GP F1
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コスワース、プライベート・チームに大人気

Williams Cosworth FW28 (C)Williams F1
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ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌によれば、2010年のF1新規参戦に向けて複数のチームがすでにコスワース社とエンジン供給の契約を結んだということだ。

中でもその筆頭はいち早く参戦の意志を公表したオール・アメリカンでの戦い目指す『USF1』チームで、同チームのピーター・ウィンザー代表は「FIAへのエントリーにはエンジン名を書かなければならないので、他のも複数のチームがコスワースと契約している」と、内情を明かしている。

フォードから端を発したコスワース・エンジンは、一時期すべてのマシンに搭載されるなど独立したF1エンジンとして最多の通算176勝を記録。
これはフェラーリ・チームに次ぐ2位となるもので、他のメーカー・エンジンをも圧倒する戦績を残した。

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FOTA、2010年参戦締め切りを前に2グループに

2009 F1 Drivers (C)Force India F1
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とりあえず当面分裂の危機は回避したとされるF1だが、明確な収拾策が示された訳ではなく、F1チームの集まりであるFOTA内部ではなお疑心暗鬼のまま方針が分かれつつあるようだ。

5月29日(金)までとされるエントリー締め切りを前に、すでにウィリアムズ・チームが手続きを済ませたとされる他、さらにブラウンGP、そしてフォース・インディアらは期日までにエントリーするものとみられている。
モーターレーシングが本業のこれらプライベート・チームは、もし手続きの不備などでF1から閉め出された場合にはチーム事態の存続にも関わると考えられるからだ。

一方、メーカー系チームは依然として期日までのエントリーには慎重で、今週再びチーム間で今後の対策について協議が行われる見込みだ。
なお、メーカー系チームでもマクラーレンだけは別行動になる見通し。

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ライコネン&フェラーリ、モナコ入賞で息吹き返す

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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先週行われたモナコGPで予選ではフロントロウの一角に食い込んだ上、決勝レースでは今季初のW入賞、さらにライコネンは今季最高の3位表彰台(!?)獲得と、ここまで苦戦したフェラーリ・チームもすっかり復活の感をみせている。

同チームのステファーノ・ドメニカリ代表は、「モナコの週末はわれわれに取って勇気づけられるものだったし、またとりわけライコネンについて明らかな復調の兆しが表れたのは喜ばしいものだ。
確かにわれわれは開幕から苦戦を強いられたが、スペインでみせてポジティブな全長は、モナコで確実にパフォーマンスのアップとなって表れた。
とりわけライコネンはこれに十分に応え、コース上でドライバーに何が出来るかを示してみせたんだ」

一時はマシンのパフォーマンス不足にやる気をなくしていると伝えられたライコネンも、「今シーズン、再び跳ね馬が優勝するチャンスが巡ってきた」と、前向きだ。

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蜜月のバトン&ブラウンGPにもキシミ音迫る?

N.Fry & J.Button (C)Brawn GP F1
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今季ここまで6戦中5勝と破竹の快進撃を続けるバトン&ブラウンGPだが、心地よいことばかりではなくなってきたようだ。

元々旧ホンダ・チームとの有効な契約を有していたとされるバトンは、そのままブラウンGPに残って参戦しているが、複数年だった契約は単年のものに、またその金額もチームの情勢を考えてかなり引き下げられたと伝えられている。
新たな問題は、快進撃を続ければ続けるほど両者の思惑の違いがクローズアップされているということだ。

今季念願のチャンピオン獲得も有力なバトンは当然大幅な契約金のアップを望んでいるものの、チームのCEOニック・フライ氏は、「報酬のアップにはチームの経営状態が改善されなければならない。
現在のスポンサー料ではまだね……」と、慎重な姿勢。

チームのタイトル・スポンサーになると伝えられたヴァージン・グループとの交渉もその後進展は聞かれないままだ。

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2009/05/26

フィジケーラ、「スタートミスが初ポイント獲得損ねた」

Giancarlo Fisichella (C)Force India F1
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開幕からここまで6戦を終え、唯一ポイント獲得していないのが『フォース・インディア』チームということになるが、そのフォース・インディアがポイントに一番近づいたののが先週のモナコGPだった。

結局9位でのフィニッシュとなった同チームのベテラン、ジャンカルロ・フィジケーラのゴールタイムは、8位になったボーデと比べわずか2秒足らずでポイント獲得を逃がすという惜しいものだった。

これについてフィジケーラは、「ポイント獲得がならなかったのはほんとうに残念なことだった。
今回はトヨタやBMWザウバーなんかを凌ぐなど実にいいレースができたと思うけれど、唯一悔やまれるのはスタートでポール争い失ったことだね。
あれさえなければチームの初ポイントをプレゼントできたと思うから」と、語っている。

今季最高位となる13番グリッドからスタートしたフィジケーラだったが、オープニングラップでは15番手までポジションを落として通過していた。

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アブダビ・サーキット、ナイトレースの可能性示す

Abu Dhabi Demo Run (C)Etihad Airways Abu Dhabi GP Org.
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中東・アラブ首長国連邦のアブダビ共和国で開催されるアブダビGPについて、主催者であるアブダビ・モータースポーツ・マネージメントのフィリッペ・グルジャン代表はナイトレースにできる可能性を示唆した。

それによれば、同国のヤス・マリーナ地区に建設中の新サーキットには、将来ナイトレースができるだけの十分な照明設備を建設する用意があるというもの。
今季最終戦として11月1日(日)に行われるアブダビGPはすでに日中のレースになることが決まっているが、将来に向けて含みを持たせた様子だ。

なお夜間開催としてはすでにシンガポールGPが昨年史上初のナイトレースとして成功を収めている。

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エクレストン氏、カナダGPの復活に向け動く

昨年のモントリオールを最後にF1カレンダーからその名が消えたカナダGPだが、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が開催復活に向けて動いていることがわかった。

これはカナダの『ラ・プレッセ』紙が報じたもので、それによればエクレストン氏はモントリオールの地元実業家らをロンドンに招待、開催に関わる資金面などの方策について協議を行ったとされる。

同紙はさらに、協議が成功に結びつかなければエクレストン氏自身がカナダGPのプロモーターになる意志があるとも伝えていて、その裏にはケベック州などの財政支援に当てがあるものと推測しているようだ。
Jacques Villeneuve (C)Ex.Honda Racing
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北米大陸では現在F1グランプリの開催がないが、F1人気の低いアメリカとは異なり、カナダではなお観客の熱い支持を受け続けている。

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ウィリアムズ、FOTAの先陣切り2010年エントリー

Williams Trio (C)Williams F1
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チーム予算制限案を巡るFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAとの対立は、FIAが制限の導入を1年先送りする姿勢をみせたことからとりあえず沈静に向かっているとみられるが、これを受けるようにまずウィリアムズ・チームの2010年エントリーが明らかとなった。

これは同チームのアダム・パール/CEOが英『ロイター』に語ったもので、元々2012年まで参戦する有効な契約(コンコルド協定)があるとして、「もし変更が行われるならば、関係者による正規の手続きがなされなければならない」と述べている。

2010年のエントリー締め切りは5月29日(金)までとなっているが、現在の参戦チームとしてはウィリアムズが手続きを済ませた最初のチームということになる。
(新規参戦チームはすでに手続きが行われている)

FIAは現段階で手続きの途中経過について明らかにしておらず、6月になってから正式発表するとしている。

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2009/05/25

F1を揺るがせたチーム予算制限案、1年延期で結着か

2009 F1 Drivers (C)Force India F1
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2010年からの導入を巡り、FIA(国際自動車連盟)とFOTAが激しく対立しているチーム予算制限案だが、どうやら結着に向けて合意が得られた模様だ。

両者からまだ正式発表はないものの、英国メディアなどは「導入は1年先送り」になったという見方を一斉に報じている。
1年先になることで導入に向け十分な準備期間が得られる他、両者共に面子を保った形で事態が収まることになりそうだ。

これにより、順調にいけば5月29日(金)に設定された2010年のエントリー締め切りまでに、FOTAに属する全10チームはすべて手続きを進める見通しが立ったことになる。

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FOTA、今後のF1参戦確約にFIA案の反古を要求?

Image (C)Panasonic Toyota Racing
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英『オートスポーツ』らが報じるところによれば、F1チームの集まりであるFOTAはFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長に対し、今後のF1参戦を確約する代わりにFIA案の反古を要求する手紙を送ったということだ。

それによれば、2010年のエントリー締め切りとされた5月29日(金)までの解決は時間的に困難なことから、とりあえず2010年も2009年のレギュレーションを継続することを前提に、FOTAに属するチームは2012年までの参戦を確約するというもの。

しかし渦中のチーム予算制限案を巡っては、必ずしもFOTA内部でも意見が完全に一致している訳ではなく、今後まとまって行動できるかは不透明。
そしてこうした状況をマックス・モズレー会長は先刻お見通しとも伝えられていて、どのような対応をみせるかに注目が集まっている。

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「期待外れの結果」

今季最高となる10番グリッドからスタートしながら、結局ポイント獲得がならなかったウィリアムズ・チームの中嶋一貴(24歳)は次のように困難なレースを振り返った。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「スタート、それにトップ10圏内を走っていたレース序盤のペースは悪くはなかった。
でも、最初のピットストップでトラフィックに見舞われたためか、青旗で追い越させた時のためか、ワンストップ作戦のクルマに前に行かれ、順位を落とすこととなってしまった。
最後にクラッシュしてしまったのはハードに追い上げていたための結果。
でも今日のマシンのフィーリングは終始悪くなかったよ」

またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは、「オーバーテイクがほとんどできないこのコースでは、カズキが入賞するのは難しいことだった。
それでもニコがポイント獲得してくれたので、チームとしてはいいレースになった。
このコースだから、昨日の予選がもっとうまくいっていればさらに良かっただろうけれどね。
ファクトリーで懸命に開発を続けた結果がこのモナコでも表れたと思うし、これからさらにパフォーマンスを発揮し始めることだろう」と、期待を込めて語っている。

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ブリヂストン モナコGP決勝レースの模様

Jenson Button (C)Brawn GP F1
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2009 FIA Formula One World Championship 第6戦 モナコGP
開催場所: モンテカルロ 開催日: 5月21日 ~ 5月24日
2009年F1世界選手権 モナコGP決勝

快晴のコンディションの中、モンテカルロのストリートサーキットで開催されたモナコGP決勝は、ブラウンGPのジェンソン・バトンがスーパーソフト・ソフト・ソフトの2ストップ戦略でペースの速い戦略的なレースに優勝した。

バトンに7.6秒遅れてフィニッシュしたのは、バトンと同じタイヤ戦略で戦ったチームメイトのルーベンス・バリチェロ。3位表彰台はソフト・ソフト・スーパーソフトの戦略を使ったスクーデリア・フェラーリ・マールボロのキミ・ライコネンの手に渡った。
チームメイトのフィリペ・マッサが同じタイヤ戦略で4位。
今回は昨年度コンストラクターズ・チャンピオンのフェラーリが立ち直りを見せた。
レースの最速ラップタイムは、ソフトタイヤを装着したマッサが50周目に記録した1分15秒154。

モナコはレースの最中にコース路面がかなり変化するため、通常よりもベストな戦略を予想するのが難しく、タイヤ戦略が特にレースを左右する。

安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「今季5回目の優勝を果たしたジェンソン・バトンとブラウンGPにお祝いを申し上げます。
ドライビング技術を試される究極のレースであるモナコでの優勝には特別な意味があります。
ブリヂストン・タイヤにとっても性能を試す最も大事なレースのひとつです。
ここに来ることができたこと、そして、この素晴らしいロケーションからブリヂストン・ブランドをテレビで世界に発信できたのは名誉なことです」

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「タイヤ戦略という意味では今日は非常に興味深い日でした。
スーパーソフトのブリヂストン・タイヤでスタートした選手は、最終スティントでスーパーソフトを使った選手よりもタイヤのパフォーマンスの落ちが大きいと感じたと思います。
これは、路面コンディションが向上したせいです。
コース路面はレース終盤の方がタイヤに優しくなります。
路面コンディションがどれだけ向上したかは、レースの最速ラップタイムがポールポジションのタイムとほとんど変わらないのを見れば分かります。
ジェンソンは非常に良いドライビングを見せ、第1スティントではスーパーソフトの力強いパフォーマンスを引き出していました。
これが、彼の優勝に繋がったと思います。
完走した4台がここでも1ストップ戦略が可能なオプションであることを示しました。
レースを通して今日は数多くの興味深い戦略が見られました」

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トヨタ モナコGP決勝レースの模様

F1世界選手権第6戦モナコGP決勝
T.グロックが10位でフィニッシュ

パナソニック・トヨタ・レーシングは24日、モンテカルロ市街地特設コースでモナコGP決勝に臨み、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックの両ドライバーが果敢に攻めたが、ポイント獲得には至らなかった。
23日の残念な予選結果を踏まえ、チームは厳しいレースになることを予想し、相応の準備を行った。
ティモ・グロックは、TF109のセッティングを変更し、ピットレーンからスタート。
また、両ドライバーとも燃料を多く積み、ブリヂストンのソフトタイヤで走り出した。
激しくバトルをしたが、狭いモナコの公道ではオーバーテイクがとても難しく、あまり順位を上げられなかった。
しかし、トゥルーリは、一回目のピットストップを12位でむかえ、再びソフトタイヤに履き替えた。
一方、グロックは全ドライバー中、一番長い第1スティント(スタートから最初のピットインまでの走行)を終え、11位でピットストップ、スーパーソフトタイヤに履き替えた。
トゥルーリは、スーパーソフトタイヤに変える為に、2回目のピットストップ。
これで、グロックはトゥルーリの前に出て、最終ラップで、ニック・ハイドフェルドを追い抜き、10位以内でフィニッシュ。トゥルーリは13位だった。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック:カー・ナンバー10 シャシー:TF109/05
グリッド:ピットスタート
決勝:10位(トップと1周差)
ピットストップ:57周目
「上位10位に入れたことは、今週、予選までの状況を考えれば、スタートの時に期待していた以上の結果だと言わざるを得ない。
最終スティントでは、良いラップを刻めたが、モナコでのピットレーンスタートでは、ポイントは獲得は期待できない。
今週末の始まりは良くなかったが、巻き返そうと頑張ってきた。
モナコでは、良い状態でスタートし、クルマを変化するトラックの状態に合わせたいが、フリー走行1回目から、問題が出た。
トルコGPを楽しみにしているし、大幅に改善できると思う」

ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9 シャシー:TF109/06
グリッド:18番手
決勝:13位(トップと1周差)
ピットストップ:49周目、65周目
「予選後に予期した通り、タフな決勝レースだった。
今日のようなグリッドだと、常に難しいレースになるし、われわれの戦略は機能しなかった。
ここのトラックの問題になるが、常に、前が遮られる悪いタイミングに、悪い位置にいたように感じる。
数周、良いラップで走るといつも、前に遅いクルマがいて、一方、オーバーテイクは不可能で再度、速度を落とさなければならなかった。
厳しい週末は終わり、このことは忘れて、はるかに高い競争力が期待できる次のレースに集中したい」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「ピットスタートを選んでセッティングを変更したことが功を奏し、ティモが10位に入った。
ヤルノも13位で完走でき、昨日の予選から考えれば、まずまずの結果と言える。
次のトルコでは言い訳なしでクルマ、チーム力を問われるレースになる。
そのことはチーム全員認識しており、再び上位の争いが出来る様に全力で、レースに臨みたい」

山科忠:TMG会長 兼 チーム代表
「予選に苦しみ、決勝も残念な結果だったが、チームもドライバーも、一生懸命頑張ってくれ、良い仕事をしたと思う。
期待はずれの予選結果にも関わらず、最後まであきらめないところが、うちのチームの良いところだ。
ケルンに戻って、モナコでは何が悪かったのか、しっかりと洗い直さなければならない。
ファクトリーのスタッフはみんな、今シーズン、本当に良くやってくれているので、トルコでは絶対に元の調子を取り戻すと思う。
コンストラクターズ・ランキングは3位をキープしているので、引き続き一生懸命戦い、積極的思考で進めていきたい」

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2009/05/24

バトン(ブラウンGP)、念願のモナコGP初制覇!

Jenson Button (C)Brawn GP F1
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今季快進撃を続けるブラウンGPのジェンソン・バトンが、念願のモナコGP初制覇を飾った。
バトンはこれで自身通算6勝目。
今季5勝目、実に4回目のポールTOウィンをモンテカルロの難コースで遂げたことになる。

2位にもチームメイトのバリチェッロが入り、ブラウンGPはこれで今季3度目の1-2フィニッシュを飾ってみせた。
3-4位にはフェラーリのライコネン&マッサが入り、復調の兆しを感じさせた。
5位レッドブルのウェバー、6位ウィリアムズのロズベルグ、7位ルノーのアロンソ、そして8位にトロ・ロッソのボーデが入りここまでがポイント獲得。
ボーデは開幕戦のオーストラリアに続く今季2度目のポイント獲得となった。

以下、9位フォース・インディアのフィジケーラ、10位トヨタのグロック、11位BMWザウバーのハイドフェルド、12位マクラーレン・チームのハミルトン、13位トヨタのトゥルーリ、14位フォース・インディアのスーティル、そして15位ウィリアムズの中嶋一貴とここまでが完走扱い。
しかし中嶋はあと1周というところでミラボーのブレーキングで姿勢を崩してクラッシュしてレースを終えている。

リタイヤはマクラーレン・チームのコバライネン、BMWザウバーのクビサ、レッドブルのベッテル、ルノーのピケ、トロ・ロッソのブエミでいずれもクラッシュ。

モナコGP決勝レースの結果はこちら
モナコGP画像はこちら

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モナコGP:スタート時車両重量一覧

23日(土)、FIAが発表したモナコGP公式予選終了後の各マシンの車両重量は下記の通り。
(重量はドライバー&ヘルメットを含むもの)

モナコGPスタート時車両重量一覧表

No. Driver Car Weight
1 ルイス・ハミルトン McLaren Mercedes 645.5kg
2 ヘイキ・コバライネン McLaren Mercedes 644.0kg
3 フェリッペ・マッサ Ferrari 643.5kg
4 キミ・ライコネン Ferrari 644.0kg
5 ロバート・クビサ BMW Sauber 696.0kg
6 ニック・ハイドフェルド BMW Sauber 680.0kg
7 フェルナンド・アロンソ Renault 654.0kg
8 ネルソン・アンジェロ・ピケ Renault 673.1kg
9 ヤルノ・トゥルーリ Toyota 688.3kg
10 ティモ・グロック Toyota 700.8kg
11 セバスチャン・ボーデ Toro Rosso Ferrari 699.5kg
12 セバスチャン・ブエミ Toro Rosso Ferrari 670.0kg
14 マーク・ウェバー Red Bull Renault 646.5kg
15 セバスチャン・ベッテル Red Bull Renault 631.5kg
16 ニコ・ロズベルグ Williams Toyota 642.0kg
17 中嶋 一貴 Williams Toyota 668.0kg
20 エイドリアン・スーティル Force India Mercedes 670.0kg
21 ジャンカルロ・フィジケーラ Force India Mercedes 693.0kg
22 ジェンソン・バトン Brawn GP Mercedes 647.5kg
23 ルーベンス・バリチェッロ Brawn GP Mercedes 648.0kg

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ハミルトン(マクラーレン)、ギヤボックス交換で最後尾に

予選Q1でクラッシュしたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンは、その後ギヤボックスの交換を行ったため、グリッド5番降格のペナルティにより決勝レースは最後尾からのスタートということになった。

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モナコ王室、「フェラーリなしのF1考えられない」

1980 Monaco GP (C)Williams F1
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モナコGPといえば、昔からモナコ王室との密接な関わりが象徴的なグランプリだが、そのアルベルト王子は「フェラーリやルノーなしのF1は考えられない」と、現在のF1危機に深い憂慮の気持ちを表した。

これは英『BBC』の取材に答えたもので、「いまのF1がたいへん厳しい問題にさらされているのはよく理解しているが、F1からフェラーリやルノーが離脱するというのは考えられないことだ。
私はなんとかみんなで解決の方法を見出して欲しいと願っている。
また世界的な経済不況の襲来はこのモナコでも例外ではなく、開催に影響を及ぼし始めている。
しかしモナコ王室はモナコGP存続のためにあらゆる努力を惜しまないだろう。
モナコGPはそれ自体、このスポーツの歴史の一部なのだから」と、王子は語っている。

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グロック(トヨタ)、「アロンソが妨害」とアピール

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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トヨタ・チームは公式予選終了後、同チームのティモ・グロックが予選アタック中、ルノーのフェルナンド・アロンソに走行を妨害されたとレーススチュワードに抗議を提出した模様だ。

コースが狭く、全長も短いモンテカルロのコースでの予選アタックではしばしばこうした問題が発生していて、2006年にはポールタイムを記録したミハエル・シューマッハ(当時フェラーリ)が結果的に予選タイムを剥奪されるなどした騒動もあったが、今回のケースでは認められるのは難しそうだ。

開幕から高い戦闘力を示したトヨタ・チームだが、今回は2台共に大苦戦、なんとトゥルーリ・グロック揃ってグリッド最後尾に埋もれるという不振にあえいでいる。

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「トップ10グリッドはうれしい」

Williams Duo (C)Williams F1
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23日(土)行われた公式予選で今季初のQ3進出を果たし、モンテカルロの難コースでトップ10グリッドを確保したウィリアムズ・チームの中嶋一貴は、次のように意欲をみせた。

「自分にとって初めてQ3への進出ができたのだから、もちろんいい公式予選だったと言える。
戦闘力あるクルマを用意してくれたチームには感謝しているよ。
ここが簡単なコースでないことも十分にわかっているつもりだけど、言うまでもなくスターティンググリッドが大きな意味を持つコースだから、この結果を明日のレースに活かし、ぜひともこれまでのリザルトを改善できるようにしたい」

一方、チームメイトであるニコ・ロズベルグは、「6番手というQ3の結果は、正直自分が期待していたものではなかった。
きっともっと上に行けた筈だけど、最後のアタックでバリチェッロに引っ掛かったことやマシンのバランスにわずかに問題があったためだ。
それでもこのポジションからなら明日きっといいレースができると思っているよ」と、期待をにじませた。

またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは、「ロズベルグについてはもっといい順位を期待していたけれど残念ながらそうはならなかった。
カズキのほうはもう使うべきタイヤを残していなかったので、Q3では作戦の立てようがなかった。
とはいえ2台共がQ3まで進出してトップ10に入ったというのはチームとして喜ばしいことで、明日のレースではいずれもポイント獲得が果たせるよう楽しみにしている」と、語っている。

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ブリヂストン モナコGP公式予選の模様

Image (C)Williams F1
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2009 FIA Formula One World Championship 第6戦 モナコGP [予選]
開催場所: モンテカルロ 開催日: 5月21日 ~ 5月24日
2009年F1世界選手権 モナコGP 予選

モンテカルロの公道コースで行われたモナコGP予選は、ブリヂストンのスーパーソフト・タイヤを装着したブラウンGPフォーミュラ1チームのジェンソン・バトンが今シーズン4度目のポールポジションを獲得した。

バトンの記録は1分14秒902。約0.02秒差でスクーデリア・フェラーリ・マールボロのキミ・ライコネンが2位、ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGPフォーミュラ1チーム)が3位だった。
INGルノーF1チームのフェルナンド・アロンソがスーパーソフトで午前中のプラクティス・セッションの最速タイムである1分15秒164を記録した。
このセッションのトップと最後尾のドライバーのタイム差は僅か1.7秒だった。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長とのQ&A

今日の走行のポイントを教えて下さい。
「今日はジェンソン・バトンがブリヂストンのスーパーソフト・タイヤでここモナコのポールポジションを獲得しました。
皆さんもご存じの通り、ここではオーバーテイクが非常に難しいため、ポールポジションには大きなメリットがあります。
予選ラップタイムは非常に接近していました。
このサーキットの特徴で、メカニカル・グリップと空力グリップのバランスではメカニカル・グリップ寄りになります。
接近したタイム差はどのチームもわれわれブリヂストンのタイヤから良い結果を得ることができるということを示しています。
また、今シーズン初のフロントローを達成したフェラーリにとっても良い1日となったと思います」

明日のレースではどのようなタイヤ戦略が考えられますか?
「重要なのは、スーパーソフト・タイヤが耐久面で1ストップ戦略を採用することを可能かという点です。
データ上は可能ですが、コース・コンディションとリヤタイヤの横方向のグレイニング次第だと言えるでしょう。
木曜日の走行時からコース・コンディションは変わりましたが、スーパーソフトはまだソフトのブリヂストン・タイヤよりも約0.4秒速いタイムを記録しています。
今日は路面温度も高かったですが、路面がスムーズでタイヤへの負担がそれほど大きくないため、熱による性能低下は大きな問題にはなりませんでした」

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トヨタ モナコGP公式予選の模様

F1世界選手権第6戦モナコGP予選
トゥルーリ、T.グロックは最後列グリッドから巻き返し

パナソニック・トヨタ・レーシングは23日、モナコGPの予選に臨んだが、大変残念な結果となった。
木曜日に苦労したフリー走行を終え、チームは、伝統的な金曜日の「休息日」を、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックの為に、TF109のデータ解析、セットアップの改良に当てた。
しかし、曲がりくねったモナコの特設コースはTF109向きではなく、またクリアーラップを取れなかったこともあり、予選結果は全く期待はずれに終わった。
予選第1セッションで両ドライバーは、ブリヂストンのスーパーソフトタイヤで彼らの最速タイムを出し、3回の走行を行なった。

ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9 シャシー:TF109/06
フリー走行3回目:19番手 1分16秒810(トップと1.646秒差)  26周
予選第1セッション:19番手 1分16秒548(トップと1.338秒差)  11周
グリッド:19番手(暫定)
「大変がっかりしている。
特に、予選第1セッションの終了直前、最後の2つのコーナーで他のクルマにブロックされた時は、とても良いラップタイムで走行していたから。
自分の最速ラップになっていたはずで、簡単に予選第2セッションに進めたと思うので、怒りを感じている。
結局、今日は、良いパフォーマンスを見せることができなかった」

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック:カー・ナンバー10 シャシー:TF109/05
フリー走行3回目:17番手 1分16秒527(トップと1.363秒差)  29周
予選第1セッション:20番手 1分16秒788(トップと1.578秒差)  12周
グリッド:20番手 (暫定)
「どこが問題なのか、分析しないといけない。
今日は1周目から苦しんだ。
クルマは素晴らしくはなかったが、ひどく悪いわけでもなかった。
ただ、ペースがうまく刻めなかった。
一生懸命攻めたが、充分ではなかった。
今回のグリッドポジションでは難しいかもしれないが、明日の決勝ではもちろんベストを尽くす」

パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー
「見てのとおり、厳しい予選になってしまった。
原因を調べている最中だが、明らかにクルマに問題があり、直さないといけない。
スタートのポジションから考えると、難しい決勝になりそうだが、攻め続けていく」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「信じられない予選結果となり、本当に残念だ。
昨日、ドイツ・ケルンのファクトリーと連携して、セットアップの変更と、フリー走行3回目で試す内容を決めた。
クルマのバランスは悪くないが、グリップがどうしても出せず、予選に向けて、大きくセッティングを変更してみたが、結果に繋がらなかった。
レースに向けては、前向きに考えれば、戦略の自由度があるので、もう一度全てを見直して、全力を尽くす」

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2009/05/23

モナコGPポールポジションはバトン(ブラウンGP)の手に

Jenson Button (C)Brawn GP F1
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モナコGPのポールポジションはジェンソン・バトン(ブラウンGP)が獲得した。
バトンのポールはこれが自身通算7回目、今季4回目ということになる。

2番手にはこれが復活の狼煙かフェラーリのライコネンが入り、フロントロウを確保。
今日が37回目の誕生日となるブラウンGPのバリチェッロは、惜しくも3番手に留まった。
4番手はレッドブルのベッテル、5番手フェラーリのマッサ、6番手ウィリアムズのロズベルグ、7番手マクラーレンのコバライネン、8番手レッドブルのウェバー、9番手ルノーのアロンソ、そして10番手がウィリアムズの中嶋一貴というトップ10グリッドになった。

今季初Q3進出の中嶋は、すでにソフトタイヤを使い果たしたか他車がソフトで2回のアタックに挑む中、ハード側タイヤで淡々とQ3セッションを走り続けた。

明日は78周に及ぶ、モンテカルロ市街地の過酷なレースが待っている。

モナコGP公式予選の結果はこちら
モナコGP画像はこちら

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、今季初予選Q3への進出果たす

予選Q2が終了。
このセッションでトップタイムを記録したのはフェラーリのライコネン。
これにマクラーレンのコバライネンが続き、3番手はレッドブルのウェバー、4番手ブラウンGPのバリチェッロ、5番手ウィリアムズのロズベルグ、6番手レッドブルのベッテル、7番手フェラーリのマッサ、8番手ブラウンGPのバトン、9番手ルノーのアロンソ、そしてみごと10番手でウィリアムズの中嶋一貴が踏み留まった、
中嶋が予選最終ピリオドに進出したのは今季初勝利ということになる。

ここで脱落したのはトロ・ロッソのブエミ、ルノーのピケ、フォース・インディアのフィジケーラ、トロ・ロッソのボーデ、そしてフォース・インディアのスーティルという5台となった。

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ハミルトン、予選Q1でクラッシュ トヨタも脱落

モナコGP予選Q1はウィリアムズのニコ・ロズベルグがトップタイムで終えた。

20分間で行われるこのQ1、残り時間9分というところでアタック中のハミルトン(マクラーレン:この時点で7番手)がミラボーの入り口で痛恨のクラッシュ。
マシンは右後部を大きく破損してストップ、セッションは赤旗中断となった。

再開後、激しく行われたタイムアタックの結果、トップタイムはロズベルグ。
2番手ブラウンGPのバトン、3番手レッドブルのウェバー、4番手フェラーリのマッサ、5番手ブラウンGPのバリチェッロ、6番手マクラーレンのコバライネン、7番手フェラーリのライコネン、8番手トロ・ロッソの新人ブエミ、9番手ルノーのアロンソ、10番手レッドブルのベッテル。

ウィリアムズの中嶋一貴は11番手、ルノーのピケ12番手、フォース・インディア勢は健闘してフィジケーラ13番手、スーティル15番手、トロ・ロッソのボーデ14番手でこの15人がQ2に進出を決めた。

脱落したのはマクラーレンのハミルトン、BMWザウバーのハイドフェルドとクビサ、そしてトヨタのトゥルーリ&グロックの5人となった。

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モナコGPフリー3回目はアロンソが最速タイム

Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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モナコGPフリー走行3回目セッションが終了。
公式予選を前に注目されるこのセッションでトップタイムを記録したのは2006-7年にこのコースを連続制覇した経験のあるルノーのアロンソだった。

注目のバトン(ブラウンGP)は2番手。
3番手マクラーレンのコバライネン、4番手ブラウンGPのバリチェッロ、5-6番手にフェラーリのマッサ&ライコネン、7番手マクラーレンのハミルトン、8番手レッドブルのベッテル、9番手ウィリアムズのロズベルグ、10番手レッドブルのウェバーの順。

ウィリアムズの中嶋一貴は11番手、トヨタはグロック17番手、トゥルーリ20番手と苦戦、BMWザウバー勢もクビサ&ハイドフェルドが18-19番手に沈んだ。

このあと注目の公式予選が現地時間午後2時(日本時間:午後9時)から行われる。

モナコGPフリー走行3回目の結果はこちら
モナコGP画像はこちら

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ウィリアムズ首脳、「強硬論者はフェラーリ&トヨタだけ」

P.Head & F.Williams (C)Williams F1
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F1チームの集まりであるFOTAでは、22日(金)に行われたFIA(国際自動車連盟)との協議が物別れに終わったあと「FIA案強行なら、FOTAに属するすべてのチームが2010年シーズンエントリーしない」と、足並みが一致していることを強調しているが、内実はどうもそうではないことをウィリアムズ・チーム首脳が示唆している。

これは同チームのパトリック・ヘッド/エンジニアリング・ディレクターが明らかにしたもので、「2010年からのコスト削減をほんとうに認めようとしていないのはフェラーリとトヨタの2チームだけだよ。
マクラーレンやBMWは予算制限に理解を示しているし、ルノーも表向き反対の姿勢をみせてはいるものの、フラビオ(ブリアトーレ代表)なんかは元々コスト削減推進論者の筆頭だったんだからね。
強硬派のフェラーリだって、裁判所から門前払いを喰らった今、もうそう長くは道に迷ってはいられないことだろうだ」と、ドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』の取材に答えたもの。

なおFOTAに加盟しているチームの中で、ウィリアムズとフォース・インディアの2チームは当初からFIA案に基本的に理解を示しているとされる。

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ヴァージン・グループ、ブラウンGPと訣別近し?

今季開幕以来、関係者の予想を裏切る快進撃を続ける『ブラウン・グランプリF1チーム』だが、その白を基調としたボディには「ヴァージン」と「MIG」の他、大きなスポンサー・ロゴは見受けられない。
Brawn GP『BGP001』(C)Brawn GP F1 Team
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チームの冠スポンサーになるとみられた「ヴァージン・グループ」とは、支援拡大に向け再三話し合いが続けられたとされるが、どうもその協議の行く末は芳しいものではなく進展がみられていないようだ。

関係者によれば、開幕戦オーストラリアGP時に25万ドル(約2,400万円)と呈示されたスポンサー料は、ここまで5戦中4回の勝利という強烈なパフォーマンスの後押しを受け、飛躍的に上昇の金額をニック・フライ/CEOが示しているということだ。

英『タイムズ』紙によれば、今週モナコGPのためにモンテカルロに飛来するヴァージン・グループの総帥リチャード・ブランソン会長は、しかしレッドブルのモーターホームに入るのではとの噂がしきりという。

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すでに2チームが2010年F1エントリー提出か

Image (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)とFOTAとの協議が難航する中、5月29日(金)までと設定された2010年シーズンへのエントリー受付に、すでに2チームが手続きを済ませたものとみられている。

1チームはかねて2010年からの参戦表明を行っていたオール・アメリカンの『USF1』チームだが、もう一つはこれまで表面化していなかったスペインのGP2チーム『カンポス・レーシング』であるという。

カンポス・レーシングは元ミナルディのF1ドライバーであるエイドリアン・カンポス氏(スペイン)が率いるチームで、以前スーパー・アグリが危機に陥った際にも購入者の一つとして名前が挙がったことがある。

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FIA&FOTA合意に至らず、F1分裂の怖れ

Monaco GP Image (C)Williams F1
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22日(金)夕方、モナコGPが行われているモンテカルロにあるACM(モナコ自動車クラブ)で、2010年のレギュレーションについて会合の場を持ったFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAだったが、結局合意は得られなかった模様だ。

両者共に結果について公式発表していないものの、3時間にも及ぶ会議を終えて出てきたFOTAのルカ・モンテツェモロ代表は、「会議は建設的なものだったが、今後まだ多くの協議が必要となった」と、事態が解決には至らなかったことを示唆した。
FOTAはまた23日(土)にもさらにミーティングを行い、その後再びマックス・モズレー会長と協議の場を持つ可能性を示している。

しかしもしこのまま決裂が続いた場合、フェラーリ、トヨタ、ルノー、そしてレッドブルらはすでに2010年のF1に参加しない姿勢をみせていて、最悪の場合F1が分裂する怖れを残したままだ。

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2009/05/22

エクレストン氏、「モズレーFIA会長に脅しは通じない」

2010年からのF1チーム予算制限案の対立を巡り、FIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAは22日(金)にも現在モナコGPが行われているモンテカルロ現地で会合の場を持つことになっている。

これについてF1の商業権を司るバーニー・エクレストン氏は、「これだけ対立を深めると、両者の和解は難しいかも知れないね。
フェラーリがもしF1からいなくなるとしたら、それはたいへんな損失だとは思うがもしかしそもそもマックス・モズレーはプレッシャーを感じる人間ではないからね。
彼は撤退なんていう脅しに屈服することはないよ。
詰まるところ、来年も私はこうしてモンテカルロで小さなバス(モーターホーム)の中にいることだろう」と、語っている。
Monaco Cruiser (C)Williams F1
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FOTAのメンバーはモズレー会長との会合に先立ち、港に係留されたフラビオ・ブリアトーレ代表(ルノー)が所有する豪華ヨットの中で今後の方針について打ち合わせをするとみられている。

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ブラウンGP、スティーブンスを育成ドライバーに

Will Stevens (C)Brawn GP F1 Team
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ここまで快進撃を続けるブラウンGPが、イギリスの新鋭ウィル・スティーブンス(17歳)をチームの育成ドライバーとして契約したことを発表した。

スティーブンスは旧ホンダ・チーム時代にすでに起用されていたもので、新チームもこれを継承、将来的にブラウンGPのF1プログラムの重要な一員になるよう育成を続けるということだ。

スティーブンスはレーシングカートで活躍後、今シーズンは英国フォーミュラ・ルノー・シリーズに名門フォーテック・モータースポーツから参戦、ここまで6戦を終えてランキング10位になっている。

今回の発表を受けスティーブンスは、「今シーズン、これだけの大成功を収めているブラウンGPからこのような指名を受けてほんとうに光栄に思っている。
ロス・ブラウンやニック・フライ、そしてロン・メドウズら僕を評価してくれた人々に対し、必ずや恩返しすることを約束する」と、意欲をみせた。

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「午後は難しかった」

中嶋一貴&清原和博 (C)Williams F1
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21日(木)に行われたモナコGPフリー走行初日を、午前のセッションで6番手、午後のセッションでは9番手となったウィリアムズ・チームの中嶋一貴(24歳)は、「午後は難しかった」と、振り返っている。

「今朝は良かったんだけど、午後になってちょっとマシンが困難だったので、今夜その理由を見極めなくてはならないと思っている。
そして明日のフリー走行3回目、さらにはここで大事な公式予選に向けて準備を進めたい」

またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは、「モナコGPの標準的な木曜日。
今日は主に2種類のタイヤの評価を行なった。
まだ今の時点でマシンがどうだこうだ言うには早過ぎるね。
ほんとうの比較は明後日にならないと……」と、慎重な姿勢をみせた。

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トヨタ モナコGPフリー走行の模様

F1世界選手権第6戦モナコGP フリー走行初日
モナコの特設コースでTF109の感触を確認

パナソニック・トヨタ・レーシングは21日、モナコ公国のモンテカルロ市街地特設コースで、2009年のF1世界選手権第6戦に向け、フリー走行を開始した。
伝統的にモナコGPでは、フリー走行は木曜日に開催される。
ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは、曲がりくねった3.340キロメートルのコースでのTF109の初感触を得る為に日が差して暖かくなった公道へ走り出した。
チームはメカニカルなセットアップ調整同様、TF109が最大のダウンフォースを得られるよう作業を行った。

気温26℃、路面温度44℃になった午後のフリー走行2回目では、ブリヂストンのソフトタイヤとスーパーソフトタイヤの評価に焦点を移した。
トゥルーリとグロックの両ドライバーは、慌しく、しかしトラブルはなく、評価セッションを終えた。
フリー走行3回目は、土曜日の午前に行われる。

ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9 シャシー:TF109/06
フリー走行1回目:20番手 1分19秒831(トップと2.642秒差) 28周
フリー走行2回目:14番手 1分16秒915(トップと1.672秒差) 43周

「今日は、セットアップや、クルマの良いバランスを探すなど、通常の作業を行った。
今朝は、路面が当然汚れていたので、グリップがあまり得られなかった。
フリー走行2回目は、タイヤ、特にタイヤのタレの問題が出たので、これから調べて、解決しなければならない。
やらなければならない作業がたくさんあるが、ここモナコではデータを解析し、セットアップの改良に当てられる日が一日多い。
明日、休む訳にはいかないだろう」

ティモ・グロック:カー・ナンバー10 シャシー:TF109/05
フリー走行1回目:19番手 1分19秒698(トップと2.509秒差) 24周
フリー走行2回目:18番手 1分17秒207(トップと1.964秒差) 45周

「今日は良い日ではなかった。
午前のフリー走行では、メカニカルと空力のセットアップを色々と行い、午後のフリー走行2回目は、タイヤの評価に時間をかけた。
われわれがどの辺りにいるかを、現時点で言うことは難しい。
ラップタイムからすると、素晴らしい結果は出せなかったけれど、フリー走行後に判断をすることは常に難しい。
今日の午後、少し苦しんだ駆動力を向上させ、タイヤを最大限に生かせるようにしなければならない。
簡単ではないが、参考になる情報はたくさんあるから、予選までに良くなると思う」

Dieter Gass (C)Panasonic Toyota Racing
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ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「クルマに関して大きな技術的なトラブルはなく、多くの周回をこなしたが、慌しいフリー走行だった。
フリー走行1回目は、主にセットアップと、今回のレースのために準備した新しいパーツの評価を行い、2回目はタイヤに重点を置いた。
ロングランでのタイムの安定性に少し苦労したので、これから調べないといけない。
タイムシートについてはあまり気にしていない。
なぜなら、2回目のフリー走行では、早い段階にスーパーソフトタイヤでわれわれの最速ラップを出したし、モナコでは週末になればなるほど速いラップが出ること分かっている。
今夜だけでなく明日もデータを分析し、土曜と日曜にはベストなパッケージで臨みたい」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「非常に厳しいモナコGP初日といわざるを得ない。
低速コーナーの多い、モナコでは立ち上がりの加速性能が非常に大切だ。
しかし午前も午後も、色々なセットアップを試みたが、その加速時のグリップが十分に得られず、終始苦しんだ。
その為、タイヤの痛みも大きく、ロングランでもタイムを安定させる事ができなかった。
幸いなことに、普段と異なり明日は走行がなく、予選まで1日の余裕がある。
ドイツ・ケルンのファクトリーの仲間と協力して、なんとしても解決策を見つけ出し、モナコでは他のGP以上にグリッドポジションが重要なので、良い予選結果を目指す」

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2009/05/21

フリー走行2回目、トップタイムはロズベルグ

Nico Rosberg (C)Williams F1
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モナコGPフリー走行2回目セッションはウィリアムズのニコ・ロズベルグが1'15.243のタイムでタイミングモニターの最上位に位置して終えた。

2番手は昨年の覇者であるマクラーレンのハミルトンで、こちらも終始好調なタイムを記録し復調を印象づけた。
3-4番手にブラウンGPのバリチェッロ&バトンのコンビ。
5番手フェラーリのマッサ、6番手レッドブルのベッテル、7番手マクラーレンのコバライネン、8番手フェラーリのライコネン、9番手ウィリアムズの中嶋一貴、そして10番手にルノーのピケが入り、僚友アロンソ(11番手)を上回ってみせた。

セッション序盤、マシントラブルの修復に時間が掛かったレッドブルのウェバーは挽回して12番手。
トヨタ勢はトゥルーリ14番手、グロック18番手と苦戦。
またBMWザウバー勢はクビサがセッション開始早々にマシン後部から火を噴いてストップ、エンジンとみられるトラブルでこのセッションをフイに。
またハイドフェルドも17番手と精彩を欠いた。

モナコGPフリー走行2回目の結果はこちら
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モナコGPフリー走行1回目、バリチェッロが最速タイム

Rubens Barrichello (C)Brawn GP F1 Team
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モナコGPのフリー走行1回目セッションはブラウンGPのルーベンス・バリチェッロがトップタイムを記録、このタイトなドライバーズ・サーキットでも『BGP001』にパフォーマンスがあるところを予感させた。

2番手はフェラーリのマッサ、3-4番手に挽回を期すマクラーレンのハミルトン&コバライネン、5番手フェラーリのライコネン、6-7番手にウィリアムズの中嶋一貴&ロズベルグ、8番手ブラウンGPのバトン、9番手ルノーのアロンソ、そして10番手レッドブルのウェバーというトップ10となった。
中嶋一貴に先行されたロズベルグは奪還を期したものの、ハミルトンに邪魔されてタイムアップはならず。

レッドブルのベッテルはラスト10分ほどとなった時点でエンジンとみられるトラブルから突如白煙を上げストップするシーンを演じている。

モナコGPフリー走行1回目の結果はこちら
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フェラーリ、さらに控訴の構えも

Ferrari Prancing Horse (C)Ferrari S.p.A
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フランス・パリの裁判所に仮処分申請を出しながら、これが却下されたフェラーリ・チームは、さらに控訴する構えをFIA(国際自動車連盟)のF1委員会に示しているということだ。

F1チームの象徴とも言えるフェラーリは依然として「F1撤退も辞さず」との強い姿勢をみせていて、問題解決への道筋はまだ見えていない。

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ブラウンGP、進まぬスポンサー交渉に苛立ち?

2010年シーズン、開幕からここまで5戦中4勝と破竹の勢いで進撃を続ける『ブラウン・グランプリF1チーム』だが、その一方で車体のほとんどはスポンサーロゴがないままだ。
Brawn GP『BGP001』(C)Brawn GP F1 Team
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こうした状況を打開するためか、同チームではスポンサーとの交渉に当たるコマーシャル・ディレクターのデビッド・バトラー氏を更迭したと伝えられている。

後任には、以前B.A.R・ホンダ・チーム時代にこうした活動にやはり関係があった広告会社出身のバスティン・ヒボン氏が起用されたということだ。

こうした体制変更により、ブラウンGPが資金面でもトップチームに躍り出ることができるか注目だ。

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ブリアトーレ代表、ルノーF1撤退なら独立も

フェラーリやトヨタ同様2010年のレギュレーション次第ではF1撤退も辞さず、との強い姿勢をみせているルノー・チームだが、ここに来てフラビオ・ブリアトーレ代表の動きが関係者の関心を集め始めている。
Flavio Briatore (C)Renault F1 UK
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フランスなどのメディアによれば、もしルノー・チームがほんとうにF1から撤退した場合、フラビオ・ブリアトーレ代表が自身のチームを立ち上げてF1参戦を継続するのではないかというもの。
その背景には、以前スーパー・アグリの買収にも名前が挙げられたスペインのアレハンドロ・アギャグ氏の存在が浮上していると言われる。

具体的な体制はまだ不明だが、ルノーのシャシー部門の本拠であるイギリス・エンストンのファクトリーを入手するものと推測されていて、当然エンジンはルノーのものでスタートすることになるだろう。

もともとやり手のブリアトーレ氏だが、今回の計画にはロス・ブラウン氏によるブラウンGPの成功が刺激になっていることは間違いないようだ。

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法的手続きに出たフェラーリ、門前払いに

Image (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)が示した2010年からのチーム予算制限などF1レギュレーションについて、これを不当なものとしてフランス・パリの裁判所に仮処分申請を出したフェラーリ・チームだったが、司法当局によりこれが20日(水)却下されたことがわかった。

しかしそれでもフェラーリ・チームのスポークスマンは「現状のまま事態の打開が図られなければ、フェラーリを含む複数のチームは2010年のエントリー手続きを行わない」と、あらためてF1撤退の姿勢をみせた。

FIAが発表した2010年のF1エントリー受付は5月29日(金)までとされていて、解決にあてられる時間は日に日に減少してきた。

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2009/05/20

ホッケンハイム、ドイツGP存続掛け地方議会と交渉へ

Hockenheim Stand (C)Mercedes Motorsport
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現在ニュルブルクリンクとの間でドイツGP交互開催しているホッケンハイムリンクだが、地元自治体からの支援継続を巡り、20日(水)地方議会との間で交渉が行われる見込みだ。

ホッケンハイムはかつて全長12キロというロングコースを誇り、ドイツを代表する名コースと言われたが、故ジム・クラークやパトリック・デパイユらの死亡事故もあり現在のようなショートなものに短縮、肝心のドイツGPも赤字が続いて地元州からの財政支援が続けられている状況。

2009年のドイツGPはニュルブルクリンクでの開催となるが、もし解決策が見出さなければ2010年ホッケンハイムでのドイツGPは開催が危ぶまれる状態と伝えられている。

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ウィリアムズ首脳、「確立されたドライバー必要」

フランク・ウィリアムズ代表が同チームの第3ドライバーであるニコ・ヒュルケンバーグのシートについてロズベルグとの交代という可能性を示唆したが、同じくチームを発足時から支えたパトリック・ヘッド/エンジニアリング・ディレクターは、「われわれには確立されたドライバーが必要」との見解を示した。
Williams Trio (C)Williams F1
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「ヒュルケンバーグは間違いなく優れた才能の持ち主だと確信しているが、F1でどれだけやれるかはわからない。
ハミルトン、あるいはベッテルが示したように下位カテゴリーから来ていきなり能力を発揮するドライバーはいるが、それを見極めるのは非常に難しいことだからね。
もしロズベルグが去って彼が加入ということになれば、来年は中嶋一貴&ヒュルケンバーグという、いずれも経験の少ないドライバーだけのラインナップということになる。
しかし私は、ウチにはもっと経験や実績のある確立されたドライバーが必要だと考えているんだがね」

中嶋一貴のF1最高は6位。(ロズベルグは2位)
今シーズンは残念ながら予選・決勝ここまですべてのセッションでロズベルグに遅れを取っている。

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王者ハミルトン、「F1はまるで刑務所のよう」

2008年の世界チャンピオンであるマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(24歳:イギリス)が、現在繰り広げられているF1のゴタゴタに強い失望感を顕わにしている。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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これは英『タイムズ』紙に語ったもので、その中でこの史上最年少チャンピオンは、「ほんとうに失望しているんだ。
夢だったF1の世界だけど、でもここではいるべきじゃないと思いながらも塀の中に収監されている、まるで囚人のようなもの。
ドライバーなのにドライビングに集中することができず、いつだって処分や裁判など政治的なことに振り回されている。
僕は純粋にドライバーの立場でモータースポーツの世界に入ったんだ。
決して政治家になるために始めた訳じゃないよ。
いま考えれば、もっと下のカテゴリーのほうがみんな純粋にモータースポーツを愛していて楽しかったね」と、語っている。

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マクラーレン・メルセデス、やはり身動き取れず?

フェラーリ、トヨタ、そしてルノーらのメーカー系チームをさらにはレッドブル・グループらが相次いで2010年のF1参戦に否定的な態度を見せる中、メルセデスとの間でパートナーシップ関係にあるマクラーレン・チームは、やはり行動を制限されているようだ。
Image (C)Ferrari S.p.A
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2010年のF1エントリー締め切りは5月29日(金)までとされているが、プライベート・チームを含め多くのチームがまだ様子見の状態。
しかし、マクラーレン・チームは期日までにエントリーの手続きを済ませる姿勢をみせているという。

イギリス国内のメディアからは、マクラーレン・チームは先のオーストラリアGP終盤でのオーバーテイク問題を巡りFIA(国際自動車連盟)から執行猶予付きの出場停止処分を受けていて、事実上FIAに対していま反旗は揚げられない状況と指摘されているもの。

もしF1チームの集まりであるFOTAの足並みが乱れることになれば、ほくそ笑むのはモズレー会長だけか。

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2009/05/19

中嶋一貴、すでに2010年のウィリアムズ残留は確実?

今シーズン、開幕からここまでノーポイントと苦戦を続けるウィリアムズ・チームの中嶋一貴だが、それでもすでに2010年のシートは安泰のようだ。
これは、同チームのフランク・ウィリアムズ代表が第3ドライバーであるニコ・ヒュルケンバーグ(21歳:ドイツ)の処遇について語ったところから推測されるもの。
Nico Hulkenberg (C)Williams F1
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ヒュルケンバーグのレースシート獲得の可能性について聞かれた同代表は、「いまわれわれがその質問に回答することは難しい。
なぜなら、もう一人のニコ(ロズベルグ)が果たしてどうなっているかがまだわからないからだ。
ヒュルケンバーグがわれわれのドライバー候補として最有力であることは認めるが、それはロズベルグ次第だね」と、語っている。

ヒュルケンベルグは、ドイツのカート界で出世の階段を歩み、2005年にフォーミュラBMWでシングルシーターデビューを果たすと、そのまま駆け足でタイトルを獲得。
2006年はドイツF3で戦う一方で、A1GPシリーズにも参戦し2006-2007年シーズンで優勝を果たし、さらには2007年のF3ユーロシリーズでランキング3位に。
2008年シーズン、中嶋一貴のあとを継いで同チームのテストドライバーに抜擢されると、この年のF3ユーロシリーズでチャンピオンを獲得、2009年はGP2シリーズにステップアップしている。

ウィリアムズ・チームではロズベルグ、中嶋一貴いずれも契約は今年一杯で2010年はオブションとなっているが、ロズベルグにはマクラーレンやBMWザウバーから食指が伸ばされていると伝えられる。

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ローマGP主催者、「フェラーリF1撤退なら破談!」

イタリアのローマ市では2012年の『ローマGP』開催に向け、すでにコースレイアウトを発表するなど準備を推し進めているが、FIA(国際自動車連盟)との対立から発生したフェラーリF1撤退という思わぬ難題の勃発に頭を抱えている。
Rome GP Course Image
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ローマ市のジャンニ・アレマンノ市長は、「われわれはすでにグランプリ開催のための推進委員会を設けるなど計画の遂行に邁進している。
すべてはイタリアのF1ファンのためのものだが、それにはフェラーリを欠くことなど考えられない。
跳ね馬なしなら破談になってしまうよ!
いまの騒動が早く収まってくれることを願っている」と、地元の『コリエーレ・デロ・スポルト』紙に対し、切実に語っている。

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モズレー会長強硬姿勢、「制限金額は譲れない」

2010年からのチーム予算制限案を巡り、とりわけメーカー系チームから激しい反発を受けているFIA(国際自動車連盟)だが、マックス・モズレー会長は「制限金額を譲るつもりはない」と、依然として強硬姿勢であるところを英『BBC』で示した。
C.Horner & M.Mosley (C)RedBull Racing
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「われわれは、一部の人間が指摘するように二通りのチャンピオンシップを作ろうなどとは考えていない。
誰もが同じ規則でレースをするというのは当然だし、またその一方でコスト削減しなければF1は存続できないという事実も避けられないこと。
しかし4千万ポンド(約59億円)という制限金額は決して譲れない。
なぜなら、これより高額では新しいチームの参画が望めないからだ。
従ってあとは不満を唱えているチームがこれを理解し、戻って来ることだけだよ」

また同会長は「実際にF1から撤退するなんて考えられない」と、離脱の脅し(?)にもすこぶる楽観的だ。

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レッドブル、Wディフューザー今週のモナコGP投入へ

かねて流行のWディフューザー開発を急いでいたレッドブル・レーシングだが、どうやら今週行われるモナコGPへの投入が決まったようだ。
同チームの『RB5』はプルロッド方式のリヤサスペンションを採用しているため、設計変更に時間が掛かるので当初はトルコGPからとみられていたもの。
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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これは、同チームのセバスチャン・ベッテルがドイツの『スポルト・サンタグ』で明らかにしたもの。
「モナコは特殊なコースだからどの程度パフォーマンスが上がるかはわからないけれど、でも効果があるものならたとえ少しでもわれわれの手助けになることだろう」と、注目の若武者は期待をみせた。

今シーズン、開幕からWディフューザー搭載チームが高い戦闘力を発揮したが、そんな中レッドブルだけは旧来型のもので互角の戦いを繰り広げていた。

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2009/05/18

シルバーストーン、エクレストン氏に売却?

現在イギリスGPを開催するシルバーストーン・サーキットが、売却に出される可能性が出てきた。
2006 British GP Scene (C)Renault F1
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同サーキットはBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)が保有しているものだが、1971年に取得した当地の売却についてはBRDCのロバート・ブルックス議長が示したものという。
ただし実際の売却にはBRDC理事会の同意が不可欠。

シルバーストーンは財政難による改修工事の不足からFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏と対立、2010年にはイギリスGPがドニントンパークへ移されることがすでに決まっている。
(ドニントンパークでも工事の遅れが表面化、2011年まで延期される可能性が報じられている)

ただクラブの貴重な財産がかねて対立してきたエクレストン氏の手に渡ることにはメンバーの強い抵抗もありそうだ。

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F1チーム、今週再びモナコで会合 打開策模策へ

Monaco Image (C)Ferrari S.p.A
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先週金曜日のFIA(国際自動車連盟)との会議で物別れに終わったF1チームの集まりであるFOTA勢は、さらなる打開策を巡り今週再び会合の場を設けることが英『ガーディアン』紙の報道でわかった。

それによれば木曜日からスタートするモナコGPに先駈け、19日(火)に当地モンテカルロで行われるというもの。
FIAが示した2010年のエントリー受付は5月29日(金)までと迫っている。

そんな中、すでにFIA案の受け入れを決めているとされるウィリアムズ・チームのフランク・ウィリアムズ代表は、フェラーリ、トヨタ、ルノー、そしてレッドブルらがみせる強硬姿勢に対し憂慮の姿勢を隠していない。

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バトン(ブラウンGP)、「モナコで真の競争力みせる」

ホンダ時代の14位(バリチェッロ)-18位(バトン)からわずか1年足らずで現在のランキング1-2位独占という目覚ましい快進撃を続けるブラウンGPの二人だが、これがマシンのせいだけなのかを占うのが今週のモナコGPということになりそうだ。
Jenson Button (C)Ex.Honda Racing
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これについてバトンは、「モナコは間違いなくドライバーズ・サーキット。
ここでこそ僕らのほんとうのパフォーマンスが試されることになるだろうね。
これまでいい成績が残せていないけれど、今年はそれを払拭するいいチャンスだと思っているんだ。
チャンピオンシップを占う上でも大事なレースになると思うし、ここまでの成績がただマシンだけのお陰じゃないということを証明してみせるよ」と、意欲をみせている。

バトンにとって苦手とみる向きが多いモナコGPだが、B.A.R・ホンダ時代の2004年には2位表彰台に上がる活躍をみせている。

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エクレストン氏、F1二重構造には否定的

FIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAとの2010年チーム予算制限案を巡る対立は、両者が持った協議の場でも解決には至らなかったものの、その焦点の一つであるマシン規則の違いによる事実上のF1二重構造について、実力者であるバーニー・エクレストン氏が否定的な見解を表している。
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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「今回の反発では、F1二重構造という部分がガンになったと思うね。
予算制限そのものについてはみんな必要性を感じているんだ。
いくつかのチームはF1からの撤退をほのめかしているが、私はそれが現実になるとは考えていない。
誰だってF1をつぶそうと企んでいる訳ではないのだから。
詰まるところ、現在示された年間4千万ポンド(約59億円)以内という金額がもっと増大され、二重構造なんかではなくみんなが同じ規則で戦うというところに落ち着くのではないか」との見解を英『デイリー・メール』紙に語った。

F1が瓦解してしまうのを誰より怖れているのはエクレストン氏その人だろう。

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2009/05/17

J.スチュワート氏もFOTA側の動きを「理解」

元3回の世界チャンピオンで、自身のF1チームも率いた経験を持つジャッキー・スチュワート氏(69歳:イギリス)が、今回のチーム予算制限案を巡る騒動について発言、FOTA側に理解を示す見解を英『デイリー・エキスプレス』紙に語っている。
Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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「F1が成り立っているのは、参加するチームが巨額の投資をしているからに他ならない。
チームがどれだけの予算で戦うかはそれぞれのチームが決めるべきもので、FIAが一様にこれを決めてしまうというのはフェアでない。
もしほんとうに彼らが揃って撤退してしまえば、F1というモータースポーツはこの世界からなくなってしまうだろう」と、このナイトは危惧している。

ただその一方で、必ず解決策は見出され、F1が続いていくことを確信しているとも付け加えた。

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J.トゥルーリ(トヨタ)、地震被災地を見舞い

トヨタ・チームのヤルノ・トゥルーリ(34歳:イタリア)が、先月見舞われた大地震で大きな被害を受けたイタリア中部のアブルッツォ州を訪問し、被災者を見舞った。
Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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先月6日、マレーシアGP直後に大地震に見舞われたアブルッツォ州では実に300人以上の市民が死亡、住まいを失った人は最大3万人にも及ぶという大きな被害を出し、心を痛めた地元ペスカーラ出身のトゥルーリは他のF1ドライバーにも呼び掛け、義援金を集めるなど積極的な支援を続けていたもの。

今もガレキの山となっている当地を訪れたトゥルーリは、「まさに廃墟となっている故郷を見て心を痛めた。
僕もできる限りの応援をするし、みんなには心を強く持って復興に取り組んで欲しい」と、語っている。

トゥルーリが自ら設立した『アブルッツォ・ネル・クオーレ基金』の金額は、しかしまだ約2万3千ユーロ(約300万円)に留まっているということだ。

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メルセデス、ブラウンGPへの支援拡大へ

昨年のチャンピオン・チームであるマクラーレンが開幕から思わぬ苦戦を強いられる一方で、新興のブラウンGPが快進撃を続ける中、両チームにエンジンを供給するメルセデスでは、ブラウンGPに対しての支援を今後拡大していく見込みだ。
Brawn GP (C)Brawn GP F1
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ドイツの『RTLテレビ』が伝えるところによれば、ブラウンGPとの契約ではメルセデス側にオブション権があるということで、今後はメルセデス主導で渦中の「KERS」(運動エネルギー回収システム)もブラウンGPに供与、搭載に向けて動き出すとみられる。

ただ、マシンにかなりの重量増加と設計変更をもたらすKERSの搭載は、バランスのとれた現在の『BGP001』の好パフォーマンスを崩してしまう可能性もあり、ロス・ブラウン代表にとっては難しい判断を強いられることになりそうだ。

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地元イタリアの首長もフェラーリの強硬姿勢擁護

F1チーム予算制限案を巡るFIAとFOTA側の対立は、ついにフェラーリが提訴に持ち込むなど先鋭化しているが、跳ね馬チームの地元イタリアではこれを擁護する発言が続いている。
Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリの工場があるイタリア・モデナ市のジョルジョ・ビーギ市長は、「歴史と伝統のあるスポーツなのに、こんな急激にしかも理不尽にルールが変更されるのでは、参加するチームが憤るのも無理はない」と、同情。
またイタリアのオリンピック委員会でもフェラーリの立場を理解し、支持するとの立場を明らかにしている。

反発しているのはフェラーリだけでなく、トヨタやルノーも同様に撤退をほのめかしているが、しかしこうした動きに対しFIAは「われわれはどこからもF1から撤退するなどという通知は受け取っていない」と、相変わらず涼しい顔でこれを受け流している。

FIAが設定した2010年シーズンのエントリー締め切りである5月29日(金)まではすでに2週間を切っていて、それまでにこのこじれた問題が解決できるのか注目される。

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2009/05/16

フェラーリ、事態打開に向け訴訟手続き開始

イタリアのメデイアが伝えるところによれば、15日(金)に行われたFIAとFOTAとの協議が決裂したことを受け、フェラーリ・チームは単独でフランスの司法当局に対し法的な手続きを開始した模様だ。
Ferrari Prancing Horse (C)Ferrari S.p.A
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それによればこうした行動についてすでに15日のうちにFIAには通知されているとのことだが、FIAのモズレー会長は「そうした件について詳しいことは知らない」と、おとぼけ気味。

一方、フェラーリ同様にこの予算制限案について反発の姿勢をみせているトヨタ・チームでは、「フェラーリがある行動に出たということはわれわれも関知している。
そしてわれわれはこれが理解できるし、支援すべく立場にあると考えている」と、ジョン・ハウェット社長はエールを贈っている。

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どうなる? FIAとFOTAの協議は結論に至らず物別れに

2010年シーズンからのF1チーム予算制限を巡り、15日(金)ロンドンのヒースローで行われたFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAとの協議は、残念ながら合意に至らず結論を得ないまま物別れに終わったことが伝えられた。
Image (C)Panasonic Toyota Racing
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会議にはFIAのマックス・モズレー会長に加え、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の実力者バーニー・エクレストン氏も加わったということだが、一方FOTAの代表で制限案反対の急先鋒だったフェラーリのルカ・モンテツェモロ社長は欠席したとのこと。
欠席の理由は同氏の父親が死去したためで、このため代役としてステファーノ・ドメニカリ代表が会議に出たとみられる。

伝えられるところでは、FIAは予算制限案についての見直しも、今月の29日に設定された2010年エントリー締め切りの変更も拒否、何ら有効な解決策は見出せなかったという。

決裂ならフェラーリをはじめトヨタ、ルノー、レッドブルらはいずれもF1撤退の姿勢もみせていて、今後各チームは持ち帰ってそれぞれ解決策を模策することになるという。

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フェラーリ&マクラーレンはモナコGPでもKERS使用

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今季開幕戦から「KERS」(運動エネルギー回収システム)を使用し続けているフェラーリ&マクラーレン両チームは、いずれも来週行われるモナコGPにおいても同装置を搭載する方針を明らかにした。

KERSは、長いストレートなどでその効果が発揮されると伝えられていて、小さなコーナーが連続するモンテカルロのような低速コースではそのメリットが小さいとみられている。

他方、現在同装置を取り外しているBMWザウバーやルノー・チームでは、いずれもモナコGPではその条件から再搭載の予定はないとしているが、そのうちルノーのパット・シモンズ/エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターは、「モナコでKERS搭載車が速かった、というシーンを見たいものだ」と、独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に期待(?)を語っている。

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ローラ、2010年F1復帰に向け動き出す

先月、2010年シーズンからのF1復帰に向け関心をみせていた英国コンストラクターの名門『ローラ』社が、計画の実現に具体的に動き出したことがわかった。
鈴木 亜久里/ローラ (C)Super Aguri F1
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同社はすでにマシン開発など具体的なプロジェクトの進展に手をつけていて、エントリーの締め切りとされる5月29日までにFIA(国際自動車連盟)に手続きを進めるとしている。

過去にF1参戦の歴史を持ち、現在も有数のレーシングカー・コンストラクターであるローラ社のエントリーは、他の候補にとっては脅威の存在になりそうだ。

同社が最初にF1フィールドに現れたのは1963年のことで、当時はクライマックス・エンジンを搭載、以来数次に渡る参戦を繰り返し、最後はフォード・エンジンを搭載した1997年のオーストリアGPを舞台にF1からは撤退していた。
最高位はいずれもジョン・サーティーズを擁した1962年の予選1位、決勝2位で、このマシンは後にホンダF1の母体になったと言われている。
またランボルギーニ・エンジンを搭載した1990年の日本GPでは鈴木亜久里氏が3位入賞を果たした。

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2009/05/15

ルノー・チーム、KERSについて近日中に決断

ルノー・チームは今シーズン開幕から意欲的に「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)装置を導入しながらも、BMWザウバー・チーム同様前戦からこれを取り外している。
Nelson Angelo Piquet (C)Renault F1 UK
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しかしそのBMWザウバーが第7戦トルコGPからの再搭載を明らかにしているのに対し、ルノー・チームはいまだに方針が明らかにされていない。

同チームのパット・シモンズ/エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターは、英紙の取材に対し「次のモナコで使用しないというのは決まっているが、トルコについてはまだ未定。
これまでのデータを詳細に分析した上でここ1-2週間のうちに決定する必要があると思っている。
言えることは、当初期待したほどKERS搭載によるアドバンテージが得られていないということだ」と、語っている。

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マクラーレン・メルセデスはF1撤退できない?

FIAが示したF1チーム予算制限案に対しては、これまでフェラーリ、トヨタ、ルノーらメーカー系チームが激しく反発、いずれもF1撤退を辞さずとの強い姿勢をみせているが、同じく自動車メーカーの雄であるメルセデス(マクラーレン・チーム)は参戦についてまだ沈黙を守っている。
Marshal (C)McLaren Group
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メルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ代表は、「これまで60年を数えるF1にとって最大の危機だと受け止めている」としたものの、「いずれ解決策が見つかると信じている」と語るにとどめ、これまでのところ撤退など過激な姿勢はみせていない。

これについて英国メディアなどは、マクラーレンは今季開幕戦オーストラリアGPでのオーバーテイク問題によりFIAから執行猶予付きの処分を受けていて、その際に強く申し渡されていて、F1撤退などFIAの方針に楯突くようなことができないのでは、と伝えている。

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フェラーリ関係者、一様に強硬姿勢支持

フィアット/フェラーリ・グループを率いるルカ・モンテツェモロ社長は、FIAが示したチーム予算制限案に反発、2010年シーズンのF1撤退も辞さずとの強い態度をみせているが、これにフェラーリ関係者は一様に支持する姿勢をみせている。
L.Montezemolo & M.Schumacher (C)Ferrari S.p.A
拡大します
跳ね馬の創業者・故エンツォ・フェラーリ氏の子息で、現在フェラーリ副社長を務めるピエロ・フェラーリ氏は、「フェラーリが愛するモータースポーツとのイメージは、社の草創期に父であるエンツォが示した情熱そのもの。
それはいまも連綿と続いているものだが、だがF1だけに限られたものではない。
F1がスポーツとしての節度を失うのであれば、われわれはルマン24時間レースやGTシリーズなど他の分野で活動を行なっていくだけ」と、英『ガーディアン』紙に語った。

また、もしF1撤退となればシートを失うことになる同チームのキミ・ライコネンやフェリッペ・マッサも、「モンテツェモロの主張はわれわれとまったく一致するもの。
もしF1がフェアでないものになるのなら、それは参加するに値しない」と、モンテツェモロ社長に同調している。

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イギリスからまた新たなF1参戦表明

FIA(国際自動車連盟)は、2010年のF1参戦枠を13チーム26台までに拡大する方針を示しているが、これを受けまた新たな参戦表明が明らかとなった。
Litespeed GP Car (C)Litespeed GP
拡大します
今回わかったのはイギリスのF3コンストラクター・チームである『ライトスピードGP』で、同じく2010年シーズンからの新規参戦を目指すというもの。

注目すべきは、このプロジェクトに前フォース・インディアのテクニカル・オフィサー、マイク・ガスコイン氏が関与しているとことだ。
同氏は現在『MCI』という会社のマネージング・ディレクターをしていて、この会社とパートナーシップによるF1参戦計画とされる。

ガスコイン氏はマクラーレン、ザウバー、ティレル、ジョーダン、ルノー、そしてトヨタなどの技術部門を渡り歩き、ルノー時代にはアロンソのチャンピオン・マシンを送り出した豪腕デザイナー。

なお2010年のエントリーは5月22日(金)から29日(金)までとされていて、その後FIAによる適格性審査が行われた上で確定される。

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2009/05/14

ローマGP、コース概要を明らかに

Course Image
2012年からのローマGP開催を目指しているローマ市が、そのコース概要を明らかにした。

ローマのジャンニ・アレマンノ市長によれば、当初予定された石畳部分を避けた全体にコーナーの数を抑えたシンプルなもので、またよりオーバーテイクが可能なようなレイアウトに考えられているという。

全体として、最近のグランプリは集客に苦しんでいてヨーロッパから他の地域に転出する傾向にあるが、同市長は「ヨーロッパで最もF1人気が高い所、それはわがイタリアに他ならない」と、自信ありげだ。

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モズレーFIA会長、今週FOTA代表と会合へ

C.Horner & M.Mosley (C)RedBull Racing
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2010年から導入予定になっているチーム予算制限案は、すでに多くのチームから強い反発を受けているが、事態の解消に向け、今週FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長がF1チームの集まりであるFOTAの代表と会合の機会を持つことがFIAから発表された。

スポークスマンは時期について明言しなかったが、関係者間の話によれば15日(金)にFOTAの事務所があるイギリスのヒースローで行われるようだ。

FIAが示した案に対しては、すでにフェラーリやトヨタ、ルノー、レッドブルなどがF1撤退も辞さないという強い反対の姿勢をみせて事態は混迷に陥っている。

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ルノー・チームも2010年の参戦に警告

FIA(国際自動車連盟)が示した2010年シーズンに向けてのF1チーム予算制限などのコスト削減案に対してはすでにフェラーリなどから強い反発の声が上がっているが、今度はルノー・チームもこれに同調する意向を表明した。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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同チームは声明で「F1におけるコスト削減は必要なもので着実に進めていかなければならないが、しかしそれはFIAが一方的に押しつけるものではなく、チームと協議しながら慎重に行われるべきもの」と、主張。
また「FIAがこのまま制限案を強行するのであれば、2010年シーズン、ルノーはF1に参戦を明言することはできない」と、F1撤退を示唆して警告した。

2010年シーズンについてはすでに上記フェラーリが撤退をほのめかしている他、日本のトヨタもこれに同調、ルノーはメーカー系チームとして3番目の意思表示となる。
またプライベート・チームであるレッドブル・グループもFIAの案に対しては反対の姿勢を明らかにしている。

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BMWザウバー、トルコGPから改良KERSを再投入

BMWザウバー・チームは、改良された「KERS」(運動エネルギー回収システム)装置を次々戦トルコGP(6月7日決勝)から再投入する方針を明らかにした。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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今シーズンからF1に導入されたKERSを率先して導入してきた同チームは、今季開幕戦からハイドフェルドのマシンに搭載、クビサのマシンでも試したものの対応に苦慮、前戦スペインGPではついに2台共に同装置を取り外して臨むという苦しい判断を強いられていた。

同チームのマリオ・タイセン代表は、「スペインではエアロダイナミックスの改善を優先されたため、一時的にKERSを取り外す決断をした。
2つの大きな変更を同時にトライするというのはリスクが大きすぎるからね。
次のモナコでは当初から搭載しない考えでいたので、その次のイスタンブールで再びKERSを搭載することになるだろう」と、語っている。

タイトなコーナーが続くモンテカルロのコースではあまりKERSの効果はみられないと推定されている。

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2009/05/13

ルノー・チーム代表、「ピケにはまだチャンスある」

開幕からここまでの5戦、公式予選、決勝レース結果すべてで僚友アロンソに遅れを取っているネルソン・アンジェロ・ピケ(23歳:ブラジル)に対し、スペイン・メディアなどから更迭の噂が絶えないが、同チームのフラビオ・ブリアトーレ代表は「まだチャンスを与える」とし、いよいよ始まったヨーロッパ・ラウンドの行く末を見極める意向を示した。
F.Briatore & A.Piquet (C)Renault F1 UK
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「確かにピケは困難な状況にあるが、しかしアロンソにとって彼はとても良いチームメイトであるし、チームにも忠節であると言えるだろう。
いろいろ書かれているようだが、ピケにはまだ自分自身を証明する時間が与えられている。
われわれは正当な評価を下すべく、あらゆる見地から現在の状況を見極めているところなんだ」

エース・アロンソには依然としてフェラーリ移籍の噂がくすぶっていて、そうしたこともチームの判断に影響を与えているかも知れない。

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スペインGPで再びハミルトンへの差別騒動再発

FIA(国際自動車連盟)は、先に行われたスペインGPで再びマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)に対する人種差別発言問題があったとして、調査に乗り出す方針を明らかにした。
Lewis Hamilton's British Fans (C)McLaren Group
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それによればスペインGP決勝レース中、一部のファンが人種差別と疑われるような振る舞いがあり、これがテレビでも放映されたことが問題になっているというもの。

スペインでは、昨年初めに行われたバルセロナ合同テストの際にも一部ファンが人種差別行動を取ったとして問題になっていて、その時は処分を執行猶予扱いとした経緯がある。
そうしたこともあってFIAは今回の件に大きな憤りをみせており、最悪の場合スペインGPの休止もあり得るとして関係者は緊張を高めている。

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「フェラーリのF1離脱あり得ない」と、エクレストン氏

FIA(国際自動車連盟)が示したF1チーム予算制限案については、メーカー系チームなどから反発を受けているが、とりわけフェラーリはルカ・モンテツェモロ社長が「強行ならF1撤退する」との強い姿勢をみせている。
Ferrari Image (C)Ferrari S.p.A
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しかしこれについてバーニー・エクレストン氏は、「フェラーリがF1から離れたがっている訳ではないし、モズレー(FIA会長)だって彼らを失いたいなとど思ってはいない。
フェラーリのいないF1なんて、ファンだって誰も望んではいやしない。
お互いバカじゃないし、ちゃんと解決策は見出されるさ。
こういうものは、お互いまず自分の考えを主張し合って、そこから徐々に収れんされていくものなんだ。
要は、落としどころはどこか、ということだ」と、楽観的な見方を英『タイムズ』紙に語っている。

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ドニントン工事遅れでイギリスGP1年間休止も

毎年開催問題で揺れるイギリスGPは、今年6月21日シルバーストーンを最後に来シーズンからはドニントンパークに移されることになっているが、その工事が予定から遅れていることが伝えられている。
2006 British GP Scene (C)Renault F1
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これを受けたFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、「ドニントンでの工事が予定の期日までに終わらないというのであれば、われわれは1年間休止してもいいと考えている。
シルバーストーンに戻ることは決してない。
あそこでのグランプリは今年の6月21日で終わり。
これだけは確実だ」と、英『タイムズ』紙にシルバーストーンでの再開催を完全否定。
BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ:シルバーストーン保有者)との関係悪化をあらためて窺わせた。

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2009/05/12

ロス・ブラウン代表、チームオーダー説を否定

先に行われたスペインGPでは、オープニングラップから飛び出したルーベンス・バリチェッロがレースのほとんどをリードしながらも、終盤のピットストップ戦略の違いからか、終わってみればチームメイトであるジェンソン・バトンが優勝、バリチェッロは残念ながら2位という結果で終わった。
Podium Scene (C)Brawn GP F1
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この結果に対し、一部メディアからは「チャンピオンシップをリードするバトンに勝たせるため、チームオーダーが出されたのではないか」との見方も出された。

しかしこれについて同チームのロス・ブラウン代表は、「戦略が異なったのは、セーフティカー導入ということもあったし、また途中バリチェッロのペースが上がらなかったこともある。
いずれにせよ、両ドライバー共に精一杯のレースをした結果がご覧の通りのもの。
ウチでチームオーダーなどあり得ないよ。
ただ勝利を逸したバリチェッロの無念さはもちろん理解できる。
だいたい負けて平気なドライバーなど、そもそもウチには必要ないのだからね」と、英『オートスポーツ』に語っている。

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佐藤琢磨、インディカー・シリーズに活路?

英『クラッシュ・ネット』が伝えるところによれば、前スーパー・アグリのF1ドライバーである佐藤琢磨(32歳)が、現在伝統の一戦インディ500のための走行が行われているIMS(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ)を訪問、IRL(インディ・レーシング・リーグ)関係者とコンタクトを取っているということだ。
佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
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2002年、当時のジョーダン・チームからF1デビューを果たした佐藤は、その後B.A.R・ホンダ、スーパー・アグリと活躍したものの、チームの消滅と共に2008年のスペインGPを最後にF1シートを失ったままだ。

またシーズン中のテストが全面禁止されている現在の状況では、他チームにシート獲得の可能性を見出すチャンスもなかなか難しいのが実情だ。
目標は2010年のIRLレギュラーシート獲得とみられるが、もしホンダの尽力等で日本で行われるツィンリンクもてぎ戦(9月19日決勝)へのスポット参戦が実現した場合、ファンの盛り上がりが大いに高まることは間違いない。

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FOTA、2010年チーム予算制限問題で動く!

F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が、FIA(国際自動車連盟)が示した2010年チーム予算制限案への対処のため、いよいよ動き出した。
Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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先に示された案では、予算制限を守らないチームに対してはテスト全面禁止やマシン規則をに厳しい制限を設ける一方で、年間4千万ポンド(約59億円)以内という予算制限を守るチームには「可動フロント&リア・ウイングの使用を許可」、「エンジン回転数が自由」、「オフテストに制限なし」、「風洞テストにおけるスケール制限等を設けない」など、幾多の特典を認めるという、事実上2つのシリーズが混走するようなもの。

FOTAの代表で、すでにこれに激しく反発する姿勢をみせたフェラーリのルカ・モンテツェモロ社長は、12日(火)午後に本拠地マラネロのファクトリーに各チームの代表を招き、緊急の理事会を開くことを明らかにした。

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ウィリアムズ・チーム、いち早く2010年の参戦表明

FIA(国際自動車連盟)が先に示したF1チーム予算制限案については、すでに複数のチームから強い反発の声が高まっているが、ウィリアムズ・チームのフランク・ウィリアムズ代表はいち早く2010年シーズン参戦継続の姿勢を明らかにした。
Frank Williams (C)Williams F1
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これはドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に語ったもので、その中でウィリアムズ氏は、「別に本業を持っていながらF1に参戦しているチームのことは知らない。
しかしわれわれはその存在自体がレースをするためにあるのだ。
われわれからレースを取り上げたら何が残る?
規則が変わったからといって、自分たちにはレースをすることしかないんだよ」と、語っている。

2010年のF1エントリーの締め切りは5月29日(金)までとされていて、それまでにF1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の内部では大きな動きがある筈だ。

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レッドブル・グループもFIAのコスト削減案に反旗

先にFIA(国際自動車連盟)が示した2010年シーズンに向けてのF1チーム予算制限などのコスト削減案に対しては、すでにフェラーリやトヨタなどメーカー系チームから強い反発を受けているが、今度はさらにレッドブル・グループからも異論が聞こえてきた。
D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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FIAの案は、事実上2つの異なったシリーズが同居するようなもので、ルール敵にはプライベート・チーム優位と受け詰められるものだが、今回一応プライベート・チームの雄とされるレッドブル・グループまでが反対の姿勢を示したことで事情は大きく変化しそうだ。

グループの本拠オーストリアの『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙によれば、ディートリッヒ・マテシス/オーナーは「FIAの示した条件なら、来年のグリッドにウチのマシンは並ばないだろう」と言明、このままではウィリアムズやフォース・インディア、そしてブラウンGP辺りしか継続参戦するチームはなくなるとの悲観的な見方を示した。

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2009/05/11

マッサ(フェラーリ)、「チャンピオンシップは終わり」

スペインGPで6位入賞を果たしたフェラーリ・チームのフェリッペ・マッサ(28歳:ブラジル)だが、しかし「僕らのチャンピオンシップはもう終わった」と、今シーズン初となるポイント獲得にも肩を落とした。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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「みんなはチームに改善の兆しが現れたって言うけれど、僕はそうは思わないね。
確かに予選Q2では僕らの遅れはコンマ2秒程度になってきたけれど、でもQ3になるとその差はコンマ4秒くらいになってしまうんだ。
どっちがレースでの状態に近いかといえば、当然Q3のほうだよね。
なぜならちゃんと燃料を搭載してのものだから。
だからぼくたちはまだまだ改善されなければならないけれど、でもそうなったとしてももう今年のチャンピオンシップ争いは終わりだよ、手遅れさ。
ブラウンGPはすでに5レース中4レースで勝ってポイントを積み重ねているんだもの、到底これには追いつかないよ……」

スペインGPでのマッサは終盤4位を走行していたが、燃料が足りないというチームの失態で結局6位まで順位を落とす結果となった。

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「今回も困難なレースだった」

完走こそ果たしたものの、予定外のピットストップを強いられるなど終始困難なレースを戦ったウィリアムズ・チームの中嶋一貴は、次のようにスペインGPを振り返った。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「今回もまた僕にとって困難なレースだった。
(最初のアクシデントで)僕はコースを外れることもなかったんだけど、フロントウィングを痛めるという損害を負ってしまった。
幸い、セーフティカーが入ったのでこれで大きく遅れることはなかったけど、フィジケーラの後ろになってしまい自分のペースで走ることができず、実質的に僕のレースは終わってしまった。
結局、期待外れの週末で終わったということ」

またパトリック・ヘッド/エンジニアリング・ディレクターは、「チームとして最低限のポイント獲得こそ果たしたものの、失望させられるレースだった。
両車ともマシンの信頼性は良かったが、カズキはフロントウィングを破損したのが敗因。
ロズベルグは第2スティントで思うようなペースで走れず、一貫性についての解明が必要だ」と、語っている。

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ブリヂストン スペインGP決勝レースの模様

Jenson Button (C)Brawn GP F1
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2009 FIA Formula One World Championship 第5戦 スペインGP
開催場所: バルセロナ 開催日: 5月8日 ~ 5月10日
2009年F1世界選手権 スペインGP 決勝

快晴の暑いコンディションの中で開催されたスペインGPは、戦略性の高いレースが展開され、ブラウンGPのジェンソン・バトンがソフト・ソフト・ハードの2ストップ戦略で優勝した。

バトンに13秒遅れでフィニッシュしたのは、ソフト・ソフト・ソフト・ハードの3ストップ戦略で戦ったチームメイトのルーベンス・バリチェロ。
3位表彰台はバトンと同じ戦略を使ったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーの手に渡った。

今回はブリヂストンのソフト・タイヤがハードよりも安定したパフォーマンスで速いラップタイムを記録し、レース用タイヤとしての高い性能を発揮した。

安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「3回目の優勝を果たしたジェンソン・バトンと1-2フィニッシュを果たしたブラウンGPにお祝いを申し上げます。
ブラウンGPのようなインディペンド・チームがこのような素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことに満足しています。
また、ジェンソンがトップで才能を発揮する様子が見ることができて良かったです。
スペインはブリヂストンにとって非常に重要な市場ですので、ヨーロッパ・ラウンドの初戦をこのような力強いレースでスタートすることができたのは、われわれにとっても大変うれしいことです。
ラップタイムも接近した見ごたえのある、良いレースでした」

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「今日はタイヤ戦略という意味でも非常にエキサイティングなレースでした。
今週末はソフト・タイヤの方がハードよりもレースに適していることが分かっていましたので、ソフトの装着機会を如何に増やすかの戦略が不可欠でした。
バラエティーに富んだ2ストップと3ストップが行われていましたので、誰が優勝するのかを注意深く見守りました。
大成功の2ストップ戦略で優勝を果たしたジェンソン、おめでとうございます。
充実したレースで2位入賞を果たしたルーベンスにもお祝いを申し上げます。
マーク・ウェバーも非常に良いドライビングを見せました。
大半のドライバーがソフト・タイヤの高い耐久性と速さを見せてくれました。
リヤ・タイヤの性能のタレを経験したドライバーもいましたが、現在のクルマでは想定の範囲内です。
しかし、全体的には特に問題も発生せず、タイヤは力強いパフォーマンスを発揮しました」

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トヨタ スペインGP決勝レースの模様

F1世界選手権第5戦スペインGP決勝
グロックは完走するも、今季初めてポイント獲得を逃す

パナソニック・トヨタ・レーシングは10日、カタルニア・サーキットでのスペイングランプリ決勝を、とても残念な結果で終えることとなった。
さらなるポイントの獲得を目指し、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックの両ドライバーは、上位8番手以内からスタートしたが、1周目で早くも苦しい展開となった。
レース開始直後のアクシデントにより、ヤルノ・トゥルーリは、短時間でリタイヤ。
スタートしたクルマが激しく好位置を争い合う中、トゥルーリのクルマは大きく膨らみ、第2コーナーの草の上に乗り、スピンしながらサーキットに戻ってきた。
そこに、エイドリアン・スーティルと交錯し、トゥルーリのクルマは大きなダメージを負い、その場でリタイヤせざるを得なかった。

ティモ・グロックはスタート直後の第1コーナー前でポジションを落とし、1周目を8番手で終えた。
グロックの最初のピットストップは17周目で、擦り減ったブリヂストンのソフトタイヤを新しいセットに交換。
ポイント圏内の上位8位に再び入ろうと激しく攻め、47周目で最後のピットストップを行い、ハードタイヤに履き替えた。
上位ポジションを狙い、バトルを最後まで繰り広げたが、オーバーテイクが難しいサーキットの特徴もあり、グロックは今シーズン初めて、ポイントを獲得することなく、レースを終えた。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック:カー・ナンバー10 シャシー:TF109/05
グリッド:6番手
決勝:10位(トップと1周差)
ピットストップ:17周目、47周目
「タフなレースだった。
うまくスタートができなかった。
ヤルノも同様だったが、うまくスタートできなかった理由を分析しなければならない。
ヤルノの後ろにつき、第1コーナーを迎えたが、彼がスピンするのが見えた。
この事故を通り抜けると(ニコ・)ロズベルグが前にいたが、スリップストリームに入れるほど、彼に充分近づくことができなかった。
近づいた際には、タイヤの性能が落ち、追いつくことができなかった。
前を誰も走っていないときでも、クルマがシックリこない部分も感じたので、何が原因かチェックし、次のレースは、もっと強くなって戻ってきたい」

ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9 シャシー:TF109/06
グリッド:7番手
決勝:リタイヤ  0周/66周
「戦略がうまく行き、高ポイントが挙げられると思っていたので、すごくがっかりしている。
あいにく、レースはあまり長い時間、続かなかった。
エンジンの力をうまく引き出すことができず良いスタートが切れなくて、少し後退してしまった。
(フェルナンド・)アロンソと(ニコ・)ロズベルグのすぐ後ろについて第1コーナーに入った。
コースを外れたロズベルグが、次のコーナーで、自分のすぐ横につく格好で、サーキットに戻ってきた。
あっという間に戻ってきた彼を、自分は避けなければならなかった。
ハンドルを切ってサーキットから外れたが、草の上でクルマがコントロールできなかったので、スピンし、誰かが自分にぶつかった。
でも、過ぎたことを言っても仕方がなく、いい結果を期待し、次のレースに集中したい」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「今年初めてポイントを獲得できずに非常に残念だ。
ヤルノはアクシデントで戦列を離れざるを得なかったし、ティモもいいスタートを切れず、後方集団に巻き込まれてしまった。
バーレーンに比べて車のスピードも充分とは言えなかった。
原因ははっきりしているので、次のモナコグランプリにはしっかり修正し、更に競合力を上げて、表彰台を争うレースを復活させる」

山科忠:TMG会長 兼 チーム代表
「ポイントを積み上げることができず、残念なレースだった。
今週末に向け、良い性能が出せると期待したが、思ったほど効果をあげられなかった。
今回のレースに向けた新しい空力パッケージのために、チーム全員が一生懸命努力してくれたが、期待に沿うような結果にならなかった。
ケルンのファクトリーでデータを見直し、どう改良できるか考えたい。
また、ヤルノもティモも、スタートで苦労したようなので、これも分析しなければならない。
しかし、落胆してられないので、これから次のレースまで、皆で頑張り、モナコではいい結果を見せられる戦いをしたい」

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2009/05/10

バトン(ブラウンGP)、スペインGPも制し今季4勝目

Jenson Button (C)Brawn GP F1
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スペインGP決勝レースはオープニングラップでいきなり多重アクシデントが発生。
これにより1周目でトヨタのトゥルーリ、トロ・ロッソのブエミとボーデ、そしてフォース・インディアのスーティルがリタイヤ。
またその後セーフティカー・リード中のウィリアムズ・中嶋一貴がデブリを踏んだか、緊急ピットインしてフロントノーズを交換して最後尾となった。

レース再開後、マクラーレンのコバライネンがリタイヤ。
さらに上位陣最初のピットストップが始まった19周目、8位を走行していたフェラーリのライコネンがマシントラブルかコース上でスローダウン、戦列を去った。

レースは結局ポールポジションからスタートしたブラウンGPのジェンソン・バトンが66周を走りきって優勝、今季4勝目を記録した。
2位にも前半レースをリードした僚友のバリチェッロが入り、ブラウンGPの1-2フィニッシュ。
チームはチャンピオンシップ・ポイントを大きくリードした。

3-4位にレッドブルのウェバーとベッテル。
5位に地元ファンの声援を受けたルノーのアロンソ。
6位は終盤燃料切れの心配からスローダウンして順位を落としたフェラーリのマッサ。
フェラーリは今回もチームの戦略ミスが露呈した形。
7位BMWザウバーのハイドフェルド、そして8位にウィリアムズのロズベルグが入り、ここまでがポイント獲得となった。

以下、9位マクラーレンのハミルトン、10位トヨタのグロック、11位BMWザウバーのクビサ、12位ルノーのピケ、13位ウィリアムズの中嶋一貴、14位フォース・インディアのフィジケーラとここまでが完走。
フェラーリのライコネン、マクラーレンのコバライネン、トヨタのトゥルーリ、トロ・ロッソのブエミ&ボーデ、フォース・インディアのスーティルらがリタイヤとなった。
なおトヨタ勢がノーポイントとなったのは今回が初めてということになる。

スペインGP決勝レースの結果はこちら
スペインGP画像はこちら

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2010年、チャンピオン決定法は従来通り

FIA(国際自動車連盟)のスポークスウーマンは、一部メディアから指摘された2010年のチャンピオン決定方法について、これまで通りであることを認めた。
2005 USA GP Podium (C)Ferrari S.p.A
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これは、先にFIAが2010年のF1レギュレーションについて発表した際に、年間最多勝者がチャンピオンを獲得するというFIA案(メダル方式)が事前の通知なく記載されていたもの。

しかしこれについて上記スポークスウーマンは、「単なる事務上のミスによるもので、チャンピオンは従来通り最多ポイント獲得者に与えられる」と訂正したことを発表した。

最初にこれを報じたイギリス・メディアなどは、マックス・モズレー会長がF1コスト削減案に関心が集中しているのに乗じて持論を通そうとした、として強く反発した経緯がある。

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スペインGP:スタート時車両重量一覧

9日(土)、FIAが発表したスペインGP公式予選終了後の各マシンの車両重量は下記の通り。
(重量はドライバー&ヘルメットを含むもの)

スペインGPスタート時車両重量一覧表

No. Driver Car Weight
1 ルイス・ハミルトン McLaren Mercedes 683.0kg
2 ヘイキ・コバライネン McLaren Mercedes 657.0kg
3 フェリッペ・マッサ Ferrari 655.0kg
4 キミ・ライコネン Ferrari 673.0kg
5 ロバート・クビサ BMW Sauber 698.6kg
6 ニック・ハイドフェルド BMW Sauber 676.3kg
7 フェルナンド・アロンソ Renault 645.0kg
8 ネルソン・アンジェロ・ピケ Renault 677.4kg
9 ヤルノ・トゥルーリ Toyota 648.5kg
10 ティモ・グロック Toyota 655.5kg
11 セバスチャン・ボーデ Toro Rosso Ferrari 669.0kg
12 セバスチャン・ブエミ Toro Rosso Ferrari 678.0kg
14 マーク・ウェバー Red Bull Renault 651.5kg
15 セバスチャン・ベッテル Red Bull Renault 651.5kg
16 ニコ・ロズベルグ Williams Toyota 670.0kg
17 中嶋 一貴 Williams Toyota 676.6kg
20 エイドリアン・スーティル Force India Mercedes 675.0kg
21 ジャンカルロ・フィジケーラ Force India Mercedes 656.0kg
22 ジェンソン・バトン Brawn GP Mercedes 646.0kg
23 ルーベンス・バリチェッロ Brawn GP Mercedes 649.5kg

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グロージャン、ポールTOウィンでピケに圧力?

Romain Grosjean (C)GP2 Series Media Service
ルノー・チームでここまでアロンソに太刀打ちできない状況が続いているネルソン・アンジェロ・ピケ(23歳:ブラジル)のシートについて、辛辣なスペイン・メディアからはこれまで再三これを脅かすような報道が繰り返されているが、さらにこれを後押しする要素が加わったようだ。

これは、同チームでリザーブドライバーに挙げられているRDD(ルノー・ドライバー開発プログラム)のロマン・グロージャン(23歳:フランス)が、スペインGPのサポートレースとして行われた9日のGP2シリーズ緒戦でみごとポールTOウィンの快挙を果たしたもの。

グロージャンはF1の走行時間にはフラビオ・ブリアトーレ代表らスタッフとピット・ギャントリーに顔を並べていて、モニターを通して無言の圧力をピケに掛けているようにすら感じられていた。

なお、GP2アジア・シリーズでチャンピオンに輝いたトヨタ・チームのリザーブ・ドライバー小林可夢偉は、このレース8位でフィニッシュしている。

GP2バルセロナ戦第1レースの結果はこちら

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トヨタ・チーム、「コスト削減なければF1撤退も」

トヨタF1チームを運営するTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)の母体であるトヨタ自動車が8日(金)上場以来初となる赤字決算を公表したが、これを受けるようにTMGのジョン・ハウェット社長はコスト削減の必要性を訴えた。
John Howett (C)Panasonic Toyota Racing
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「F1にコスト削減が必要であることは誰でも認めているが、重要なのはその具体的な実施方法にある。
FIAがいま公表しているようなF1コスト削減案では、われわれが2010年にそのまま参戦できる状態にはない。
今後、われわれは他の仲間とも相談しながら、より現実的なF1改革を模策していきたいと考えているが、最悪、F1からの撤退の可能性もあり得るのは残念ながら事実だ」

FIAが示した案では、弱小プライベート・チームに救いの手を差し伸べているが、その一方でいまのF1を支えているメーカー系チームには現実、到底受け入れがたい足枷をはめようとしているように感じられる。

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ブリヂストン スペインGP公式予選の模様

Nico Rosberg (C)Williams F1
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2009 FIA Formula One World Championship 第5戦 スペインGP [予選]
開催場所: バルセロナ 開催日: 5月8日 ~ 5月10日

カタロニア・サーキットで開催されたスペインGP予選は、ブリヂストンのソフト・タイヤでブラウンGPのジェンソン・バトンが今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。

1分20秒527を記録したバトンに約0.1秒遅れたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが2位。
ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)が3位のタイムを記録した。
午前中のプラクティス・セッションでは、スクーデリア・フェラーリ・マールボロのフィリペ・マッサがソフト・タイヤを使って1分20秒553の最速ラップタイムを記録した。

浜島裕英(株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長とのQ&A

今日の走行の感想を聞かせてください。
「今日はエキサイティングな予選セッションでした。
明日のレースは興味深いグリッドポジションからのスタートとなります。
ここではラップタイムが非常に僅差で、タイヤ戦略が予選の重要なポイントとなりました。
Q1では数名の上位の選手がハード・コンパウンドを使っていましたが、ソフト・コンパウンドの方がハードよりも約0.5秒速いため、全予選セッションを通してソフト・タイヤが広く用いられていました。
ここでは数多くのチームが新しい空力パッケージを投入しており、この新たなパッケージにどれくらいの効果があるのかを見ることができました」

ここスペインでの2種類のコンパウンドのパフォーマンスについて教えて下さい。
「どちらのコンパウンドも予想通りの性能を見せており、チームにとっても想定内の結果だったと思います。
ソフト・タイヤの方が速く、目立った摩耗や性能の落ちの問題もありませんので、レースではこのタイヤが好んで使われることになると思います。
そのため、明日のレースの戦略を決定するのも楽だと思います。
しかし、雨になるという予報もありますので、どのチームも空模様を見ながらベストのタイヤ戦略を決めるということになるでしょう」

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トヨタ スペインGP公式予選の模様

F1世界選手権第5戦スペインGP予選
グロック6番手、トゥルーリ7番手グリッドを獲得

パナソニック・トヨタ・レーシングは9日、カタルニア・サーキットで、熾烈な戦いとなったスペインGPの予選を終えた。
10日の決勝は、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロックの両ドライバーは、上位8番手以内からスタートする。
TF109のセットアップの微調整を、前日からこの日のフリー走行3回目にかけて行ったチーム。
晴れて穏やかな風が吹くなか、両ドライバーは、気温21℃、路面温度は41℃に達したサーキットを走行した。
ブリヂストンのハードタイヤでスタートした予選第1セッションはいつものことながら、あわただしく終わり、第2セッションはソフトタイヤでスタートした。
上位10番手に入るために激しいバトルを繰り広げ、2つめのタイヤもソフトを履き、トゥルーリ、グロックともに最後にかけて速いラップで追い上げ、グロックは上位3番手に入った。
最終セッションも、使用済みのソフトタイヤを履いた両ドライバーはともに、速いラップを3周刻み、終了間際には、新しいタイヤセットでサーキットを全速力で駆け抜け、明日の決勝に向け、グロックが6番手、トゥルーリが7番手の好位置を獲得した。

Toyota Team (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9 シャシー:TF109/06
フリー走行3回目 :6番手 1分21秒256(トップと0.703秒差) 23周
予選第1セッション:15番手 1分21秒189(トップと0.705秒差) 10周
予選第2セッション:9番手 1分20秒420(トップと0.466秒差) 7周
予選第3セッション:7番手 1分21秒254(トップと0.727秒差) 8周
グリッド:7番手 (暫定)
「今日は、興味深くかつ同時にタフな予選だった。
特に少なめの燃料搭載量でのぞんだQ1とQ2では少してこずったが、最後のQ3ではうまく行った。
Q3では、燃料を積んだため、グリップも上がり、クルマの反応も良くなったので、攻めることができた。
最後には、素晴らしいラップを刻むことができたので、パフォーマンスには満足している。
積んだ燃料の量を考えると、7番手スタートはとても良い成績だ。
今日は戦略がうまくいき、良い結果となった。
決勝の成績も期待できると思う」

ティモ・グロック:カー・ナンバー10 シャシー:TF109/05
フリー走行3回目 :8番手 1分21秒377(トップと0.824秒差) 26周
予選第1セッション:8番手 1分20秒877(トップと0.393秒差) 10周
予選第2セッション:3番手 1分20秒107(トップと0.153秒差) 7周
予選第3セッション:6番手 1分21秒247(トップと0.720秒差) 8周
グリッド:6番手 (暫定)
「フリー走行は完璧とまではいかなかったが、6番手以内での決勝グリッドには、かなり満足だ。
フリー走行では、クルマの安定性不足に少し苦しんだが、改善を尽くし、予選を6番手で終えたので、喜ぶべきだと思う。
もちろん、なるべく先頭に行きたかったが、今週末に向けて、他のチームも大きく改良をしてきており、力の差が縮まった中での競争になっている。
今シーズンは全てのレースでポイントを挙げており、3列目からのスタートは、これを続ける大きなチャンスだと思う。
表彰台に上がるのは簡単でないが、もちろん、精一杯頑張る。
明日の決勝を楽しみにしている」

パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー
「全体的に、予選のパフォーマンスは良く、2台とも上位8位に入ることができて満足している。
新しい空力パーツをフリー走行で評価し、決勝の準備のために周回を重ねたりと、いろいろ実施することができた。
予選の前のフリー走行は素晴らしい結果ではなかったが、問題点は見直し、競争力を上げた。
サーキットとタイヤの特徴から考えると、ツーストップかスリーストップの可能性があり、決勝はとても面白く、いろいろな戦略が考えられる。
調子は良いので、明日が待ち遠しい」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「予選6位、7位は手放しで喜べる結果ではないが、今週末のドライバー、チーム、ケルンのファクトリーで働く仲間の頑張りで、ここまで来ることができた。
午前のフリー走行から予選にかけてセットアップの詰めを行ったが、最後まで、このサーキット特性に充分適合させる事ができず、もう一歩上位のグリッドを得られなかった。
しかしレースはまた別。
簡単ではないが、表彰台を目指し、積極的なレースを展開する」

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2009/05/09

スペインGPポールポジションは再びバトンの手に

Jenson Button (C)Brawn GP F1
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スペインGPの公式予選が終了。
ヨーロッパ・ラウンド最初のポールポジションを手にしたのは再びブラウンGPのジェンソン・バトンという結果になった。
バトンのポールは今季オーストラリアとマレーシアに続く3回目、自身通算6回目ということになる。
なおここバルセロナのスペインGPはポールシッターが優勝する確率が高いというデータがある。

2番手は3度目のポールを狙ったレッドブルのベッテルで、最後の瞬間にバトンに奪われるまでほぼ手中にしていただけに残念の様子。
3番手はバトンの僚友バリチェッロ、4番手フェラーリのマッサ、5番手レッドブルのウェバー、6-7番手にトヨタのグロック&トゥルーリ、8番手ルノーのアロンソ、9番手ウィリアムズのロズベルグ、そして10番手がBMWザウバーのクビサというトップ10グリッドになった。

中嶋一貴は11番手で、これは中嶋にとって今季最高位になるものだが、チームメイトであるロズベルグのほうはここまですべてQ3進出を果たしていて、これで予選は5戦5敗ということになった。

スペインGP公式予選の結果はこちら
スペインGP画像はこちら

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中嶋一貴、またも予選Q2で涙を飲む

予選Q2はブラウンGPのバリチェッロがトップタイムで通過。
これにレッドブルのウェバー、トヨタのグロック、フェラーリのマッサ、ブラウンGPのバトン、レッドブルのベッテル、ウィリアムズのロズベルグ、BMWザウバーのクビサ、トヨタのトゥルーリ、そしてルノーのアロンソと、ここまでの10台が予選Q3への進出を果たした。

セッション序盤に好タイムを記録したウィリアムズの中嶋一貴だったが、最後のアタックでタイムアップがならず、わずか0.022秒の差でまたもQ3への進出を逃がした。
他に脱落したのはルノーのピケ、BMWザウバーのハイドフェルド、マクラーレンのハミルトン、そしてトロ・ロッソのブエミという5台となった。

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マッサ&ライコネン(フェラーリ)、予選Q1で明暗分ける

スペインGP公式予選Q1はフェラーリのマッサが午前のフリー走行に続いてトップタイムで通過。
しかし僚友のライコネンは、午前2番手タイムを記録していながらここでは16番手とQ1での敗退が決まってしまった。

2番手はレッドブルのウェバー、3番手ブラウンGPのバトン、4番手レッドブルのベッテル、5番手ウィリアムズのロズベルグ、6番手ブラウンGPのバリチェッロ、7番手ウィリアムズの中嶋一貴、8番手トヨタのグロック、9番手BMWザウバーのクビサ、そして10番手マクラーレンのハミルトンというトップ10となった。

ルノーはピケが13番手で、地元のヒーロー・アロンソの14番手を上回った。
またトヨタのトゥルーリは辛くも15番手で通過。

ここで脱落したのは上記フェラーリのライコネン、トロ・ロッソのボーデ、マクラーレンのコバライネン、そしてフォース・インディアのスーティルとフィジケーラの5台となった。

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スペインGP「最終プラクティスはフェラーリが1-2!

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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9日(土)行われたスペインGPのフリー走行3回目セッションは、跳ね馬が挽回、マッサ&ライコネンが会心の1-2体制で終えた。
両者のタイム差はわずかに0.082秒というもので、この2台だけが1分20秒台。

これに続いたのはバトン&バリチェッロのブラウンGP勢で、さらにBMWザウバーのクビサが続いた。
今回BMWザウバーは2台共にKERSを取り外しているが、とりわけ開幕からここまで同システムの開発を続けてきたハイドフェルドは今グランプリが初めてのKERSなしドライブ。
そのせいか、ハイドフェルドは12コーナーでコントロールを失いコースアウト・クラッシュし、マシンのフロント部を大きく損傷してセッションを終えた。

6番手はトヨタのトゥルーリ、7番手マクラーレンのハミルトン、8番手トヨタのグロック、9番手トロ・ロッソのブエミ、そして10番手がルノーのアロンソだった。
前日のフリー走行で1-2を占めたウィリアムズはロズベルグが12番手、中嶋一貴は18番手に留まった。
またマクラーレンのコバライネンは11番手、ルノーのピケは15番手。

なおハイドフェルドのマシンはこの後2時間後に行われる公式予選までには修復される見込み。

スペインGPフリー走行3回目の結果はこちら
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本命バトン(ブラウンGP)、「ハンドリングに不満」

僚友バリチェッロに12ポイントのリードと断然の勢いでバルセロナに乗り込んだ目下のポイント・リーダー、ブラウンGPのジェンソン・バトン(29歳:イギリス)だが、初日の結果には満足の表情をみせていない。
Jenson Button (C)Brawn GP F1
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「もちろん大事なのは予選と決勝レースであって、金曜日の結果はあまり重要なものじゃないけれど、でも今日のマシンには満足できなかったね。
なんかバランスがいまいち良く感じられないんだ。
今夜これからエンジニアとデータを分析して、おそらく明日は改善できると思うけれど……。
とにかくこのスペインGPは、これからの本格シーズンの行方を占う意味でとてもキーになるレースだから、ここで落とす訳にはいかないよ」

この日のフリー走行では、バトンは珍しく僚友バリチェッロにも後れを取って6番手に甘んじている。

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アロンソ(ルノー)、劣勢挽回に意欲みせる

今シーズン、ここまで開幕戦オーストラリアGPの5位が最高と満足のいかない戦績が続いている元世界チャンピオンのフェルナンド・アロンソ(27歳:スペイン)だが、金曜日に行われたスペインGPフリー走行では3番手タイムを記録、挽回に意欲をみせている。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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「今日は今回初めて投入されたアップグレードの部分の評価からスタートした。
午前のセッションではまだ路面のグリップがなくて思うように走れなかったものの、午後になるととても良くなってラップタイムも改善できた。
今日の結果には満足しているけれど、でもまだこれは金曜日だから、明日の公式予選にならないとほんとうのパフォーマンスは評価できないだろう。
すべてがわかるのは明日になってからだね」

昨年のスペインGP公式予選では、アロンソはフロントロウ2番グリッドを獲得している。

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ロズベルグも中嶋一貴も「マシン進化に満足」

スペインGP初日のフリー走行で、堂々の1-2タイムを記録したウィリアムズ・チームではニコ・ロズベルグ、中嶋一貴共にマシンの進化に満足の表情をみせた。

今季のフリー走行全14回中、実に8回目となるトップタイムを記録したロズベルグは、「今回チームは新しいエアロ・コンポーネンツを投入したんだけど、それがうまく機能していると感じたね。
それが少なくとも毎ラップ、コンマ1秒のアドバンテージを与えていると思うよ」と、説明。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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また僚友・中嶋一貴も、「今日はかなりいい一日だった。
新しいアップデートはすべて上手く機能したようだ。
ただタイヤについてはソフトタイヤのほうに明らかにアドバンテージがあったので戦略が重要になる」と、語っている。

これまですべての予選セッションでチームメイトに後れを取っている中嶋にとって、間違いなく明日の公式予選は頑張りどころになるだろう。

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トヨタ スペインGPフリー走行の模様

F1世界選手権第5戦スペインGP フリー走行初日

パナソニック・トヨタ・レーシングは8日、バルセロナのカタルニア・サーキットで、フリー走行を行い、2009年のF1世界選手権のヨーロッパラウンドが始まった。
気温は25℃に達し、路面温度は43℃を計測。
ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは、内容の濃い90分間のフリー走行を2回行った。
スペインGPのために空力パッケージを改良したチームはこの日、その評価を実施した。
両ドライバーは、新しく印象的なエンジンカバーを含め、改良ポイントを確認すると同時に、今週末に使う予定である2種類のタイヤのテストも行った。
午前中1回目のセッションはトゥルーリが2番手のタイムを記録。
午後の2回目では、より多くのプログラムを試し、結局、2人のドライバーはこの日、決勝での走行距離を上回るロングランをこなした。

Toyota Team (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー9  シャシー : TF109/06
フリー走行1回目:2番手 1分22秒154(トップと0.355秒差) 30周
フリー走行2回目:19番手 1分23秒623(トップと2.035秒差) 47周

「明日の予選に備え、金曜日にいつものように、タイヤとセットアップのテストをこなした。
また、タイヤをはじめとしたあらゆる面で、どのような戦略をとるかということを念頭に、フリー走行を行った。
タイヤのテストはかなりうまく行ったが、データを分析した上で、様々なことを決めなければならない。
クルマは完璧ではなく、もっとバランスが良くなればいいと思う。
しかし、予選の時のサーキットのコンディションは変わるだろうし、あまり心配していない。
明日の朝、また見てみたいと思う」

ティモ・グロック:カー・ナンバー10  シャシー : TF109/05
フリー走行1回目:8番手 1分22秒828(トップと1.029秒差) 29周
フリー走行2回目:18番手 1分23秒360(トップと1.772秒差) 46周

「正直に言えば、今日はあまりいい日ではなかった。
1回目、2回目とも、タイヤを使いこなすのに苦労し、何が問題なのか見出すのが難しいところもあった。
結果を分析し、明日の予選に向けて、もっと改良を重ねなければならない。
今日のフリー走行は満足行く出来ではなかったが、あきらめてはいない。
問題解決のために、ベストを尽くす」

ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「タイミングシートについてはそれほど気にしていないが、今日のテストはやることが
たくさんあって、大変だった。
ケルンのファクトリーのみんなが頑張ってくれ、新しい空力パッケージを持ち込めたが、シーズン中のテストが禁止になったために、すべてを今日、テストしなければならなかった。
周回を多く重ね、できるだけ多くの情報を得るための比較走行を行った。
言うまでもなく、テスト期間と同じように、空力パーツにすごく集中できるわけではないので、難しかった。
新しいパーツの評価に加え、空力、ブレーキそしてタイヤについてテストもたくさん行った。
これから分析するが、興味深い結果が得られたので、明日に向け、最良の判断をしたい」

新居章年:シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター
「第2の開幕ともいえるスペインGP初日は、新しいフロントウイング始め、いろいろ準備したアップデートアイテムの評価に多くの時間を割いた。
その結果、空力、タイヤ、メカニカルな面と、必要なデータは取ることができた。
しかし、ドライバーが満足するところまで、セットアップを煮詰める時間が不足してしまった点もあり、少々残念に感じている。
しかし明日の予選に向け、準備は充分にできたので、バーレーン同様、グリッド上位を狙うことが可能と思っている」

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2009/05/08

スペインGPフリー2回目はウィリアムズが1-2!

Nico Rosberg (C)Williams F1
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フリー走行2回目が終了。
トップタイムを記録したのはウィリアムズのニコ・ロズベルグ。
今季ここまで通算14回を数えるフリー走行セッションで、実にロズベルグは8回目の最速タイムということになる。
これに続いたのが同じウィリアムズの中嶋一貴で、最後にロズベルグに抜かれたもののこのセッションでは終始好タイムをマークし続け気を吐いた。
両者のタイム差は最終的に0.152秒という僅差。
なおロズベルグはタンクを軽くし過ぎたためか、最後はガス欠とみられる症状でコースサイドにマシンを止めている。

3番手はルーのアロンソも4番手にブラウンGPのバリチェッロでここまでが1分21秒台。
5番手レッドブルのウェバー、6番手ブラウンGPのバトン、7番手レッドブルのベッテル、ルノーのピケは8番手と健闘したが、再三のスピン劇にブリアトーレ代表の苦い顔がテレビに映し出されていたのが印象的。
9番手は、セッション序盤にストップして心配されたトロ・ロッソのブエミが挽回、10番手はフェラーリのライコネンだった。

ハミルトン&コバライネンのマクラーレン勢は13-14番手、フェラーリのマッサは15番手、またBMWザウバーのクビサ&ハイドフェルドは16-17番手、トヨタのグロック&トゥルーリも18-19番手と心配されるポジション。

またフォース・インディアのスーティルはガレージ内での作業が続き、最初から走る体制にはなくノータイムで終えた。

スペインGPフリー走行2回目の結果はこちら
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バトン、スペインGP最初のセッションを制す

Brawn GP Motorhome (C)Brawn GP F1
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いよいよ2009年の本格的バトルとなるヨーロッパ・ラウンドの幕開けスペインGPが開幕。
その最初のセッションを制したのは今季のチャンピオンシップをリードするブラウンGPのジェンソン・バトンだった。

バトンのタイムはただ一人1分21秒台に入れるもので、これはすでに昨年のポールポジション・タイム1'21.813を唯一上廻るもの。
注目された新たな勢力図だったが、このセッションを見る限りバトンの優位は不動だったようだ。

2番手はトヨタのトゥルーリが順当につけたが、3-4番手にはこれまで劣勢を託ったBMWザウバーのクビサとハイドフェルドが終盤に挽回、注目を集めた。
5番手はウィリアムズの中嶋一貴でチームメイトのロズベルグは6番手。
今年これまで行われたすべてのセッションを通じ、中嶋が僚友を上回ったのはこれが初めてのことになる。

同様にルノーのピケも7番手と17番手だったアロンソを上回って気を吐いた。
8番手はトヨタのグロック、9番手フェラーリのマッサ、そして10番手がブラウンGPのバリチェッロだった。

ここまで速さを示したレッドブルはウェバーが12番手、ベッテル13番手だった。
またマクラーレンのハミルトンは14番手、コバライネンは19番手と苦戦の模様。

スペインGPフリー走行1回目の結果はこちら
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チーム予算制限でドライバー報酬は上がる?下がる?

FIA(国際自動車連盟)は来シーズンからのF1チーム予算について厳しい減額となる制限案を示しているが、しかしこれにはドライバーに対する報酬は含まれていない。

果たしてドライバーへ支払われる契約金は上がるのか、それとも下がるのか。
7日(木)行われた恒例のFIA記者会見では、ドライバーによってその見解がまったく分かれて注目された。
Giancarlo Fisichella (C)Force India F1
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かなりの高給をもらっていると推定されるフェルナンド・アロンソ(ルノー)が「チームとの話し合いになるが、経済危機を反映して下がるかも知れない」と控え目に語ったのに対し、おそらくかなり低い金額とみられるフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケーラは、「マシンに掛けるコストが少なくなるのだから、その分がドライバーに廻ってもっと上がることだってある」と、強気の反論。

一方、現チャンピオンのルイス・ハミルトン(マクラーレン)は、「自分が求める金額を受け取るだけ」と、相変わらず他人事のような回答をして記者を煙に巻いた。

しかし全体の流れを考えれば、ドライバーの報酬がさらに高騰する背景にはないようだ。

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スペインGPの週末はウェットレースの心配なし

Toyota Team Motorhome (C)Panasonic Toyota Racing
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2009年F1ヨーロッパ・ラウンドの幕開けとして開催されるスペインGPだが、幸い天候には恵まれそうだ。
バルセロナの地元上海気象台の予報によれば、今週末の天候はいずれも曇りないし晴れという。
わずかに日曜日には一時雨が降る可能性はあるというものの、ウェットレースになるようなものにはならないだろうとのことだ。

期 日 種 目 気 候 気 温 湿 度
5月08日(金) フリー走行 曇り 12-19度 74%
5月09日(土) 公式予選 曇り 12-19度 81%
5月10日(日) 決勝レース 晴れ一時雨 12-19度 84%

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フェラーリが巨大モーターホームお披露目

例年ヨーロッパ・ラウンドの緒戦には新しいモーターホームをお目見えさせるチームが現れるが、今年はフェラーリ・チームが巨大な新型モーターホームをお披露目させた。
Motorhome (C)Ferrari S.p.A
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跳ね馬カラーである真紅をベースにした建物はその多くの部分がミラー貼りにされていて、まさにまばゆいばかりの輝きを放っている豪華なもの。
屋上には明るいテラスが設けられていて、ゲストのためのスペースも十分のようだ。
また昨シーズン、コンストラクターズ・ランキング1位を獲得したフェラーリは、その場所も一番便利なポジションに位置している。

これだけ費用を掛けてモーターホームを作ったからには、早期のF1撤退など考えられない?

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スペインGP、新型インフル脅威も予定通り開催

感染者が24か国・地域で約2500人にも達したと報じられている新型インフルエンザだが、実はヨーロッパではスペインが最大の感染者数を数える様相となっている。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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このため、場合によっては観客を入れないいわゆる『無観客試合』の可能性も取り沙汰されたスペインGPだが、幸い今週のグランプリは予定通りに行われることが確認された。

現地バルセロナでは市民生活も通常通り続けられていて、木曜日に行われたサーキット内でのサイン会も盛況。
無事イベントが行われることが期待されている。

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2009/05/07

鈴木亜久里氏、再びF1参戦に関心示す?

フランスの『AFP通信』が、元『スーパー・アグリ・F1』代表である鈴木亜久里氏が再びF1参戦に意欲をみせていると報じて注目されている。
鈴木 亜久里 (C)Super Aguri F1
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FIAはいま2010年シーズンを前に新規参戦のチームに対し大幅な優遇策を提案していて、かつて新規参戦したスーパー・アグリがいじめられ抜いたのとは隔世の感。

亜久里氏の発言はこうした状況を見据えてのものとみられるが、以前「50歳にはすべてのモータースポーツ活動から引退する」と語った亜久里氏も現在48歳。
F1撤退時には、「F1はピラニアクラブ。誰かにF1をやりたいと相談されたなら、止めた方がいいと言う」と語った亜久里氏に、いま具体的にF1参戦の計画があるということではないようだ。

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マックス・モズレーFIA会長の子息、死去の報

Alexander Mosley
6日(水)、FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長の子息アレクサンダー氏が、ロンドン・ノッティングヒルの自宅で死去していたことが発表された。

今年39歳になるというアレクサンダー・モズレー氏は、レストランを経営する他エコノミストとされているがあまり詳しいことは伝えられていない。

当地の警察によれば、故人は5日(火)の午後に発見されたものの、状況確認のため正式発表が遅れたということだ。
一部に薬物中毒という報道もされているが確認されていない。

FIAのモータースポーツ理事会は、「子息の死去に接し、深い悲しみを共有する」とのメッセージを発したが、同時に「これはモズレーとその家族のプライベートなことであり、メディアがこれを尊重することを希望する」とも伝えている。

これを受けかつてジョーダン・チームを率いたエディ・ジョーダン氏は、「アレクサンダーがまだ子供の頃、サーキットで父マックスと共に遊んでいたことを思い出すよ。
彼はとても優秀なコンピュータ技術者になっていたと聞いていたが……」と、逝去を悼んでいる。

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FIAの分断工作(?)で、F1チーム間に対立も

FIA(国際自動車連盟)が先に示したチーム予算制限案は、制限を受け入れるチームにはマシン規則で大幅に優遇する一方、これに同意しないチームにはマシン規則に厳しい制限を設けるという2段構えとも言うべきもの。
Image (C)Panasonic Toyota Racing
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これに対しフェラーリ・チームはすでに強く反対する意向を明らかにしているが、これに今度はBMWザウバーの母体であるBMWも同調する姿勢を明らかにした。
同チームのマリオ・タイセン代表は、「削減は止むを得ないとしても、これは数年掛けて徐々に進めるべきもの。いきなり3分の一に減額などというのは現実的でない」と、非難している。

一方、ウィリアムズやブラウンGPなどのプライベート・チームらは、概ねFIA案に同調するものとみられ、今後の展開次第ではFOTA内部でメーカー系とプライベート系との間で対立が深まりかねない状況だ。

FIAは、予算制限を受け入れたチームには風洞やオフ・テストが自由に行える他、マシン自体も可動式の前後ウイングの採用や無制限のエンジン回転数を許すなど、まるで異なる2つのシリーズが同居する極端な優遇策を呈示している。
こうした裏には、F1を自動車メーカー主導のものからFIA主導に取り戻したいという「策略」も見え隠れしていそうだ。

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FOTA、チーム予算制限案の見直しをFIAに申し入れ

6日(水)、FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)はロンドンのヒースロー空港で会議を開催、いま喫緊の要事となっている2010年シーズンからのチーム予算制限案について、これを見直すようFIA(国際自動車連盟)に申し入れることを決めた。
FOTA (C) Formula One Teams Association
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FOTAとしては、全体の流れとして予算削減の方向には同意するものの、その具体的な内容についてはFOTAとFIAとが共同で内容について協議すべきものとしている。

ただし、これについてはすでにFOTA内部でも考え方が分かれていて、分裂の可能性を憂慮する向きもある。

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2009/05/06

中嶋一貴、「もうトヨタの手助けない」

ホンダからのサポートが強かった父とは逆に、元々ヤング・ドライバーズ・プログラムの出身でトヨタとの関係が強いとされているウィリアムズ・チームの中嶋一貴(24歳)は、これについて米『CNN』のインタビューで次のように語っている。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「確かにウィリアムズにシートを見出すことについてはトヨタからの手助けがあったのは事実。
でも、そこからはすべて僕自身に課せられた仕事の結果だよ。
ウィリアムズでテストドライバーをしていた時、そこからレースドライバーに昇格する資格があるのを証明するにはもちろん自分でその能力を発揮しなければならなかった。
そしてこうしてレギュラードライバーになった今、当然コースの上では誰からの助けも得られないんだからね。
ただ僕自身が頑張るしかないんだよ」

しかし今シーズン、ここまで4戦して中嶋はノーポイント。
チームメイトであるニコ・ロズベルグに予選・決勝すべてで後れを取っているのは気掛かりだ。(ロズベルグは3.5ポイント)

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エクレストン氏、チームに5年の参戦保証を要求

イギリスの『ロイター』が、F1の商業権を独占するFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表がF1参戦チームに対し5年間の参戦保証を要求していることを伝えて注目されている。
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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それによればエクレストン氏は、この要求に同意しなかったチームには支払うべき賞金の額を半分に減額すると通達しているという。

しかしエクレストン氏は、これによって得られた分の賞金をサーキット側が支払う開催権料に対する減額の穴埋めに使うとしていて、こうした開催契約のやり方にチーム側が反発するのは必至の状況とみられている。

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2010年、燃料補給禁止で逆に大幅コスト増に

2010年シーズン、FIA(国際自動車連盟)は決勝レース中の燃料補給を禁止するレギュレーション変更を明らかにしているが、これが大幅なコスト負担になることが指摘されている。
Pit In Image (C)Renault F1 UK
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というのも、現行の規則に合わせたF1マシンはいずれも大きな燃料タンクを持っておらず、もし燃料補給なしでレース距離の約305キロ以上を走破するとなると、現在の倍以上の容量のタンクが必要になると推察されるためだ。

FIAは、これについて「燃費の改善に資することになる」と楽観的な見方をしているが、あるチーム関係者は「燃料タンクの大型化はマシン全体のデザインを大きく変更させることになり、これに伴う予算の増加は必至。
FIAが進めるチーム予算の制限と完全に逆行するもの」と、半ば呆れ顔。
これに伴う費用増加は最大1千万ドル(約9億8千万円)にも達するだろうと試算している。

また1台200キロ以上にも及ぶとみられる大量の燃料を搭載したマシンが万一炎上した場合、悲惨な事故になりかねないことも憂慮されている。
(現在は1台80キロ程度とみられている)

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BMWザウバー、スペインGPからKERS搭載を断念

いよいよ今週から始まるF1のヨーロッパ・ラウンドで、BMWザウバー・チームは「KERS」(運動エネルギー回収システム)を搭載しないことがわかった。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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これは英『オートスポーツ』が報じたもので、それによれば同チームは少なくとも今週のスペインGPと24日(日)決勝のモナコGPの2戦、開発中のKERSの搭載を断念、エアロダイナミックスなど他のアップグレードで優先されるというもの。

大手自動車メーカーとしての自負から、これまでF1マシンにおけるKERSの開発・搭載を率先して推進してきた立場のBMWだが、昨年の3位からさらなる飛躍を期した今シーズン、開幕から苦戦を強いられているのが実情。
止むを得ない現場の判断が優先された模様だ。

注目のスペインGPは8日(金)から開幕する。

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2009/05/05

ビルニューブ、未来のF1ドライバー育成へ

元F1チャンピオンであるジャック・ビルニューブ氏(38歳)が、地元カナダでレーシングドライバー・スクールを開設、未来のF1ドライバー育成に乗り出すことがわかった。
Jacques Villeneuve (C)Williams F1
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それによれば、ビルニューブはモントリオールにある『ICAR』と提携して『ジャック・ビルニューブ・アカデミー』を設立、同地でまずレーシングカートによるレッスンを開始し、いずれ世界的なレーシングドライバーを輩出したいと意欲をみせている。

『ICAR』はFIA/ASNによって公認された全長1キロ(カートとしてはロングコース)で、モントリオール郊外にあって交通の利便も良く、ケータリングやクラブハウスなどが充実する優れた複合施設であるということだ。

父ジル、叔父ジャック(シニア)もF1ドライバーだったビルニューブはイタリアF3でキャリアをスタート、全日本F3で活躍した後アメリカに渡りインディ500を制しただけでなくCARTで史上最年少チャンピオン、その後ウィリアムズからF1デビューを果たし、1997年にはチャンピオンに輝いた。

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ブラウンGP、スペインGPでやっと進化

今週のF1はいよいよヨーロッパ・ラウンドを迎えるが、目下チャンピオンシップをリードするブラウンGPは今シーズン開幕からここまでマシンに大きな改良点はなく、ジェンソン・バトンも不安を募らせていた。
しかし今週行われるスペインGPでは、初めて『BGP001』にアップグレードのパッケージが投入されるということだ。
Brawn GP (C)Brawn GP F1 Team
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同チームのロス・ブラウン代表によれば、「これまで現場では開幕時のスペックのままのマシンで厳しい戦いを強いられてきたが、その間われわれのファクトリーでは改良のためハードに留守番部隊が働き続けてきたんだ。
今週のバルセロナでは、やっとその成果が陽の目を見ることになるよ」と、正念場を前に意欲をみせている。

また先週ブラックリーのファクトリーを訪れたというバトンも、「チャンピオンシップはこれからがほんとうの戦い。
僕たちは小さなチームだけど、これから激しくなる他チームからのチャレンジに耐えられるよう、準備が進められていると確信しているよ」と、語っている。

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2010年の予選Q3は『ほんとうのタイム争い』に

FIA(国際自動車連盟)は先に示したF1レギュレーションの改革案で、2010年シーズンはレース中の燃料給油を禁止することを明らかにしたが、同時に公式予選中の燃料補給も禁止されることになる。
Qualifying Image (C)Williams F1
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これに伴い、現在は禁止されていた予選Q3進出車の決勝レース前の燃料補給がパルクフェルメでできることが確認された。
これは、Q3においてこれまでのようなレース戦略を踏まえた燃料搭載の必要がなくなることを意味するもので、少ない燃料搭載での予選アタックが実現することになる。

これまではこの規則のせいで最終予選Q3のポールポジションタイムのほうがQ2のものより下回るケースが常態化していたが、来シーズンはこの不自然な形がやっと修正されることになりそうだ。

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エクレストン氏、現実的な対応で結着模策

FIA(国際自動車連盟)が示した2010年シーズンからの改革案はその過激な変更内容からフェラーリなどチーム側の強い反発を招いているが、こうした状況に対しFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は次のように語っている。
B.Ecclestone & F.Briatore (C)Renault F1 UK
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「モズレーは、考え方はいいがちょっとやり方が上手でない部分があるからね。
例えばチーム年間予算の上限について、一部チームから強い反対意見が出されているが、彼らだって制限の必要性は理解しているんだ。
今のままではF1が崩壊してしまうのだから。
だから金額が多少変更することはあるにせよ、やがて収束していくだろう。
ましてやフェラーリがF1から撤退だなんて、そんなことがある筈がないさ」と、エクレストン氏。

モズレー会長は当初示していた年間3千万ポンド(約44億4千万円)としていたものを4千万ポンド(59億2千万円)まで増額したこともあり、これをさらに譲歩する姿勢は今のところみせていないが、百戦錬磨のエクレストン氏は早くもより現実的な着地点を考えているようだ。

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2009/05/04

ノルベルト・ハウグ代表(メルセデス)、給料30%カット

世界規模の経済不況はF1の世界をも例外なく襲っているが、これに伴いマクラーレン・チームらにエンジンを供給しているメルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ代表は、2009年の自身の給与を30%カットしたことを明らかにした。
Norbert Haug (C)Mercedes Motorsport
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同氏はこれがメルセデスによるF1プログラム全体の流れであることを認めた一方で、「給与は去年より30%少なくなるが、やる気のほうは倍増になっているよ」と、意欲をみせている。

F1ではすでにルノー・チームがチーム首脳の20%カット(エンジニアは15%、一般スタッフは5%カット)を発表していて、来シーズンからのチーム予算制限を待たずに緊縮予算が動き始めている。

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エクレストン氏、「ブラウンGPにホンダの権利なし」

旧ホンダ・チームのF1参戦権を継続した筈のブラウンGPだったが、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、「ブラウンGPにはホンダ・チームがもっいていた権利はない」と言明、受け取れる筈だった昨シーズンの分の分配金2千万ポンド(約29億6千万円)の支給を否定する考えを『ピットパス』で示した。
Brawn GP『BGP001』(C)Brawn GP F1 Team
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同氏によれば、すでにブラウンGPに名称変更した新チームは、ホンダ・チームを継続していないというものだが、当初示していた同氏の解釈とは明らかに異なるもの。
伝えられるところでは、今季の躍進で一部チームから反発の声が上がっていることが一因になっているとみられる。

好成績を続けているとはいえ、まだタイトル・スポンサーも決まっていないブラウンGPにとって、当てにしていた分配金が得られないとなるとダメージは大きそうだ。

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挑発受けたフェラーリ、「止めるなんて言ってない」

2010年から導入されるF1チームの予算制限案でFIA(国際自動車連盟)と対立、マックス・モズレー会長から「フェラーリがなくともF1は存続できる」とまで言われたフェラーリ・チームだが、「FIAと協力してコスト削減に当たる」との声明を発表、F1撤退の意志がないことをあらためて明言した。
Image (C)Ferrari S.p.A
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それによれば、コスト削減は既存のチームにとっても新規参戦するチームにとっても必要なことであることを認める一方、F1がモータースポーツの頂点である以上、技術面では最先端のレベルを追求すべきであると主張している。

こうした声明とは裏腹に、FIAは先に示した「年間予算の上限4千万ポンド(約58億4千万円)」や「チーム間のレギュレーション格差」等の案を撤廃する考えはないとしていて、果たして両者の考えが収れんできるのかは依然不透明のままだ。

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2009/05/03

ハミルトン、恩師ロン・デニスに『ひじ鉄砲』?

昨年までマクラーレン・チームを率いたロン・デニス氏が、その積年の功績を讃えられ先週『スポーツ産業賞』を受賞したが、ルイス・ハミルトンがこれに欠席したことで波紋を呼んでいる。
L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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授賞式には同じイギリスのジェンソン・バトンも出席していたが、その一方でデニス氏の愛弟子である筈のハミルトンの姿がないことに関係者は驚きを隠せない様子。

一部に、今回の『虚偽証言問題』で責任を問われたことに対するハミルトンの『意趣返し』ではないかとみる向きもあるようだが、これについてマクラーレン・チームの関係者は「ハミルトンの欠席は自身の判断によるもので、必ずしも当初から出席が決まっていた訳ではない」と、釈明している。

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モズレー会長、「フェラーリなしでもF1はできる」

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、自身がリードするF1コスト削減案に対しフェラーリ・グループのルカ・モンテツェモロ代表が異議を唱えていることに対し、「フェラーリがいなくともF1はできる」と強く反発する姿勢をみせた。
Max Mosley (C)RedBull Racing
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これはイギリスの『フィナンシャル・タイムズ』に語ったもので、その中でこの英国人は「跳ね馬がF1で道に迷っているのだとしたら、私はただ悲しいだけだね。
彼らがこのスポーツから去るのだとしたらそれは残念なことだ。
フェラーリはイタリアを代表するチームだからね。
しかし彼らがいなくなっても別に問題はない、F1はちゃんと続いていくよ。
私が示した予算の制限はF1の健康のために絶対に必要なものなんだ。
われわれはすでにホンダというチームを失っているが、F1はしかしまだまだ本当の危機を認識していないのだ」と、持論を展開した。

また同会長は「もし予算制限について不正が行われるとしたら、それは絶対に許されないことだ」とも付け加えた。

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フェラーリ、「FIA案、現状では受け入れられない」

F1チームの中で最も古く実績があり、影響力を持つフェラーリ・チームが、FIA(国際自動車連盟)が示したF1コスト削減案に真っ向から対立する姿勢を明らかにした。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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同チームのルカ・モンテツェモロ社長は、「F1にコスト削減は必要なことだが、FIAの案ではF1はバラバラになってしまう。
極端な予算制限は技術面での進化を失わせるものだし、こんな二つのシリーズが同居するような形では、どちらかが衰退してしまうのは必至のこと。
今後無意味な論争を引き起こさないためにも、われわれはその立場を明確にしておく必要がある」と、強調した。

しかしマックス・モズレー会長の姿勢は強硬で、こうした意見を採り入れる度量をみせるかは不明だ。

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2009/05/02

フェラーリ、改良型『F60』をテスト

今シーズン、開幕から思わぬ不振を続けるフェラーリ・チームだが、いよいよ始まるヨーロッパ・ラウンドに向け、改良型の『F60』をテストしたことがわかった。
Ferrari F60 Image (C)Ferrari S.p.A
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場所はイタリアのバイラノで、期間は1日(金)から2日(土)に掛けての2日間。
今年いわゆるシーズン中のテストは禁止されていることから直線だけのエアロダイナミックス・テストということになる。

当然課題であるディフューザー部分の改良が行われたことに加え、オリジナルの『F60』に比べてマシン重量は15キロもの軽量化が図られたと伝えられるこのマシンは、同チームのテストドライバーであるマルク・ジェネがステアリングを握ったということだ。

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ポイントリーダー・バトンは年間予算制限を支持

昨シーズンまでのホンダから一転今季はプライベート・チームに籍を置きながら、開幕から4戦中3勝と破竹の進撃を続けるジェンソン・バトン(29歳:イギリス)は、「F1のために予算制限は必要」との自身の見解を英『BBC』で語っている。
Jenson Button (C)Brawn GP F1
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「世の中がいま世界的に『エコ』で進んでいる時に、F1だけが無制限にお金をつぎ込んでレースをしているのは許されないよ。
むしろ(モータースポーツの頂点である)F1自らが主導権を持ってこれを進めるべきなんだ。
確かにFIAが言うような規模になると多くの人がF1から離れることになるかも知れないけれど、それも止むを得ないこと。
これからは、僕らブラウンGPやウィリアムズのようなやり方が主流になると思う」

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B.ハートリーに念願のスーパーライセンス発給

次戦スペインGPからレッドブル・レーシングの第3ドライバーになることが予定されているブレンドン・ハートリー(19歳: ニュージーランド)に、念願のF1スーパーライセンスが発給されたことが確認された。
Brendon Hartley (C)RedBull Racing
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これを受けハートリーは、「今年はレギュレーションでシーズン中のテストが禁止されているから、僕が実際にコックピットに座る時間はあまりないけれど、チームの一員としてレースに同行するので、そこから多くのことが学べるだろう」と、意欲をみせている。

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F1コスト削減、『Wスタンダード』で不満湧出

Image (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)がこのほど明らかにしたF1チームに対するコスト削減案は、年間予算の上限を4千万ポンド(約58億4千万円)にするとしたものの、これを守ったチームとそうでないチームとの間でレギュレーションに格差を設ける事実上の『Wスタンダード』であることが判明し、早くも各チームの間から不満の声が湧き上がっている。

FIAのリリースによれば、予算上限を守った場合には、「可動フロント&リア・ウイングの使用を許可」、「エンジン回転数が自由」、「オフテストに制限なし」、「風洞テストにおけるスケール制限等を設けない」など、幾多の特典を認めるというもの。

しかし上位チームの間からは、「年間4千万ポンドという金額はあまりに非現実的」と指摘する一方、「事実上2種類のF1マシンが混走するようなレースは認められない」と反発しきりだ。

なお、これまで上位チームはそれぞれ数百億円の予算を1年間に投じているものと推測されていて、いきなり58億円というのは確かに非現実的な数字と言えそうだ。

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2009/05/01

B.ハートリー、次戦からレッドブルの第3ドライバーに

レッドブル・レーシングは、来週行われる第5戦スペインGPから同チームの第3ドライバーとしてニュージーランドのブレンドン・ハートリー(19歳)を起用する方針を明らかにした。
Brendon Hartley (C)RedBull Racing
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元々レッドブル・ジュニア・ドライバーで昨年すでにトロ・ロッソやレッドブルのテストにも参加した経験を持つハートリーは、今シーズン当初からリザーブドライバーに名前が挙げられていたものの、スーパーライセンスの関係からかバーレーンまでの4戦は元レースドライバーであるデビッド・クルサードが務めていた。

2008年、ハートリーはカーリン・モータースポーツからイギリスF3選手権に参戦してランキング3位、またマカオGPでも総合3位表彰台に上がっている。

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FIA、来シーズンからF1マシン最低重量見直しも

FIA(国際自動車連盟)はF1マシンの最低重量について、来シーズンからこれを見直す方針を明らかにしている。

F1マシンは現在最低重量が605キロ以上(公式予選時、ドライバー&ヘルメット含む)に定められていて、実際にはこれより軽くマシンが作られていて、足りない分はバラストを積んで調整しているのが実情。
体重測定シーン (C)RedBull Racing
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しかし今シーズンは新たに「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)を搭載したことにより、例えばロバート・クビサ(BMWザウバー)のような大柄のドライバーにとっては重量面で著しい不利が生じると指摘されていたもの。

2010年、FIAはこれを15キロ増やして620キロにしようというものだ。

なお身長184cm、公称78キロあったとされるクビサは、2006年ハンガリーGPのレース後、計量で逆に2キロ足りずに失格、デビュー戦での7位入賞を逸したというエピソードを持つ。

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FOM、2010年新規参戦チームに補助金支給援助

FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は、2010年から新規参戦するチームに対し、大きな経済的援助を行うことを明らかにした。
F1 機材 (C)McLaren Group
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別掲のように2010年にはF1参戦枠を最大13チーム26台にすることが明らかにされているが、この中の新規参戦チームに対し、1千万ドル(約9億6千万円)の資金援助、さらに2台分のシャシーとこれに伴う100トンまでの機材の運搬費用をFOMが援助するというもの。

これを受けるためには、新規チームはあらかじめF1に参戦するだけの能力や設備等があることを証明しなければならないとしているものの、これまで行ってきた新規参戦チームに対するさまざまな『仕打ち』から比べれば、天と地ほどの違いがありそうだ。

2006年に新規参戦を果たした『スーパー・アグリ・F1』などは、当時の内規『12チーム以内』であったにもかかわらず、逆にFIAに対して総額4,800万ドル(当時約56億円)もの保証金の預託が要求された上に、マシンや機材を運ぶ専用機による運搬ももちろん許されなかったというイジメに遭った歴史がある。

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メルセデス、それでもF1撤退の可能性否定せず

注目されたマクラーレン・チームへの制裁が『執行猶予付きの出場停止処分』と予想されたよりも軽いものになったことにより、同チームのパートナーでありエンジンを供給するメルセデス(ダイムラー社)のこの時点でのF1撤退はなくなったが、まだ決してその状況は予断を許さないもののようだ。
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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時を同じくしてダイムラー社は2009年1月~3月期の決算で13億ユーロ(約1700億円)以上もの損失を計上、「この困難な状況においてはあらゆる分野にメスが入る可能性があり、メルセデスによるF1活動ももちろん聖域などではあり得ない」との財務担当役員の言葉が紹介されている。

現在メルセデスはマクラーレン・チームだけでなく好調ブラウンGPやフォース・インディアにもエンジンを供給、さらに現在ルノー・エンジンを搭載するレッドブル・レーシングもメルセデスへのスイッチを考慮中とも伝えられていて、もしもF1から撤退となるとその影響は計り知れないものになりそうだ。

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FIA、2010年のF1参戦枠は最大13チーム26台までに

Image (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)は29日(水)行われた世界モータースポーツ評議会で、2010年のF1参戦枠を13チーム26台までとし、希望するチームは5月22日(金)から29日(金)までに申請しなければならないと決めたことを発表した。

FIAはこれらの申請を直ちに検討してチーム側に結果を通知、受理されたチーム名・ドライバー名は6月12日(金)に公表するとした。

また2010年のF1コストを予定通り年間最大4千万ポンド(約58億4千万円)とするが、これにはドライバー契約金、エンジン・コスト(2010年のみ)、またホスピタリティや罰金などの費用は含まれないことを確認。
実際に各チームのコスト削減を監視するため、金融の専門家等からなる監視委員会を設けることも明らかにされている。

また来シーズンからいよいよレース中の燃料給油を禁止、さらに走行前にタイヤを暖めるブランケットの使用も禁止されることも確認された。

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