ブリヂストン スペインGP決勝レースの模様
Jenson Button (C)Brawn GP F1
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2009 FIA Formula One World Championship 第5戦 スペインGP
開催場所: バルセロナ 開催日: 5月8日 ~ 5月10日
2009年F1世界選手権 スペインGP 決勝
快晴の暑いコンディションの中で開催されたスペインGPは、戦略性の高いレースが展開され、ブラウンGPのジェンソン・バトンがソフト・ソフト・ハードの2ストップ戦略で優勝した。
バトンに13秒遅れでフィニッシュしたのは、ソフト・ソフト・ソフト・ハードの3ストップ戦略で戦ったチームメイトのルーベンス・バリチェロ。
3位表彰台はバトンと同じ戦略を使ったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーの手に渡った。
今回はブリヂストンのソフト・タイヤがハードよりも安定したパフォーマンスで速いラップタイムを記録し、レース用タイヤとしての高い性能を発揮した。
安川ひろし (株)ブリヂストン モータースポーツ推進室長
「3回目の優勝を果たしたジェンソン・バトンと1-2フィニッシュを果たしたブラウンGPにお祝いを申し上げます。
ブラウンGPのようなインディペンド・チームがこのような素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことに満足しています。
また、ジェンソンがトップで才能を発揮する様子が見ることができて良かったです。
スペインはブリヂストンにとって非常に重要な市場ですので、ヨーロッパ・ラウンドの初戦をこのような力強いレースでスタートすることができたのは、われわれにとっても大変うれしいことです。
ラップタイムも接近した見ごたえのある、良いレースでした」
浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「今日はタイヤ戦略という意味でも非常にエキサイティングなレースでした。
今週末はソフト・タイヤの方がハードよりもレースに適していることが分かっていましたので、ソフトの装着機会を如何に増やすかの戦略が不可欠でした。
バラエティーに富んだ2ストップと3ストップが行われていましたので、誰が優勝するのかを注意深く見守りました。
大成功の2ストップ戦略で優勝を果たしたジェンソン、おめでとうございます。
充実したレースで2位入賞を果たしたルーベンスにもお祝いを申し上げます。
マーク・ウェバーも非常に良いドライビングを見せました。
大半のドライバーがソフト・タイヤの高い耐久性と速さを見せてくれました。
リヤ・タイヤの性能のタレを経験したドライバーもいましたが、現在のクルマでは想定の範囲内です。
しかし、全体的には特に問題も発生せず、タイヤは力強いパフォーマンスを発揮しました」
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